この巨大なドラゴンは広げた翼の下にある長い蛇行する体を蜷局巻き、目が磨かれた金のように煌めく。
ガーディアン・ドラゴン CR24/MR10 Guardian Dragon
防御
AC 44、接触7、立ちすくみ43(+31外皮、-4サイズ、+1【敏】、+6鎧)
HP 529(26d12+360)
頑健 +25、
反応 +16、
意志 +24
防御能力 急所防御(50%)、
不沈、
有毒な血(竜の胆汁);
ダメージ減少 15/エピックおよび魔法;
完全耐性 睡眠、[即死]効果、毒、能力値吸収、能力値ダメージ、呪い、麻痺、竜の種別特性;
抵抗 [音波]30、[強酸]30、[雷撃]30、[火炎]30、[氷雪]30;
呪文抵抗 35
攻撃
移動速度 50フィート、登攀30フィート、
飛行200フィート(標準)、水泳30フィート
近接 爪(×2)=+36(2d8+14)、噛みつき=+36(4d6+21、加えて“
つかみ”および“
毒”)、翼(×2)=+34(2d6+7)、尾の打撃=+34(2d8+21、加えて“
つかみ”)
接敵面 20フィート;
間合い 15フィート(噛みつきは20フィート)
特殊攻撃 苦悩毒、
高速飲み込み、持続する有毒雲、
締めつけ(2d8+21)、
神話パワー(10回/日、
活性+1d12)、
毒、
飲み込み(6d6殴打ダメージ加えて“
毒”、AC25、52HP)、ブレス攻撃(60フィート・円錐形、2d4【耐】ダメージ(毒による)、頑健・DC33・半減、1d4ラウンドごとに使用可能)
擬似呪文能力 (術者レベル26;精神集中+33)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず
編成 単体
宝物 ×3、加えて一つのアーティファクトもしくは上級のアイテム
特殊能力
苦悩毒(変則)/Agonizing Venom ドラゴンのブレス攻撃、毒、
有毒な血に対してセーヴィング・スローに失敗したクリーチャーは、1分間苦痛を伴う
不調状態となる。2回目、3回目、4回目のセーヴィング・スローに失敗することは、それぞれそのクリーチャーが1分間
よろめき状態、1分間
吐き気がする状態、1分間
無防備状態となる事を意味する。これは[苦痛]効果である。クリーチャーに毒を与えたときドラゴンが
神話パワーを1回分消費することで、ドラゴンのブレス攻撃と毒は目標が持つ毒に対する完全耐性を克服する。
保全のオーラ(超常)/Aura of Security 超小型かそれより大きいクリーチャーがオーラに入った時、ガーディアン・ドラゴンは警戒態勢をとる(精神的な
アラームの呪文として)。
ディメンジョナル・ロックの擬似呪文能力が解呪されるか破壊されたとき、
神話パワーを2回分消費することで再び発動できる。ドラゴンはオーラの範囲内でのみ
フォールス・ヴィジョンの擬似呪文能力を発動でき、オーラの範囲が影響を受けている範囲を含まなくなったらその持続時間は終了する。
英雄的挑戦(超常)/Heroic Challenge 1日1回、ガーディアン・ドラゴンは非神話クリーチャーに
アジール、
アーケイン、
ディヴァイン、
インヴィンシブル、
サヴィッジの
神話級テンプレートを与えることができる(
Pathfinder RPG Mythic Adventures 224)。ドラゴンは目標のCRが増加した量に等しい
神話パワーを消費しなければならない。クリーチャーはドラゴンの制御下ではないが、魔法的にそうするように強制されない限り、ドラゴンを自発的には攻撃しない。代わりにドラゴンは100フィートの噴射で移動困難な地形を作るために
神話パワーを1回分消費することができる;移動困難な地形の種別は場所に適切なものである(平地に泥、山地に瓦礫など)。この能力の効果は、ドラゴンが、影響を受けたクリーチャーか範囲から10マイル以内に留まり続ける限り持続する。
持続する有毒雲(超常)/Lingering Poisonous Cloud ガーディアン・ドラゴンがブレス攻撃を使用するとき、
神話パワーを1回分消費することで、10ラウンド雲が残り、
クラウドキルとして機能する。ドラゴンがさらに追加の
神話パワーを1回分消費することで、
神話級クラウドキルとして機能する。
毒(変則)/Poison 噛みつきまたは飲み込み―致傷型;
セーヴ 頑健・DC33;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d4【筋】および1d4【耐】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
秘密基地(超常)/Secret Lair ガーディアン・ドラゴンは1時間を精神集中に費やして自身と守る物のために迷宮のような他次元界の隠れ家を作れる。これは
グレーター・クリエイト・デミプレイン(
Pathfinder RPG Ultimate Magic 213) として機能し、変動性、ポータル、形状、構造物を持つ擬似次元界を作成する。擬似次元界はおよそ直径500フィートの球体で、ドラゴンは通常通路の迷宮で内部を満たし(巨大サイズのドラゴンが動くのに十分な大きさの通路で)、宝物を盗むことに熱心な侵入者を混乱させる。擬似次元界の入り口はドラゴンの隠れ家につながっており、擬似次元界の防衛力を増すために、ドラゴンは物質界から守り手のクリーチャーを運び込む。ドラゴンは一度に1つだけの擬似次元界を持つことができ、擬似次元界はドラゴンが去ってから10d10分後になくなるので、ドラゴンが離れるのは1回につき数分間だけか、宝物が盗まれた場合のみである。
報復の探求者(変則)/Vengeful Seeker ガーディアン・ドラゴンは自身にクリティカル・ヒットを確定したか、自身の呪文抵抗を破ったか、自身の宝物を取るかしたクリーチャーを追跡するか狩るとき、
迅速なる追跡と
獲物のレンジャーの能力を得る。ガーディアン・ドラゴンがそのようなクリーチャーもしくは宝物を見つけるために使用する占術の擬似呪文能力は、適切であるならばその呪文の神話版として扱う。
ガーディアン・ドラゴンは素晴らしい伝説的な宝を隠し、守るために神格によって作られた巨大な蛇のようなドラゴンである。この地上の最果てよりも彼方へと自身の財産を持ち出しているこのドラゴンは、庭、迷宮、宮殿、あるいは場所その物といった構築物や神格によって専用に建築された建物など何か狡猾なものによって囲まれて永遠の見張りを維持する。
時間とともに、ガーディアン・ドラゴンは隠れ家の周りの防衛力を強化する。大部分のガーディアン・ドラゴンは数十年または数百年もの間同じアイテムを護り、典型的なガーディアン・ドラゴンの隠れ家は自然的な障害でいっぱいであり、隠れ家の防衛力を増すために様々な神話ランクの低いもしくは非神話の敵が配置されている。
定命の英雄はドラゴンの戦利品を求めて、こうした棲み家の危険に立ち向かうかもしれないが、自身の財産を回収する時のこの守護者の報復への飢餓感には終わりというものがない。ドラゴンはどのような財産の窃盗でも名誉への侮辱と考え、腹を立てる。どのような距離にいるどのようなクリーチャーでも発見することができる魔法を使って、このドラゴンは飽くることなく失ってしまったアイテムの追求をする。宝を持って逃げ出した多くの進取的な泥棒は、数日、数週間後に特定され、殺され、盗まれたアイテムとともにドラゴンの隠れ家に引きずり戻される。
泥棒と竜殺しに対する多くの勝利のため、ガーディアン・ドラゴンは通常魔法のアイテムを多く所有しており、指輪、巻物、ワンド、その他のアイテムを使用して身を守り、隠れ家の守備を固めることに――もしくはレッサー・ガーディアンにこれらのアイテムを使用する方法を教授することに――躊躇しない。他のパーティが許可なしで何かを取ろうとしない限り(特にチャージ数だが、竜はあらゆる窃盗を非難すべきと考える)、ガーディアン・ドラゴンはより適当な何かのために自分では使うことができないアイテムを交換するのに乗り気かもしれない。
ガーディアン・ドラゴンは蜷局を完全に伸ばしたとき体長50フィートで、体重7米トンである。
最終更新:2021年11月05日 01:10