ARG > 稀少種族 > グリプリー

グリプリー Gripplis

 グリプリーは身の丈わずか2フィートあまりで、斑点のある緑と茶色の皮膚を持つ。ほとんどのグリプリーは原始的な狩猟採集者で、樹冠にある彼らの住居の近くで見つかる大きな昆虫と魚を食べて暮らし、自分たちの湿地の外の出来事には関わらない。安全な湿地を離れるわずかなグリプリーは金属と宝石を交易しようと望むレンジャーまたはアルケミストである傾向がある。

グリプリーの種族特性 Grippli Racial Traits


 +2【敏捷力】、+2【判断力】、-2【筋力】:グリプリーは素早く警戒心が強いが、線が細い。

 小型:グリプリーは小型のクリーチャーであり、ACと攻撃ロールに+1のサイズ・ボーナス、戦技ボーナスと戦技防御値に-1のペナルティ、〈隠密〉判定に+4のサイズ・ボーナスを得る。

 グリプリー:グリプリーは(グリプリー)の副種別を持つ人型生物である。

 標準の速度:グリプリーは30フィートの基本移動速度と20フィートの基本登攀速度を持つ。

 暗視:グリプリーは暗闇の中を60フィート先まで見通すことができる。

 カモフラージュ:湿地または森林地帯で〈隠密〉判定に+4。

 沼渡り(変則) グリプリーは湿地にいる場合は移動困難な地形を通常の速度で移動することができる。魔法的に操作されている地形の効果は通常通り受ける。

 武器習熟:グリプリーはネットに習熟している。

 言語:グリプリーは、プレイ開始時に共通語とグリプリー語を修得している。高い【知力】を持つグリプリーは以下から追加の言語を選択できる:ボガード語、竜語、エルフ語、ノーム語、ゴブリン語、森語。

代替的種族特性 Alternate Racial Traits


 以下の種族特性を既存のグリプリーの種族特性の代わりに選択することができる。これらの新しいオプションのいずれかを選択する前に君のGMに相談すること。

 滑空者/Glider:グリプリーの航空力学的な体型と指の間の分厚い水かきにより、落下するグリプリーは落下する距離を実際の距離の半分として扱うことができる。落下している間、垂直に落下する距離の半分に等しいフィート数まで自ら水平方向に動くことができる。グリプリーは重装鎧を着ている場合、重荷重状態である場合、落下に反応することができない場合(無防備状態である場合など)にこの特性を使用することができない。この種族特性は沼渡りの代わりに取得できる。

 跳躍者/Jumper:この特性を有するグリプリーは跳躍するために〈軽業〉判定を行う場合、常に助走をしているものとみなす。この種族特性はカモフラージュの代わりに取得できる。

 殿様/Plincely:グリプリーはレイピアに習熟し、〈威圧〉〈交渉〉に+2の種族ボーナスを得る。この種族特性は沼渡りおよび武器習熟の代わりに取得できる。

 皮膚毒(変則)/Toxic Skin:1日1回、即行アクションとして、グリプリーは1個の武器に塗るか、接触攻撃としてくらわせることができる毒を作り出すことができる。それ以外にも、グリプリーは標準アクションとして毒を自分自身の体に塗り、素手攻撃または肉体武器で自分に命中を与えた最初のクリーチャーに効果を及ぼすことができる。毒は1時間後にその効能を失う。グリプリーは自分自身の毒に完全耐性を有する。この種族特性は沼渡りおよびカモフラージュの代わりに取得できる。

グリプリーの毒:皮膚または武器―接触型または致傷型; セーヴ頑健DC 10 + グリプリーのヒット・ダイス数の1/2+グリプリーの【耐久力】修正値;頻度1回/ラウンド(6ラウンド間);効果1d2【敏】;治癒1回のセーヴ成功

適性クラス・オプション Favored Class Options


 記載された適性クラスを持つ全てのグリプリーは以下のオプションを利用でき、特に明記しない限り、君が適性クラスの恩恵を選択するたびにボーナスは適用される。

 アルケミスト:皮膚毒の1日の使用回数に+1/4回加える。

 ガンスリンガー:有用射撃または的中弾を行う際の攻撃ロールに+1/4のボーナスを加える。

 ドルイド:精神集中判定に+1/2のボーナスを加える。このボーナスは森林または湿地地形では2倍になる。

 レンジャー〈水泳〉技能判定に+1の種族ボーナスを加える。このボーナスが+8になった場合、レンジャーは15フィートの水泳移動速度を得る(これはレンジャーに〈水泳〉判定に更に追加の+8種族ボーナスを与えるわけではない)。

 ローグ:森林または湿地にいる間は〈知覚〉判定に+1/2のボーナスを加える。

種族アーキタイプ Racial Archetypes


 グリプリーは以下の種族アーキタイプを利用できる。

沼生まれの錬金術師(アルケミスト) Bogborn Alchemist


 一部のグリプリーのアルケミストは湿地とそこに住む危険なクリーチャーに特に順応している。彼らはそれぞれを自分の研究室や研究対象とみなしている。これらの沼生まれの錬金術師は以下のクラス特徴を持つ。

 クラス技能:沼生まれの錬金術師のクラス技能のリストに〈水泳〉を加える。

 水陸両生変異薬(変則)/Amphibious Mutagen:1レベルの時点で、沼生まれの錬金術師が変異薬を使用する場合、その変異薬を水中での移動を高める形にすることを選択することができる。これは彼に水陸両生の特殊能力を与え、足は長くなり、指と爪先の間の水かきは広がり、15フィートの水泳移動速度を与える。これは《万能投擲術》の代わりに取得できる。

 発見の選択肢:沼生まれの錬金術師は錬金術的発見の代わりに、グリプリーの種族特性の皮膚毒を選択することができる。

 発見:以下の発見は沼生まれの錬金術師アーキタイプを補完する:カメレオン; 毒集中、粘着毒 ; 吐き気がする肉体、毒変換; 瓶詰め粘体、足留め爆弾、触手

グリプリーの発見 Grippli Discoveries


 以下の新しい発見は前提条件を満たすあらゆるアルケミストが取得することができるが、グリプリーの間でより一般的である。

 カメレオン(超常)/Chameleon:この発見を有するアルケミストはその皮膚と装備品の色を周囲の地形に紛れるように変えることができる。〈隠密〉判定に+4の強化ボーナスを得る。10レベルの時点で〈隠密〉判定へのボーナスは+8に上昇する。

 致死的な分泌液(変則)/Deadly Excretions:その皮膚毒能力を用いる場合、アルケミストは【敏】毒の変わりに【耐】毒を選択することができる。この毒はセーヴに失敗すると1ポイントの【耐】ダメージを与える以外は通常のグリプリーの皮膚毒と同様に機能する。アルケミストは少なくとも8レベルで、この発見を選択する前に皮膚毒種族能力を持っていなければならない。

 水中爆弾(変則)/Underwater Demolition:アルケミストは、空中から水の中に投げ込むことも含め、水中で爆弾を投げる能力を得る(通常は投擲武器は水中では使用できない)。爆弾が水中を移動する場合、その射程単位は5フィートに減少する。

新しい種族ルール New Racial Rules


 グリプリーは以下のオプションを利用できる。GMの決定により、他の適切な種族もこれらのいくつかを使用することができる。

グリプリーの装備品 Grippli Equipment


グリプリーは以下の装備品を利用できる。

 黒沼蜘蛛毒/Black Marsh Spider Venom:この強力な蜘蛛毒は犠牲者の分別を無くし、最後に倒れるまで筋肉の制御を失わせる。

グリプリーの特技 Grippli Feats


 グリプリーは以下の特技を取得できる。

《素早い舌》 Agile Tongue


 君の長いピンク色の舌は小さなアイテムを操り、更には物品を盗み取ることさえできる。

前提条件:グリプリー。

利益:君は距離10フィートの、物を掴むことのできる舌を持つ。君はその舌で5ポンド以下の重量のアイテムを拾い、〈手先の早業〉判定を行い、盗み取りもしくは武器落としの戦技を行うか、近接接触攻撃を行うことができる。

グリプリーの魔法のアイテム Grippli Magic Items

 グリプリーは以下の魔法のアイテムを使用できる。

バブル・ヴォールト

         (Bubble Vault/泡の宝物庫)
オーラ微弱・変成術;術者レベル 5レベル
装備部位―;市価 1,500 gp;重量

解説
この小さな真珠は水中に置かれた場合、直径1フィートの石鹸の泡状に膨らむ。5立方フィートまでの物品をバブル・ヴォールトの中に収めることができる。合言葉を唱えると、バブル・ヴォールトは水底に沈み、底面が泥またはその他の柔らかい物質がある場合は自動的に1フィートの深さに埋まる。泡から30フィート以内で合言葉が3回唱えられた場合、それは水面に浮上し、そのときに中を開けてアイテムを回収することができる。一旦開けられた場合、バブルは24時間の間真珠の形に戻る。泡は防水だが、それ以外の魔法的な防護や内容物の保護機能を持たない。無理矢理開ける場合、それは1の硬度の5ヒット・ポイントを持つ。


グリプリーの毒 Grippli Poison
名前 種別 頑健DC 潜伏期間 頻度 効果 治療 価格
黒蜘蛛沼毒 致傷 14 1/ラウンド(6ラウンド) 1d4【敏】および混乱状態1ラウンド 2回連続 800gp