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有力者 Contacts

 有力者は有用な技能や強力なコネクションを持つ特有のNPCである。君は直接巻き込むことなく、専門的な任務を達成する為の助けとして有力者を呼び出すことができる。低レベルの有力者は地元の噂を掘ることができ、どこか良い食事を見つけることができ、基本的な知識を付与する方法を教える。しかしながら、君が有力者の信頼を得ていくにつれ、彼は君が敵を探し出すのを援助する、刑務所から君を釈放する、君に魔法のアイテムを貸すといった、より危険を伴うより大きな仕事を果たすかもしれない。
 有力者も多くの種類がある――有力者は幼馴染、君の相互に尊敬する元敵、戦友、元同僚、家族の後援者であるかもしれない。彼らは特定の社会階級や職業には限られていない。伝手の細い有力者には最小の援助だけを君に提供することしかできないが、そうでない有力者はより重要な資源があるかもしれない。君の援助する有力者の能力は君が冒険している経歴のコースを超えてさえ動くかもしれない。有力者の職業、社会的地位が登ったり落ちたり、他の人の出来事のための変化は援助を抵抗する彼の能力を変えることができる。
 時折、有力者は、自分のトラブルの埋め合わせや少なくとも君の為に働いている間に発生した経費の払い戻しを求める。特に犯罪的な有力者は彼らのサービスに代金を付けるかお返しに好意を要求する。寺院やギルドからの有力者は、君が寺院に寄付を与えるか、ギルドの料金を支払うことを予想するかもしれない。そのほか、経費は必要に迫られて起こる。仕事を達成するために匿名を必要とする有力者は賄賂のためまたは秘密の場所へのアクセスの購入のために追加の資金を求めるかもしれない。同様に、君は術者の有力者が君の為に呪文を発動する時高価な物質構成要素を払うと思うべきではない。
 二つの要因は、有力者の有効性に影響する:君が有力者と共有する信頼の量と君が有力者に要求するものに関するリスクの量だ。君に更なる信頼に値するかを見るために、依然として基本的にリスクのない仕事を果たすかもしれないが、君を完全に信用していない有力者は君を助けるために自分の首をリスクにさらさない。

信頼 Trust

 信頼できる有力者を確保するために、君は有力者の信頼を確立・維持しなければならない。新しい有力者は彼の能力または隠れた提携の限界を一般には明らかにしない。例えば、君の幼馴染は政治団体、盗賊ギルドやストリート・ギャングとの緊密した関係があるかもしれないが、この情報を自身と君を守るために秘密にしておくかもしれない。いつかの時点で、友人はこの繋がりを明らかにして、君のための有力者となる。有力者の信頼が増加するにつれ、そうしたサービスが彼の手段のうちにある限り、彼は君へのいろいろなサービスを行ったり確保する気があるようになっていく。
 信頼は1を最小の値で、5を最高の値として、1から5のスケールで測られる。君と君の有力者との間で成功した交流を通じて信頼を構築する。これらの交流が生じて信頼レベルは増加する(有力者を得る・関係を深める・失うを参照せよ)。同じ冒険をしているパーティの異なるPCのために有力者は異なる信頼値を持つことができる――都市の衛兵は彼が知っているパラディンのPCには最高の信頼値をとるが、新しい街のウィザードのPCには最低の信頼値をとる。一部の有力者において、信頼値は君からしばらく連絡がなかったら減少するが、しかし以前のレベルに信頼を再構築するのは0より開始するよりも早い。
 異なる信頼レベルは以下のとおりである。
 1.用心深い:用心深い有力者は、知らない人と同様に君に対する信頼がない。彼は最低限の情報を明かす気はあるが、すぐに君の敵に君の情報を売るか、彼の身や彼の評判を守るために君と敵対する。用心深い有力者は個人のリスクがほとんどない、簡単な仕事だけを果たす。
 2.疑い深い:疑い深い有力者は君との信頼を若干確立した。初期の正の交流にもかかわらず、有力者はかなり用心深いままである。彼は最小のリスクがある仕事を果たすように求められるかもしれないが、彼の安全、パブリック・イメージ、財産を危うくさせるかもしれない仕事は断る。君について尋ねられるならば、疑い深い有力者は彼の関係を説明するとき中立のままにしようとして、君をすぐには魅きつけない。
 3.頼もしい:頼もしい有力者は、まだ君を完全には信頼しているわけではないが、助けを出す大きな努力をする気がある。彼の逃亡者を自分の家に匿ったり、幾ばくかのお金や非魔法のアイテムを貸すような、少し大きなリスクに身を投じる仕事を果たすかもしれない。頼もしい有力者は君に対する信頼のみによって大きなリスクを引き受ける気はなく、信頼できる有力者としての彼自身の評判を守ろうとする。
 4.信頼できる:信頼できる有力者は君を高く評価する。君が援助を求めるとき、彼は君を援助することを心から望む。彼は成功を確かなものにするために時間と努力を更に費やすが、依然として自分や愛する者を極めて危険なところに行かせるような仕事を引き受けることは避ける。彼は経歴、評判、財産を破壊するような仕事を軽々とは引き受けない。
 5.親友:このレベルでは有力者は命を預けられるほど君に信じている。例えそれが彼の個人の手段を引っ張ったり、大きな個人のリスクを含んでいたとしても彼は君を助けようとする。君が彼に対する背信行為をしたという絶対の証明を示さない限り、親友は君に対して決して背を向けない。

リスク Risk

 リスクはいろいろな仕事の潜在的な危険を意味する。信頼値と同様、リスクは1から5のスケールで測られ、1は最小か全くリスクのない状態を表し、5は深刻なリスクを表す。リスクのレベルそれぞれでは危険な仕事で決定的に失敗した場合に有力者が蒙る典型的な欠点や罰を記載している(150ページの折衝判定を参照せよ)。
 異なるリスクの例は以下のとおりである。仕事がどの程度危険化について確定するためのガイドラインとしてGMはこれらの例を使うべきである。
 1.なし:リスクのない仕事はメッセージを近隣の町の君の味方の一人に運んだり、君に評判の商人への行き方を教えたり、君の装備を修理したり、君に大したことのない噂を提供したり、賢者に君に歴史書や地図を見させることを含む。これらの仕事は不便かもしれないが、有力者はそれの遂行に何らかの種類の不利益を負うことはない。
 致命的な失敗:考慮するような価値のある結果ではない。
 2.低:わざと個人的な場所への扉の錠を開けられるままにしておく、君のために半合法なアイテムを入手する、君が身を隠す場所を見つけることなどを含む低リスクの仕事。否定的な結果は、安い罰金を支払う、地方自治の怒りを買う、小さな財政的な喪失を被る、社会的な当惑に耐えるなどを含む。
 致命的な失敗:保釈による罰金または禁固刑。この状況を調整するために、君は有力者の所持品の価値の1/3を支払わなければならない(Core Rulebook 454ページの表14‐9:NPCの所持品を参照せよ);さもなければ、君は有力者を失い、全ての現在と未来の有力者は君に対する信頼値を1だけ下げる。
 3.中:中リスクの仕事は、代わりに当局に嘘をつくか、偽造物を作るか、当局を回避することを助ける(馬を提供したり、テレポートの呪文を発動する)や、お金や装備を貸す(Core Rulebook 399ページの表12‐4:レベルに応じたキャラクターの財産に従う所持品の1/3の価値まで)。この仕事と関与している間有力者が逮捕されるならば、彼は罰金か短期の禁固刑を科せられるか、中度の財政的か、社会的喪失感を被らなければならないかもしれない。
 致命的な失敗:保釈による罰金または禁固刑。この状況を調整するために、君は有力者の所持品の価値の1/3を支払わなければならない(Core Rulebook 454ページの表14‐9:NPCの所持品を参照せよ);さもなければ、君は有力者を失い、全ての現在と未来の有力者は君に対する信頼値を2下げ、君の信頼値を増加させるための将来の試みのDCは5増加する。
 4.大:大リスクな仕事は明示的に違法であったり(強盗など)、合法であるが道徳的に疑問である(法的にあいまいな抜け穴を利用するような詐欺など)。もし有力者がそのような仕事を果たすところを捕まえられるならば、彼は収監されるか、資産を押収されるか、個人的な権利(公的な名前や高い地位の雇用など)を失うかもしれない。彼は鞭を打たれる、拷問、奴隷状態で罰せられるかもしれない。
 致命的な失敗:有力者は保釈なしで閉じ込められるか、彼の社会的地位は百姓のそれとなる。君は、彼を法的に自由にして、彼の潔白を証明することによって有力者の状況を回復しなければならないか、彼を救い出し彼を助けることによってほかのどこかで新しい人生を確立させなければならない。そうしないことは君が有力者を失うことを意味し、すべての現在の有力者は君に対する信頼値を3低減させ、君の信頼値を増加させるための将来の試みのDCは5増加する。
 5.重大:殺人、重大な攻撃や反逆罪のような、失敗は死、亡命、終身刑に終わる仕事を重大なリスクの行為は表す。
 致命的な失敗:有力者が捕らわれてから一週間以内に、君は有力者の判決を否定するか、覆すか、取り消すか、それ以外で彼を運命から救わなければならない。そうしないことは、現在のすべての有力者の持つ君への信頼値を4減少させ、君の信頼値を増加させるための将来の試みのDCは5増加する。死者から有力者を起こすような非常手段によって有力者を保持することができる(しかし彼の評判も破壊されるならば、彼の地位と有用性は疑わしい場合がある)。君がこれらの非常手段を使用したことが知られない限り、他の有力者への信頼のペナルティは残る。

折衝判定 Negotiation Checks

 有力者を使うためには、君は、君を助けたいという有力者の意欲をまず決めなければならない。仕事のリスク値と有力者の信頼値を比べる。
 仕事のリスク値が有力者の信頼値より高いならば、有力者は単に仕事を試みることを拒否する。君は彼の努力を金、宝石、魔法のアイテム、サービスの債務などで保証すると申し出ることで有力者を唆す試みができる。一般的なルールとして、有力者の所持品の半分の価値で誘う申し出毎に、有力者の信頼値を一時的に上昇できる(Core Rulebookの454ページの表14‐9:NPCの所持品を参照せよ)。君は彼の信頼値を一度に1ポイントより多く上昇させることはできない。
 信頼値をリスク値以上にした場合、君は有力者がその仕事を果たすかどうかを決定するために有力者に対して対抗〈交渉〉判定を行って折衝を試みなければならない。その有力者は自身の〈交渉〉判定に仕事のリスク値を加える。君が判定に成功したら、有力者は君を助ける試みについて自発的で有能である(が、彼は自分のサービスに値を付けるかもしれない)。失敗は、有力者が助けたくないことを必ずしも意味するわけではない;有力者は援助できないか、その時助けることができないかもしれない。
 一度有力者が助けることに同意するならば、GMは彼の成功の範囲を決定すべきである。その任務に最適な技能を使用する有力者に代わり、GMは技能判定を試みる(もしくはどの技能判定も適切でない場合能力値判定をする)。この判定のためのDCは以下の式を用いて計算される:

 DC = 10 + 仕事のCR + 仕事のリスク値 + その他GMによる修正値

 「その他GMによる修正値」は、例えば貴族の饗宴への高レベルな精査や、闇市の特定の商品の一時的な枯渇といった、GMが状況に適切であると感じる修正値を含む。
 この判定の5以上の失敗は致命的な失敗の結果となる(仕事に関する致命的な失敗の結果についてはリスクの項を参照せよ)。
 大部分の仕事は1日の作業を要し、その期間の終わりに試みられる有力者の成否を決定する判定がある。適切な時、有力者は、計画し、準備し、資源を集め、仕事を試みるための適切な機会を待つために時間を費やし、完了することに費やす時間を増やすことによって仕事のDCを減少できるかもしれない、最高4日の追加の日まで、初めの費やす日数を超えるたびに1、DCから引く。
 GMは、特定の仕事が長い期間かかり、実行するのに少なくとも1週間は必要とすることを決定するかもしれない(例えば、大規模な強盗をうまくやるか、数日間誰かを保護するようなことである)。適切な時、有力者は費やされる時間の量を増やすことによって長期の仕事のDCを減少させるかもしれない。最高4週間の追加の週まで、初めの費やす週を超えるたびに1、DCから引く。この時間以上を必要とする仕事は、小さな仕事に分割し、日単位、週単位で処理する必要がある。
 有力者がまだ完了しようとしている間に仕事がよりリスクになるならば、君と有力者は新しいリスク値で対抗〈交渉〉判定を行う(たとえ、君が有力者と話す場にいないとしても)。これは有力者が君に対する信頼と仕事のリスクを考えていることを表す。君がこの2回目の判定で成功するならば、有力者は仕事を続行する。失敗するならば、有力者は仕事を断念する。
 有力者が仕事を失敗するか断念するたびに、欲求不満、君に関連する心配、その他さまざまな理由のために、君との仕事についての折衝を行うすべての以降の〈交渉〉判定に累積する+1ボーナスを加える。君は有力者に再び試みるよう説得しようとすることができるが、しかし、有力者は通常もう一つの試みに1d4日間待たねばならず、もう一度その同じ仕事を試すよう折衝するための〈交渉〉判定に対して有力者に+4のボーナスを与える。

有力者を得る・関係を深める・失う Gaining, Cultivating, and Losing Contacts

 GMは君にキャンペーンを一人の有力者(通常2か3の信頼値を持つ)と共に始める事を認めるかもしれないが、さもなければ、君はキャンペーン全体を通してのロールプレイングによって有力者を得ていく。新しい有力者を得るためには、まず繰り返しの正の交流か1回の決定的な交流を通してNPCの信頼を確立する必要がある。
 正の交流には、NPCの事業の定期的な支援、NPCへの彼の努力における何らかの形での追加補償の提供、彼の為になる行為の実行、あるいはその有力者が偉大な大国や名声の地位を得るのを助ける為の君個人の影響力の使用のようなものも含まれる。NPC本人やそのNPCに愛されている誰かの命を救うか、評判を破滅的な中傷から守るか、彼の資産や資金の損失を防ぐことを重大な交流は含んでいる。一旦NPCとともに少なくとも5正の交流を得るならば、君はその人を有力者とみなすことができる。これは、君は彼に自分を助けるお願いができ、君は彼の君に対する信頼値を向上する試みができる事を意味する。
 君が彼と時間を過ごすことで有力者との協力関係は進展する。君が有力者に正か重大な交流があるたび(しかし君のキャラクター・レベルにつき1回)、有力者の信頼値を1上昇させるための〈交渉〉判定を試みる。交流が単に正であるということより深いならば、君はこの〈交渉〉判定に+5のボーナスを得る。判定のDCは有力者の君との信頼値に依存する。

NPCの信頼(値) 〈交渉〉のDC*
用心深い(1) 20
疑い深い(2) 15
頼もしい(3) 10
信頼できる(4) 15
親友(5) 20
*有力者に、仕事の失敗または断念することからくる君との折衝のためのこの〈交渉〉判定へのボーナスがある場合、そのボーナスをこのDCに加える。

 GMの判断で、君が一か月かそれより長く有力者の元を離れているならば、有力者の君との信頼値は彼が君を忘れることで減少するかもしれない。この場合、上記のDCに対して〈交渉〉判定を試みる。成功は、有力者との信頼レベルは同じままであることを意味し、失敗は1減少することを意味する(最小値1)。GMの判断で、例えば、幼馴染や老いた師匠などの特別な君との有力者はこの方法で信頼を失わないかもしれないし、一か月に一回の代わりに一年に一回これらの判定をするかもしれない。
 有力者との協力関係を終わらせることは楽にも困難にもなり、有力者が誰であるか、彼と君がどんな協力関係であるか次第である。君が有力者との関係を終わらせるやり方は、他の有力者の信頼値に衝撃を与える。ある場合では、余りに長い時間有力者を避ける(そうすると彼の信頼値は1まで低下する)ことは、悪い感情なしで協力関係を終わらせるのに十分である。他の有力者用の信頼値に影響を与えない方法で君が有力者を失う為に行わなければならない事が何かの判断はGMに委ねられているが、GMは情状酌量が過ぎる側に誤るべきである――君が多くの有力者を得る努力をしているならば、君は有力者の一部との交流が止まったという理由によって、全ての有力者との信頼値を減少させるという罰を受けるべきではない。

有力者の種類 Types of Contacts

 有力者は社会そのものと同じくらい多様であり、複雑である。単純な有力者は、基本的な情報、例えばどの道が盗賊が少ないか、どの井戸が最もきれいな水であるか、などを提供する。より素晴らしい経験、力、影響力のある有力者はより先進的な援助を提供することができる。政治家の筆記者は情報を漏らすかもしれないし、重要な文書を書き換えるかもしれないし、高位の教会の当局は君に神聖な遺物を貸すかもしれない。その多様性によって、ある特定の種類の有力者と結び付くことは、そうでない者と結び付くよりも君にとって大きな危険となる。地元の粉屋や木こりとの会話は、強力なギルドマスターの姉妹や壮大な宰相の部屋への複数回の訪問より小さな注目しか集めない。同様に、病んでいるウィザードの友人が脅威と考えているところからの回復を見るために悪名高い暗殺者を求め、地元の噂のために狂ったウィザードを尋ねることは人気の吟遊詩人を求めるよりも君に不十分に反映する可能性が高くなり、犯罪者、のけ者、その他怪しげなキャラクターと付き合うことは、地元当局の目に罪あることとして巻き込ませる可能性がある。
 以下の例の有力者はそのあとに最小限のリスク/minimum Risk(MR)をリスト化してある。折衝判定をするとき、仕事のリスク値か有力者のMRの高いほうを使う。例えば、有力者に闇市のアイテムを売買するよう頼むのは通常軽度のリスク(リスク値2)であるが、暗殺者の有力者(MR3)に同じアイテムを得るよう頼むのは中リスクの仕事(リスク値3)とり、これは単に暗殺者の性質と評判が一般の仕事でさえ危なっかしくするためである。
 仕事を達成する為の技能判定のDCは有力者のMRではなく仕事のリスクを使用する。例えば、暗殺の達人が本質的に危険度の高い有力者であるという理由だけによって、自動的にその有力者にとって君のために闇市でアイテムを見つけるのが難しくなるということにはならない。
 特定の有力者はリスト化されている者より高い最小限のリスクを持つかもしれない;これらは一般的なカテゴリーの例である。
 研究者:研究者は彼女の専門知識の領域で、知識を提供することができる。彼女は様々な図書館や知識の中心部にアクセスする。研究者は公的な記録と文書に頼ることで主題を研究し適切な〈知識〉判定をすることで質問に答えようとする。
 職人:PCは職人を、アイテムの適切な評価をする、公正な価格で商品を探し出す、見つけにくい普通のアイテムを見つけたり作ったりする、元気な家畜を探し出す、あるいは壊れたアイテムを修理すると当てに出来る。
 暗殺者(MR3):暗殺者は君の要望によって誰かを病気にし、毒を盛り、殺しさえするだろう。無償で宗教指導者のためにこれらのサービスを行う宗教的暗殺者はいるが、大部分の暗殺者は目標の性質に基づく料金を請求する。多くの土地で、暗殺者を雇うことに対する処罰は殺人を犯すことに対する処罰と同じである。
 犯罪者のボス(MR3):この有力者はいくつかの種類の暴力団、例えば盗賊ギルド、犯罪者の家族、死霊術のカルトなどのリーダーである。成功した犯罪者のボスには、彼の膨大な富と組織が働く地域についての知識がある。犯罪者のボスは、めったに自分の資源を使う仕事を完了することに失敗しないが、通常このサービスに対するある種の支払いを要求する――概して有力者または彼の犯罪組織のためになる違法行為を君に要求する。
 盗品故買者(MR2):盗品故買者は見つけにくいアイテム、魔法の小間物、盗品や違法な闇市の品(薬、毒、その他の種類の禁制品など)を売買することを専門とする。盗品故買者は時に低姿勢を保つが、多くの人々は彼らの職務は地元の盗品故買者と偶発的な接触をしても自分の人格に全く泥は塗られない程に有益だと理解している。
 金棒引き:この有力者は、バーテンダー、酒場のオーナー、使用人、売春婦、あるいは定期的にあらゆる種類の個人と種類に遭遇する手に職持つ者である。社交的でおしゃべりである金棒引きは様々な常連客や物語についての情報を漏らす。デマ屋とは異なり、金棒引きはお金のために情報を能動的に発信しようとはしない、そして彼の知識は他人から直接何を聞いてきたかに基づく。金棒引きは役に立つ情報を提供するが、変わっていたり、隠れた何かではない。金棒引きが知っているかもしれない話には特定の貴族が気に入る人の種類、商船が普段港に入港する曜日、野蛮な周辺の土地の野獣の報告などが含まれる。
 異教徒(MR2):異教徒は寺院や危険なカルティストの物笑いの種であるかもしれない。異教徒はどの聖職者のメンバーが最も不正であるかについて分かっており、暗い秘密、お金、魔法の隠し場、嘘と陰謀の証拠や禁じられた文書にアクセスできるかもしれない。
 狂人(MR2):この有力者は流離う災厄の予言者、孤独な隠者、あるいは薄汚れた独房に閉じ込められた人間の仲間がほしくてたまらない気の狂った犯罪者かもしれない。狂人は時に暗く忘れられた秘密を知っていたり、手掛かりがいっぱいである一見とるに足らない出来事を語ることができたり、多くの者が忘れてしまうような見たことを思い出せたりする。狂人は君を敬慕するかもしれず、君を援助する誠実な努力をするかもしれないが、狂気は事実と現実の彼女の判断と解釈を損なう。時には彼女の戯言は役にたつが、他の時役に立たなかったり有害であったりさえもする。
 誤魔化し屋(MR2):誤魔化し屋は通常、有力な商人、貴族、聖職者、政治家の耳に囁いて誤魔化し屋の顧客の為に変化をさせるエージェントたちの秘密のネットワークを運営している。彼の個人の動機、彼のネットワークの性質、そして君の計画が他の雇い主にどう影響を及ぼすかによるが、彼のサービスは非常に高価になるかもしれない。
 商人:商人はある種類の店を所有・運営する。有力者として、商人は他の顧客と最小の町のゴシップに関する情報のさわりを与えるかもしれない。彼女は商品またはサービスで君に割引を与えるかもしれないし、貸しにするかもしれない。
 観察者:このカテゴリーは都市の通りまたは田舎道を歩き回ることに時間を費やす浮浪者、乞食、屋台商人、占い師、酔っ払い、その他を含む。そのため公共の場では観察者の周囲には人がおり、多くの人に単なる通行人として気にされない。観察者は周りに起こるすべてへの証人となる。彼は君に特定の出来事が起こった時のこと、そしてそれが起こったとき誰が周りにいたかを話す。彼は都市の衛兵の周期と衛兵たちが最も緊密に観察する門がどれかを知っており、群衆の中に隠れるか変な時間に外出する個人を観察し続けられる。
 部外者(MR2):部外者のルーツは直接の共同体から彼方にあり、その結果、彼女は地元住民からの不信と偏見で苦しむ。彼女は外国人、原始種族の一員、または帝国主義者によって征服された土地の原住民かもしれない。外の世界、特に彼女が旅したり彼女の出生した土地に関する情報を部外者は提供する。彼女は新型の兵器や他の輸入品、例えばスパイスやワインの出所を知っている。あるいは、部外者は彼女の身内の珍しい戦闘技術や秘密の手法、難解な呪文を知っており、君に教えることができるかもしれない。
 のけ者(MR2):のけ者は、市議会、地元の宗教指導者、彼らの会衆、全共同体のような特定のグループからの軽蔑を受ける、公然と迫害はされないし狩られもしないが、のけ者にはほとんど権利も権限もない。のけ者が提供できるものは個人個人で異なる。その援助の基礎のためにもう一つの有力者の種類を使うが、のけ者は最小限のリスクを使う。
 軽犯罪者(MR2):軽犯罪者は小さい非暴力な犯罪、例えば強盗、密輸、資金洗浄などに手を出す。彼は都市を通る隠れた通路を知っているかもしれないし、どの当局が賄賂を受け取るかを知っているかもしれない。彼は君を犯罪の専門家または犯罪者のボスに紹介する気があることがあるかもしれない。
 政治家(MR2):この人は共同体の現在の政治機構の範囲内で影響力のある位置を占拠している。彼女は、王室のアドバイザー、部族の評議会のメンバー、あるいは他の政治家の子弟であるかもしれない。この有力者は権力を持つ者の耳と懸念との直接的な渡りを維持し、彼らの決定に影響を与えようとすることができる。この種類の有力者は、非常に求められるため、彼女の行動は、(君のような)部外者が贈賄を送るかそうでなければ彼女を操作しないよう入念に観察されている。彼女は社会的・政治的な変化を開始させる潜在性を大いに持つが、いつも綿密な調査を受けている。支持されなくなった政治家は、金棒引き、部外者、誤魔化し屋、裏切者になる可能性がある。
 犯罪の専門家(MR3):この有力者は既知の犯罪組織、盗賊ギルド、あるいはストリート・ギャングに属している。軽犯罪者とは異なり、彼はより凶暴な犯罪、例えば放火、誘拐、暴行、強請などに頼るかもしれない。犯罪の専門家は犯罪者のボスを知っていたり、彼のために働くかもしれない。
 デマ屋:デマ屋は社会的及び政治的な時事の報道と等しく、面白い今の出来事や発見の言葉についても注意を傾け続ける。彼女は半ば機密のものや個人的情報を売買して生計を立て、時事についてほとんど知られていない詳細な情報をも提供するかもしれない。デマ屋は通常脅威より多くの有用性と面白さを彼女の共同体に提供し、彼女を殺すかもしれない秘密を守るのに慎重である。しかし彼女は時に自身が認識しているよりも危険な情報を繰り返し、自分も他人も危険に晒す。
 破壊活動家(MR3):破壊活動家は放火にせよ、船の沈没にせよ、橋の弱体化にせよ、危険な罠の設置にせよ、物と資産を破壊することの専門家である。職業的破壊活動家は、地方自治に対して盗賊ギルドやレジスタンスのために働く。
 密告者(MR2):デマ屋とは異なり、プロの密告者は彼が真実であるのを知っている情報のみを扱う。彼は広範な情報源に頼り、それらの報告の正確さを確認する。密告者は多くの敵を得てもいる;そのため彼は低姿勢を保とうとあらゆる努力をしている。彼は接触するのが難しく、彼のサービスは通常高くつく。彼は貴族、聖職者のメンバー、政治家、犯罪者、その他重要な人々についての個人情報をもたらす。
 ゴロツキ(MR2):ゴロツキは他人に影響するために、暴力や脅威の力を使う。彼女は雇い主への負債を徴収する取り立て人かもしれないし、彼女自身の正義感から悪党を扱う自警団であるかもしれない。ゴロツキと都市の衛兵の違いは、ゴロツキは法律の制約の外で彼の仕事を果たす点のみである事が時折ある。ゴロツキは必ずしも悪者であるというわけではないが、他の人は彼女の行動を嘆かわしいと思うかもしれない。不快な仕事の遂行に加え、ゴロツキは自身の雇い主や自身が苛んだ者についての詳細を君に話すかもしれない。
 裏切者(MR3):裏切者は政府に反旗を翻し活動的に敵を援助したと訴えられたか有罪判決を受けている。この有力者は悪である必要はない;彼はイデオロギーや現在の統治者の動きを活動的に拒絶する――不道徳な君主の布告を拒絶するパラディンと貴族に魔法をかける魔女は両方とも地元の君主によると裏切者である。
 警邏:この有力者は、都市の衛兵の仕組みと現在の政治的なふるまいだけでなく、地元の犯罪や容疑者に関する情報の合理的な洞察に関する情報を提供する。彼女は気を配り、護衛を提供し、囚人と話すことができ、上官との会合を手配することができる。