カリブーの頭蓋骨を頭に据えたこの人型の存在には危険な爪があり、骨細工を懲らした護符で飾られたぼろぼろの毛皮を身につけている。
イジラク CR9 Ijiraq
防御
AC 25、接触13、立ちすくみ22(+1回避、+12外皮、+2【敏】)
HP 105(14d6+56)
頑健 +8、反応 +13、意志 +13
攻撃
移動速度 30フィート
近接 爪(×2)=+10(2d4+3)、
噛みつき=+10(2d6+3)、
突き刺し=+10(2d6+3)
遠隔 ジャヴェリン=+9(1d6+3)
特殊攻撃 道違えの凝視
擬似呪文能力 (術者レベル14;精神集中+20)
一般データ
生態
出現環境 寒冷/森林または平地
編成 単体
宝物 標準(主に高価な骨細工)
特殊能力
道違えの凝視(超常)/Disorienting Gaze イジラクは30フィート以内にいるクリーチャー1体に凍える視線を向けることができる。そのクリーチャーは以降24時間の間、
〈生存〉判定と
〈知覚〉判定に-20のペナルティを受ける(頑健・DC23・無効)。セーヴDCは【魅力】に基づいている。イジラクはこの能力を
エルク形態でも使用することができる。
影隠れ(超常)/Hide in Plain Sight イジラクは他人に見られている状態でも
〈隠密〉技能を使用することができる。氷や雪で覆われた場所に立っている限り、イジラクは何かの後ろに隠れていない開けた場所でも自分の姿を隠すことができる。イジラクはこの能力を飛行している間も使用できる。ただしこの能力は、イジラクが氷原にいない場合は何の効果もない。
北方の護り手、イジラクは不法に侵入してくるもの全てから極寒の美と極地の平穏を守る。侵入者の種族や目的は考慮されない。彼らは氷のように意志が固く、極寒の風のように無慈悲で怯むことがなく、侵入者が残忍であろうと無垢であろうと等しく破滅をもたらす。超然として謎めいた彼らは元の姿で見られることを好まない。代わりに彼らは毛皮を身にまとい、
エルクやカリブーの姿を取る。それでさえ、彼らは通常素早く動く影のように一瞬しか見られることはない。イジラクと目を合わせたものは周りの世界がふらつく姿を目にする。その異様な景色は、熟達した監視員でさえどちらが北か分からなくなるほどで、その場所に長く住むものでも視界内の家にたどり着けなくなることがある。
イジラクの本当の顔を見たことがあると誠実に主張するものはほとんどおらず、それはこのクリーチャーは変身先の種族の中でも印象的な者から取った頭蓋骨を仮面として身につけているためだ。一般的なイジラクは身長5フィートほど――しかしその印象的な角を含めれば6フィート以上になる――。重量はおおよそ175ポンド。
最終更新:2021年11月12日 22:45