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ビヘッディド Beheaded

腐敗する人型生物の頭部が音もなく不気味に浮遊し、不気味に灰色の歯をカチカチと鳴らしている。

ビヘッディド 脅威度1/3 Beheaded

経験点135
NE/超小型サイズのアンデッド
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+0
防御
AC 14、接触14、立ちすくみ12(+2サイズ、+2【敏】)
hp 4(1d8)
頑健 +0、反応 +2、意志 +2
完全耐性 アンデッドの種別特性
攻撃
移動速度 飛行40フィート(完璧)
近接 叩きつけ=+2(1d2)
接敵面 2・1/2フィート; 間合い 0フィート
一般データ
【筋】11、【敏】15、【耐】―、【知】―、【判】11、【魅】10
基本攻撃 +0; CMB +0; CMD 10(足払いされない)
技能 〈飛行〉+14
生態
出現環境 気候問わず
編成 単体、2体、または巡視体(3~6)
宝物 なし

 ビヘッディドは獲物を待つよう配置されるか見つけた者を恐怖させようと生者の土地へと送り出される、視線の高さで音もなく浮遊する精神のないアンデッドの尖兵である、生首あるいは頭蓋骨だ。人里に近い場所をうろつくビヘッディドは閉じられた扉や窓を不気味に叩いて回り、誰かがひっきりなしの叩打に反応するまで待ち続ける。それからその犠牲者を猛攻する。
 ビヘッディドは陰鬱な墓所、屠殺場、そして過去の罪を強烈に記憶し続けているような殺人者の隠れ家を警護しもする。ビヘッディドは多種多様であり、それは通常どのクリーチャーの頭部かに基づいている。ビヘッディドは犠牲者の顔、首、そして肩を楽に攻撃できるよう、顔の高さを浮遊するのを好む。
 中立にして悪の術者は《上級使い魔》の特技を取得することでビヘッディドを3レベルで使い魔として得ることができる。ビヘッディドの使い魔は精神を持たないの特性を失い、主人のレベルに適した【知力】能力値を持つ。

ビヘッディドの作成 Creating Beheaded

 術者はアニメイト・デッドでビヘッディドを作成できる。作成されるビヘッディドそれぞれは100gpの価値のある縞瑪瑙2つとエア・ウォークあるいはフライ呪文1つの発動を要求する。ビヘッディドは以下の表から追加の能力を持たせて作成できる。変更版ビヘッディドの作成では、術者の制御しているアンデッドの最大ヒット・ダイスに関して1追加ヒット・ダイスを持つものとして数える。能力2つを加えるごとに、ビヘッディドのCRは1上昇する。
 ゲップ(超常)/Belching:ビヘッディドは最大距離30フィートで1d6ポイントのエネルギー・ダメージ([酸]、[冷気]、[電気]、あるいは[火]、作成時に選択)を与える遠隔接触攻撃を行える。
 炎(超常)/Flaming:ビヘッディドは[火]に対する完全耐性と【魅力】に+2のボーナスを得る。その叩きつけ攻撃は1d6ポイントの[火]ダメージも与え、目標に着火できる。
 つかみ(変則)/Grabbing:このビヘッディドの種類はもじゃもじゃ頭か他のでできた長い巻きひげか他の四肢に似たもの(メドゥサの蛇の髪など)を伸ばしている。そのビヘッディドの叩きつけ攻撃はつかみ(中型)の特殊能力を得る。
 絶叫(超常)/Screaming:この種別のビヘッディドは1d4ラウンドに1回絶叫できる。30フィート以内のクリーチャーそれぞれは意志セーヴに成功しない限り1d4ラウンドの間怯え状態になる。セーヴDCは10+スクリーミング・スカルの種族ヒット・ダイスの1/2+スクリーミング・スカルの【魅力】修正値に等しい。これは[音波、精神作用、恐怖]効果である。セーヴの成否に関わらず、範囲内のクリーチャーは24時間の間そのビヘッディドの絶叫に影響されない。
 群がり(変則)/Swarming:ビヘッディドは追加の1ヒット・ダイス、(スウォーム)の副種別、(スウォーム)の完全耐性、そしてわずらわすの特殊能力を得る。叩きつけ攻撃は失うが、1d6ポイントのダメージを与える群がり攻撃を得る。これはビヘッディドのCRを決定するに際し2つの能力として数える
最終更新:2016年12月06日 21:51