この奇妙なクリーチャーは太い触手が頭皮から生えている、石を刻んで作られた巨大な人間の頭のように見える。
ローレライ 脅威度12 Lorelei
防御
AC 27、接触10、立ちすくみ26(+17外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 162(12d8+108)
頑健 +13、
反応 +5、
意志 +13
完全耐性 [音波];
抵抗 [冷気]10
攻撃
移動速度 20フィート、登攀20フィート、水泳20フィート
近接 触手(×4)=+18(1d8+9、加えて“毒”)
接敵面 10フィート; 間合い 15フィート
特殊攻撃 渦潮変化、ささやき、毒
擬似呪文能力 (術者レベル12;精神集中+17)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/湾岸
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
ささやき(超常)/Murmur ローレライのささやきには聞く人々の心に影響を与える力がある。この効果は[精神作用]効果に完全耐性を通常持つにも関わらず、
アンデッド・クリーチャーにも影響を与える。ローレライがささやくとき、300フィート拡散の範囲内のローレライを除く全てのクリーチャーはDC20の意志セーヴィング・スローに成功しない限り心を奪われてしまう。セーヴに成功したクリーチャーは24時間同じローレライのささやきを受けない。ささやきの影響下にある犠牲者は取りうる最短の経路を通ってローレライに歩み寄る。途中に危険な場所(炎の中や崖)がある場合、クリーチャーは危険な場所に踏み込む前にささやきの効果を終わらせるためのセーヴィング・スローを再度行える。心を奪われたクリーチャーは自分の身を守る以外の行動を取ることができなくなる。ローレライの5フィート以内に来た犠牲者はそこを動くことができず、なすすべなくローレライの攻撃を受けるしかない。この効果はローレライのささやきの間、その後の1ラウンドの間継続する。これは、音による[精神作用]の(魅惑)効果である。セーヴのDCは【魅力】に基づいている。
毒(変則)/Poison 触手・致傷型;
セーヴ 頑健・DC25;
頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間);
効果 1d4【筋】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
渦潮変化(超常)/Vortex 回数無制限で、ローレライは標準アクションとして、渦を作り出すことができる。この能力は、
竜巻変化の特殊攻撃と同様に機能するが、水中でのみ行うことができ、水辺から離れることができない。クリーチャーはDC25の反応セーヴに成功するか、撹拌する水に捕われなければならない。渦は直径20フィート、深さ80フィートで、2d8+9ポイントのダメージを与える。セーヴのDCは【耐久力】に基づいている。
ローレライは人間のような顔でその体の多くが覆われている、巨大な石状のイソギンチャクのようである。水夫を魅了する魔法的な囁きが有名なこのクリーチャーは、砕ける波や急流の川によってかろうじて隠れる岩州付近に住み、人型生物を死へ誘いたがっている。
その岩のような自然の擬態のために「囁く岩」としても知られているローレライは、他のクリーチャーと平和的な接触を避ける孤独な生き物である。海辺の崖や海洋の影で巣を作り、生き物を苦しめる為だけに表へ出てくる。複雑な計画を進めないとき、岩の上で船を難破させ、溺れさせるために水面下から水夫を誘うことをローレライは好む。
これらのクリーチャーは憎むべき軍勢から呪いを受けたかつての美しいフェイの種であったと一部の学者は主張している。彼らが
ネレイド、
ニクシー、
セイレーンのようにふるまう事実によって、この主張は支持されている。ローレライは体にある触手の絡まりを数えずに身長9フィートで、体重約2,000ポンドである。
最終更新:2016年12月20日 23:15