1対の凍りつくような複眼で、このそびえ立つ昆虫のような怪物は、前に立つもの全てを冷たく値踏みしている。
アイス・デヴィル(ゲルゴン)脅威度13 Ice Devil (Gelugon)
防御
AC 32、接触14、立ちすくみ27(+18外皮、-1サイズ、+5【敏】)
hp 161(14d10+84);
再生5(善属性の武器、[善]の呪文)
頑健 +15、
反応 +14、
意志 +12
DR 10/善;
完全耐性 [火]、[冷気]、毒;
抵抗 [酸]10;
SR 24
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行60フィート(良好)
近接 +1フロスト・スピア=+21/+16/+11(2d6+10/×3、加えて1d6[冷気]、加えて“減速化”)、
噛みつき=+14(2d6+6)、
尾=+14(3d6+3、加えて“減速化”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
擬似呪文能力 (術者レベル13)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル)
編成 単体、小戦隊(2~3)、議会(4~10)、使節団(アイス・デヴィル1~3、
ホーンド・デヴィル2~6、および
ボーン・デヴィル1~4)
宝物 標準(
+1フロスト・スピア、その他の宝物)
特殊能力
減速化(超常)/Slow アイス・デヴィルの尾またはスピアの命中を受けると、しびれるような冷気を受ける。相手はDC23の頑健セーヴに成功しなければ、1d6ラウンドの間
スロー呪文と同様の効果を受ける。この効果はデヴィルがその武器を使っている場合に起きるものであり、スピア自体に特殊能力があるわけではない。セーヴDCは【耐久力】修正値に基づいて算出されている。
アイス・デヴィル――デヴィルの階級の中ではゲルゴンとして知られている――は全て、その胸の中に定命の者から盗んできた、凍りついた魂が収めてあり、それによって全ての感情から解き放たれて決定をすることができるといわれている。アイス・デヴィルは地獄界の第7階層コキュートスの氷の階層で生まれるが、ほとんどは第八階層カニアに移住し、凍てつく鋼の宮廷で世界を地獄の物とする陰謀を練る。彼らは全てのデヴィルの中で、おそらく最も異質で怪物的な外見を有するが、彼らよりも大きな敬意を持って遇される種はわずかしかいない。
戦闘に際して、ゲルゴンは部下に敵と近接戦闘を行わせ、自らは後方にとどまって敵の戦術、力、弱点を見極める。アイス・デヴィルは、常に部下をその呪文の効果範囲に巻き込まないよう注意しながら、擬似呪文能力で支援を行う。これは友情によるものではなく、友軍の砲火にさらされない方が、味方は長い間戦場で生き延びることができるという冷たく論理的な真実のためである。
ゲルゴンは身の丈12フィート、体重はおよそ700ポンド。
最終更新:2016年10月30日 04:36