この赤い翼のエンジェルは血まみれの包帯で目隠しをされ包まれている。彼女の肌が示しているものは、天上のルーンを伴う傷だ。
ヴィルデイス 脅威度28 Vildeis
防御
AC 44、接触19、立ちすくみ34(+9【敏】、+1回避、+25外皮、-1サイズ;悪に対して+4反発)
hp 610(33d10+429);
再生10(悪のアーティファクト、効果、および呪文)
頑健 +31、
反応 +20、
意志 +26;毒に対して+4、悪に対して+4抵抗
DR 15/エピックおよび悪;
完全耐性 [酸]、[冷気]、(強制)効果、出血攻撃、生命力吸収、石化、[即死]効果、能力値吸収、能力値ダメージ、(魅惑)効果;
抵抗 [電気]30、[火]30
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行60フィート(標準)
近接 キカトリックス=+50/+45/+40/+35(1d6+17/17~20、加えて1“
出血”および2d6
ヴィシャス)
遠隔 キカトリックス =+47(1d6+17/17~20、加えて1“
出血”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 悪を討つ一撃 7回/日(+5攻撃およびAC、+20ダメージ、
ディスインテグレイト、悪の来訪者)
擬似呪文能力 (術者レベル20;精神集中+25)
* ヴィルデイスは自身の領域にいるときこの能力を神話級で使用できる。
準備済みのパラディン呪文 (術者レベル20;精神集中+25)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/(天上界ヘヴン)
編成 固有の存在
宝物 標準(キカトリックス、その他の宝物)
特殊能力
原初のオーラ(超常)/Primal Aura ヴィルデイスが
出血の効果を受けるときは、30フィート以内の全ての敵は彼らがその効果の本来の目標であるかのように代わりに
出血状態を得る(セーヴィング・スロー不可、
出血に対して
完全耐性を持つクリーチャーはこの効果へ
完全耐性を持つ)。この出血を止めるための
〈治療〉のDCは25である。
悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil ヴィルデイスは20レベル・パラディンとして
悪を討つ一撃を使用できる。悪を討つ一撃を使用し、悪の来訪者への攻撃が成功したときは、来訪者は同時に
ディスインテグレイトの対象となり、術者レベルとしてヴィルデイスのパラディン・レベルを使用する。
ディスインテグレイトの効果と攻撃からのダメージが解決された後、
悪を討つ一撃の効果は直ちに終了する。
呪文 ヴィルデイスは20レベル・パラディンとして呪文を発動する。
熱烈視(超常)/Zealous Vision ヴィルデイスは彼女から1,000フィートの範囲内の悪のクリーチャーの位置を自動的に特定できる。
枢機殉教者としても知られるヴィルデイスは多元宇宙の罪の懺悔に自身を永遠に捧げており、毎回の悪との戦いは彼女の体に、存在するだけで血の涙を流させるかもしれない更なる傷を与える。ヴィルデイスがヘヴンから現れたとき、彼女は崇高な美しさを持っていたが、悪を見るあるいは考えることすら出来ないほど繊細な荘厳さを備えていた。彼女が生誕してから1時間以内に、彼女は視力を失い、罪に汚染された現実を見ることを拒否した。最初の自傷が完全な体を傷つけたので、彼女はその形状で悪と戦った。ヴィルデイスは帰還や休息を断り、多元宇宙の最も未開の広野を開拓し、汚れた領地の拡大を撃退し、邪悪な行為をするものを殺害する。
ヴィルデイスは諸次元界の中に家を持たず、快適にするもの――避難所や仲間のような基本的なものさえも――を控える、多元宇宙で悪が進行している限りは。そうした信念によって彼女は最もよそよそしい至高天の王の一柱となっているが、最も語られる者の一柱にもなっている。諸次元界中に広まる複数の伝説で、彼女が飛び込んだ戦い、無謀な最後の抵抗、そして虐殺に近かったものから血塗れの翼を持つ復讐のヴィルデイスの突然の登場による無辜の者の挽回が語られる。このような奇跡的な救出劇は全知よりも偶然の行為と結び付いているが、にも拘らずそうした救出は無限の世界にまたがる正義の情熱を呼び起こす。献身、犠牲、傷跡の至高天の王と遭遇しようとする者は、彼女の過去の噂、通常は畏敬の念を抱く人々や物質界の最も暗い辺境の隅にいる不具のフィーンドによって語られるものを追わなくてはならない。
ヴィルデイスは献身、犠牲、傷の後援者である。最も熱心な十字軍、最も揺るがない司祭、最も腐敗しない裁判官の中に彼女の支援者はいる。彼らは自分たちの女神を、自分たちではこの道において決して敵わない自己犠牲の規範であり指導者であると見做している。ヴィルデイスは、彼女の崇拝者にも言える事だが、 大半を悪との戦闘に捧げる禁欲的で原理主義的な人生を生きるという教条への際、極めて厳格になる。
ヴィルデイスの教えの分派は彼女の騎士団から追放されるが、より優しい師匠の庇護のもとで世界で善を為すよう推奨される。ヴィルデイスは彼女の全ての信者が彼女と同じ苦行を遂行することを期待はしていないが、タトゥー、瘢痕文身、鞭打ちなどは彼女の使い、特に彼女の最も忠実な司祭の間では一般的である。儀式の献血に従事していない人たちでさえ、一般的には至高天の王の永遠の傷を象徴する長い赤いリボンを身に着ける。
ヴィルデイスの聖印は傷跡のある黄金のブレストプレートである。彼女の好む武器はダガーである。彼女のクレリックは、破壊、善、治癒、秩序の領域と、激怒、復活の副領域への使用権を持つ。
キカトリックス・アーティファクト Cicatrix Artifact
装備部位 なし;
術者レベル 30;
重量 2ポンド;
オーラ 圧倒的・死霊術
ヴィルデイスがもはや多元宇宙の悪を目撃する必要がなくなるように永久に視力を亡くすための道具に彼女が手を伸ばしたとき、彼女の手は
キカトリックスに落ちた。彼女さえ誰が、あるいは何が、彼女の手にこの黒い刃を握らせたかわからないが、それが女君主の目を刳り出して以降の時代、刃がヴィルデイスの手から離れることは滅多にない。
キカトリックスは冷たい鉄かつ銀の
+5ホーリィ・リターニング・ヴィシャス・ダガーである。
キカトリックスがダメージを与えるとき、攻撃されたクリーチャーはDC25の意志セーヴを試みなければならない。失敗すると、武器を振るった者はクリーチャーの属性を知り、
ディテクト・ソウツとして表面的の思考を読むことができる。用いる者の選択で、彼女はDC25の意志セーヴを試みることをクリーチャーに強制させることができる;クリーチャーがそのセーヴィング・スローに失敗すると、用いる者は、(
ブラインドネス/デフネスとして)目標を盲目にするか、殉教者の印を刻む。殉教者の印を刻むことは、武器を用いる者が目標の代わりにダメージを受けることを意味する;殉教者の印は
マーク・オヴ・ジャスティスのように起動するが、
ビストウ・カースの代わりに、用いる者が選択した
ギアス/クエストを起動する。
マーク・オヴ・ジャスティスであるかのように、殉教者の印は取り除くことができる。
破壊方法
キカトリックスはCR20以上の悪の来訪者が、善の来訪者の命を救うために自身が犠牲になるようにこの刃を使うならば破壊される。
最終更新:2018年04月15日 19:04