この苦しみ続ける人間に似たクリーチャーの姿は、その半分ほどが巨大で羽根の生えた蠍のような姿になっている。その内側からは、無気力なブンブンと音をたてる羽虫が飛び出してくる。
アポカリプス・ロウカスト 脅威度6/神話ランク3 Apocalypse Locust
防御
AC 20、接触9、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ)
hp 75(6d10+42)
頑健 +7、
反応 +2、
意志 +6
DR 5/エピック
攻撃
移動速度 30フィート、飛行60フィート(良好)
近接 鋏(×2)=+7(1d8+3、加えて“
つかみ”)、
針=+11(1d6+6、加えて“
毒針”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 狂いの羽音、
締めつけ(1d8+9)、
神話パワー(3回/日、
活性+1d6)、
毒針、
奈落の苦しみ、
ブレス攻撃(30フィート・直線状、1d6[火]ダメージ、加えて“
汚れの印”、意志・DC15・無効、2d4ラウンドごとに使用可能)
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+8)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/悪属性の次元界
編成 単体、2体、または共棲集団(3~30)
宝物 標準
特殊能力
奈落の苦しみ(超常)/Abyssal Torment アポカリプス・ロウカストの針は神経を狂わせる痛みで目標を苦しめる。このクリーチャーの
毒針の毒の効果を受けた目標は、攻撃ロール、技能判定、能力値判定に-4のペナルティを受ける。奈落の苦しみの効果は、
毒針の毒が治療されるまで持続する。
汚れの印(超常)/Accursed Brand アポカリプス・ロウカストの
ブレス攻撃に対するセーヴに失敗した目標は、不浄な炎で肉体に汚れの印を押される。以降24時間の間、焼印を押されたクリーチャーは汚れた欲望や罪深い望みといった幻聴を耳にする。秩序にして善の目標は汚される。善属性のクレリック、ドルイド、パラディン、そして秩序属性のモンクは、一時的に行動規範に違反した存在となる。善属性や秩序属性であることを前提としたクラスに汚れの印を刻まれたキャラクターは、以降24時間の間、そのクラスに現在属していないものとして扱われる(各クラスの元○○項を参照)。
アトーンメント呪文により、この効果を終了することができる。
狂いの羽音(超常)/Maddening Buzz アポカリプス・ロウカストが3体以上集まって同時に羽根を鳴らすことで、彼らは他のクリーチャーを狂気に至らせる大きな羽音を作り出すことができる。100フィート+アポカリプス・ロウカスト1体毎に+10フィートの範囲内にいる全てのクリーチャーはDC15の意志セーヴを試みねばならず、失敗すると
コンフュージョン呪文の目標になったかのように狂気に陥る(術者レベルはアポカリプス・ロウカストの脅威度+アポカリプス・ロウカストの数に等しい)。これは[音波][精神作用]効果である。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
毒針(変則)/Sting 毒・致傷型;
セーヴ 頑健・DC15;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1【耐】、加えて
奈落の苦しみ;
治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
アポカリプス・ロウカストは捻られ溶かされて巨大で不浄な虫の姿に変えられた、忌まわしき人間である。彼らは生きているクリーチャーを苦しめることを喜び、可能な限り苦しみを引き延ばす。このクリーチャーは平均的な知性を持つが、憎しみと永遠の苦痛によって壊れてしまっている。その結果、共感や正気といったものを失っている。とりわけ、アポカリプス・ロウカストは幻聴に聖なる戦士が悩まされる姿を見て楽しむ。
最終更新:2016年12月06日 21:37