のたうち回る一面の蟻が床いっぱいに沸きかえり、進路上にあるあらゆるものを食らいつくしてゆく。
アーミィ・アント・スウォーム(軍隊蟻の大群) 脅威度5 Army Ant Swarm
防御
AC 20、接触20、立ちすくみ18(+8サイズ、+2【敏】)
hp 49(11d8)
頑健 +7、
反応 +5、
意志 +3
防御能力 スウォームの種別特性;
完全耐性 武器ダメージ
攻撃
移動速度 30フィート、登攀30フィート
近接 群がり(3d6)
接敵面 10フィート;
間合い 0フィート
特殊攻撃 食らいつくす、まとわりつく、
わずらわす(DC15)
一般データ
【筋】1、
【敏】15、
【耐】10、
【知】―、
【判】10、
【魅】2
基本攻撃 +8;
CMB ―;
CMD ―
技能 〈知覚〉+4、
〈登攀〉+10;
種族修正 +4
〈知覚〉
生態
出現環境 熱帯/地形問わず
編成 単体、2体、巡視体(スウォーム3~6)、軍団(スウォーム7~16)
宝物 なし
特殊能力
まとわりつく(変則)/Cling クリーチャーがアーミィ・アント・スウォームの接敵面内から離脱する場合、そのスウォームは、犠牲者にしつこくまとわりつきつづける這いずる害虫がそれなりにいることによってその頭数ぶんが失われることを反映して、1d6ポイントのダメージを被る。アーミィ・アントにまとわりつかれているクリーチャーは、毎ラウンド、自分のターンの終了時に3d6ポイントのダメージを受ける。1全ラウンド・アクションとして、犠牲者はDC17の反応セーヴを行なってアントを取り除くことができる。強風、あるいは範囲効果による何らかのダメージは、まとわりついているすべてのアントを破壊する。このセーヴDCは【敏捷力】修正値に基づいて算出されている。
食らいつくす(変則)/Consume アーミィ・アント・スウォームは群がったあらゆるクリーチャーを急速に食らいつくすことができる。
無防備状態もしくは
吐き気がする状態の目標に対して、アーミィ・アント・スウォームの攻撃は6d6ポイントのダメージを与える。
アーミィ・アント・スウォーム(軍隊蟻の大群)の悪名ははなはだしいものがある。常に行軍を続けるアーミィ・アントの群れは、衰えることなき破壊と荒廃のつらなりの行く手をふさぐあらゆるものを食しかねない。
小馬ほどの大きさの細い6本脚を持つ蟻は万全の構えで立って、大あごを鳴らし、針から毒液を滴らせている。
ジャイアント・アント(巨大アリ) 脅威度2 Giant Ant
経験点600
N/中型サイズの
蟲
イニシアチブ +0;
感覚 暗視60フィート、
鋭敏嗅覚;
〈知覚〉+5
防御
AC 15、接触10、立ちすくみ15(+5外皮)
hp 18(2d8+9)
頑健 +6、
反応 +0、
意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 50フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+3(1d6+2、加えて“
つかみ”)、
針=+3(1d4+2、加えて“
毒”)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、徒党(3~6)、巣(7~18、加えてワーカー10~100、ドローン2~8、およびクイーン1)
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 針-致傷型;セーヴ 頑健・DC14;頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間);効果 1d2【筋】;治癒 1回のセーヴ成功
ジャイアント・アント(巨大蟻)は通常の大きさの同族と同じくらい勤勉である。ふつうは巣に何千匹も抱えこんではいないが、大幅に増した体躯はそれを補って余りある。
上に挙げた能力は、最も一般的に遭遇する種である兵隊蟻のものである。以下の簡単なテンプレートを用いて、標準的な兵隊蟻以外の亜種を作ることもできる。
ワーカー(脅威度-1、働き蟻)/Worker 働き蟻は毒針攻撃もつかみ能力も持っていない。
ドローン(脅威度+1、雄蟻)/Drone 雄蟻は簡単なテンプレートの
アドヴァンスト・テンプレートが付いていて、飛行移動速度30フィート(機動性:標準)も有する。
クイーン(脅威度+2、女王蟻)/Queen 巣の女王は非常に大きな、ふくれ上がったクリーチャーである。女王蟻には簡単なテンプレートの
アドヴァンスト・テンプレートと
ジャイアント・テンプレートが付いているが、移動速度は10フィートに低下しており、かつ登攀速度を完全に失っている。
最終更新:2016年10月30日 04:36