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デーモン・ロード:コシチェイ Demon Lord, Kostchtchie

この捻れた両足を持つ聳え立つ巨人は髭に人間の髑髏を編み、また巨大なウォーハンマーを握っている。

コシチェイ 脅威度26 Kostchtchie

経験点2,457,600
CE/超大型サイズの来訪者混沌他次元界デーモン冷気
イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、ディテクト・グッドディテクト・ロートゥルー・シーイング〈知覚〉+52
オーラ アンホーリィ・オーラ(DC26)、畏怖すべき存在(120フィート、DC33)
防御
AC 44、接触30、立ちすくみ38(+14外皮、-2サイズ、+4反発、+6【敏】、+12不浄)
hp 604(31d10+434);再生30(神性あるいは神話)
頑健 +35、反応 +20、意志 +31
防御能力 岩つかみ、奈落の蘇生、フリーダム・オヴ・ムーヴメントDR 20/冷たい鉄、エピック、および善; 完全耐性 [電気]、[冷気]、(強制) 効果、生命力吸収、石化、[即死]効果、毒、能力値吸収、能力値ダメージ、および(魅惑)効果; 抵抗 [酸]30、[火]30; SR 37
弱点 [火]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 60フィート、登攀60フィート
近接 +5アダマンティン製アイシー・バースト・ウォーハンマー=+53/+48/+43/+38(3d6+24/19~20/×3、加えて1d6[冷気])、叩きつけ=+48(1d8+19、加えて“つかみ”)
遠隔 岩=+37/+32/+27/+22(2d6+19)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート
特殊攻撃 岩投げ(600フィート)、強力叩きつけ、強烈な一振り、敵握り、得意な敵(巨人+4、人間+4、下記参照)、報復の一撃
擬似呪文能力 (術者レベル26;精神集中+34)
一般データ
【筋】48、【敏】23、【耐】38、【知】25、【判】30、【魅】27
基本攻撃 +31; CMB +52(+54突き飛ばし、+56組みつき、+56武器破壊); CMD 86(対突き飛ばし88、対武器破壊88)
特技 《強打》《クリティカル強化:ウォーハンマー》《クリティカル熟練》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《上級渾身の一打》《上級武器破壊》《人造クリーチャー作成》《その他の魔法のアイテム作成》《代用武器の巧み》《突き飛ばし強化》《早抜き》《武器破壊強化》《ふっとばし攻撃》《魔法の武器防具作成》《よろめき化クリティカル》
技能 〈威圧〉+42、〈隠密〉+32、〈呪文学〉+41、〈真意看破〉+44、〈知覚〉+52、〈知識:工学〉+38、〈知識:次元界〉+41、〈知識:宗教〉+38、〈知識:神秘学〉+41、〈知識:地域〉+41、〈登攀〉+58、〈はったり〉+42、〈魔法装置使用〉+39; 種族修正 +8〈知覚〉
言語 共通語、巨人語、天上語、奈落語、竜語;テレパシー300フィート
その他の特殊能力 デーモン・ロードの特性
生態
出現環境 寒冷/地形問わず(奈落界アビス)
編成 単体(固有の存在)
宝物 ×3(+5アダマンティン製アイシー・バースト・ウォーハンマー、その他の宝物)
特殊能力
 敵握り(変則)/Clutch Foe 叩きつけに成功して中型かそれより小さい相手をつかむ場合、コシチェイは片手を使って組みつき判定を行う事を選べ、そうするなら組みつき判定に-20のペナルティを受ける。以降のラウンド、彼は即行アクションでクリーチャー1体に組みつきを維持する試みができる。成功した場合、彼はそのクリーチャーを締めつけて1d8+28ポイントのダメージを与えるか、そのクリーチャーを投げるか(突き飛ばしとして扱う)、そのクリーチャーを代用武器として扱える。武器として使われる相手は命中したクリーチャーに与えるダメージの半分のダメージを受ける。
 強烈な一振り(超常)/Crushing Blow 1ラウンドに1回、コシチェイは自身のウォーハンマーでの攻撃1回を強烈な一振りに指定できる。彼は攻撃ロールの前にこの攻撃を指定しなければならない。命中した場合、この一振りは目標の硬度とダメージ減少を無視し、フリーでその目標に対し足払いを試みれる。この足払いの試みは機会攻撃を誘発せず、どのサイズの敵も目標にでき、失敗した場合でもコシチェイが転ばされる可能性はない。強烈な一振りの一撃を受けたクリーチャーはDC44の頑健セーヴを試みねばならない;成功すればそのクリーチャーは1ラウンドよろめき状態になり、失敗すれば1ラウンド朦朧状態になり以降の1d6ラウンドよろめき状態になる。このセーヴDCは【筋力】に基づく。
 得意な敵(超常)/Favored Enemy 女性の(巨人)あるいは女性の(人間)に対し、コシチェイの得意な敵のボーナスは上昇し+8になる。1日に1回、彼はクリーチャー1体を得得意な敵と宣言できるが、そのクリーチャーが24時間以内のいつかの時点で自身にダメージを与える、自尊心に傷をつける、あるいは他の不快なことをした場合のみである。そのクリーチャーに対する得意な敵ボーナスは24時間持続する。
 強力叩きつけ(変則)/Powerful Slam コシチェイの叩きつけ攻撃は別の手で武器を使っている時でさえ主要攻撃と見做され、叩きつけ攻撃で与えるダメージには常に完全な【筋力】ボーナスを加える。
 報復の一撃(超常)/Vengeful Strike 1ラウンドに1回、コシチェイは近接戦闘で自身に一撃を加えたクリーチャーに対し機会攻撃を行える。この機会攻撃のクリティカル可能範囲は18~20だ。女性の目標に対し、応報の一撃は強烈な一振りでもある。

 コシチェイ(kosh-TIK-ti-kaiと発音する)は捻れた脚と、小さな白眼と、そして数ダースの髑髏――彼が殺した、敵対する信仰の諸王と僧侶たちという戦勝品――を結わえた張り付いた濃い髭を持つ巨漢の醜悪なフロスト・ジャイアントだ。伝説によると髑髏それぞれには以前の所有者の幽霊が取り憑いていて、コシチェイはそうした精と意思疎通することで彼らの智慧を求めるという――しかしこの伝説が真実なら、そうした喪われた魂への嘲りや拷問以外にコシチェイが興味を持つことはありそうにないが。
 コシチェイが、最強のフロスト・ジャイアントさえ正しく持つのに苦労するだろう驚異的な大きさのアダマンティン製モールである巨大なウォーハンマーを持っていないところを見られることはない。不死の霜としても知られるコシチェイは、群峰居並ぶ山々と種々様々な凍れる怪物の蔓延る壮観な氷河にある高峰の中心部を掘削した、巨大な奈落の要塞の中で暮らしている。コシチェイは直立して30フィート。
 コシチェイは両親共に人間であり、母と姉妹を殺すよう父が自身に強要した時、殺人者となった。コシチェイは父の一枚上手を行って、父さえ殺した。巨人の酋長を数ダース殺したことで名を馳せる将軍となった後、彼は魔女王バーバ・ヤーガと対決し、自身に不死性を与えるよう強制しようとした――彼女は同意したが彼の姿を捻じ曲げて悍しい巨人へと変え、彼の定命の魂の最後の一片を魔法の頸環1つに隠した。コシチェイはアビスへと逃げて羞恥を隠しながら憎悪を育て、同族を憎んでいるにも関わらず最終的にフロスト・ジャイアントの守護神という目的を見つけた。コシチェイは自らの魂の欠片が入っている頸輪の回収を切望し、入手できれば不死性を除去することなく自らの醜悪さを反転できるだろうと希望を持っている。
 戦闘では、コシチェイはほぼ常に《強打》を使い、全ての攻撃ロールに-8のペナルティを受けるがダメージ・ロールに+16のボーナスを得る。不死の霜は時に数人のフロスト・ジャイアントたちを引き連れていることがあり、そのうち最低でも2人はクレリックだ。そうしたクレリックは必要になる度に手当し、戦闘中に最善を尽くして彼を治癒し、そうしなければ代償として命を奪われる――あるいは不死の霜の無慈悲な両手によってそれより酷い命運を辿る。

コシチェイの教団 Kostchtchie's Cult

 コシチェイは巨人たちに崇拝されている――主にフロスト・ジャイアントだが、エティンヒル・ジャイアント、そしてオーガの多くも彼を崇めている。ホワイト・ドラゴンの一部もこの不死の霜を拝んでおり、世界の果ての極寒で暮らす特定のバーバリアン人間の部族さえ彼を敬慕していることが知られている。彼は自分の教団にいる女性に我慢がならず、女性クレリックに呪文を与えることはない。彼にはハーフフィーンド・イエティ、アイス・リノームルモアハズ、そして他の寒冷地に住まう大型サイズのモンスターが仕えている。
 コシチェイの邪印は厚い氷の張った、ルーンが刻まれているウォーハンマーであり、ウォーハンマーが彼の好む武器である。彼は混沌、悪、力、そして戦争の領域への干渉権と、デーモン、凶暴、氷、そして戦術の副領域への干渉権を与える(氷の副領域は通常は水の領域がないと利用不可能だが、このデーモン・ロードは冷気と密接な関連があるためこの場合は例外となる)。