この3つの茎を持つ真菌類の胴部は薄れて見えない。大きな口が正面全体で開かれている。
ファントム・ファンガス 脅威度3 Phantom Fungus
防御
AC 15、接触10、立ちすくみ15(+5外皮)
hp 30(4d8+12)
頑健 +7、
反応 +1、
意志 +1
防御能力 幻影肉;
完全耐性 植物の種別特性
攻撃
移動速度 20フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+5(2d6+3)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体または木立(2~5)
宝物 乏しい
特殊能力
幻影肉(超常)/Phantom Flesh 移動アクションで、ファントム・ファンガスは
グレーター・インヴィジビリティ(術者レベル4)を使用しているかのように
不可視状態になれる。
不可視状態で攻撃した直後、このクリーチャーは一時的に通常の姿の半透明版で姿を現す。これにより、視線が通っている見る者はファンガスの攻撃の瞬間にファンガスの位置を特定できる(しかしながらこのクリーチャーが攻撃後に移動すれば、相手は再び位置を特定しなければならない)。一時的に姿を現す時に待機アクションでファンガスに攻撃を行える相手に対しては、このクリーチャーは
不可視状態の代わりに視認困難(20%の失敗確率)のみを持つ。ファンガスは移動アクションとして完全に目に見える状態に戻れるが、通常は常に
不可視状態でい続ける。
不可視状態で殺された場合、ファンガスは1d4分後に目に見えるようになる。
ファントム・ファンガスは世界の広大な地下洞窟深くを徘徊する3本脚の肉食性の植物である。食料を求めて彷徨い、根のような脚を使って洞窟の床の振動を感知し、口付近の敏感な蔓で獲物の位置を特定する。
ファントム・ファンガスの捕食者としての重要な優位性は目に映らなくなる能力である。静かに洞窟周辺を巡回するファントム・ファンガスは獲物のすぐ背後に回るまで不可視で居続け、そうなった時点で凶悪な大口で犠牲者を齧る。
ファントム・ファンガスは仲間のいないクリーチャーを待ち伏せることを好む。より大規模な集団と遭遇した時、ファントム・ファンガスは時に数時間かけて獲物を追い、目標たちが散開するか天幕を張るまで待って、気が緩んだ敵1体を攻撃できるようにする。ファントム・ファンガスが群れでの狩りをすることは通常ないが、集団で戦ってより大きな敵を打倒したという報告は存在する。複数の敵相手に攻撃する以外に選択肢がない時、ファントム・ファンガスの集団は1体の目標を集中攻撃する。彼らは可能な限りうるさい敵を攻撃しようとする――重装鎧を装着しているか大音量の攻撃を頻繁に使う(バードや術者などの)キャラクターは静かなクリーチャーよりもかなり好まれる。
ファントム・ファンガスが獲物に攻撃するのに使う大口には、本当の牙というよりは尖った岩という方が適切な、鋭いギザギザの歯が並んでいる。しかしながらこの「口」は食事には使われず、消化器官に繋がっていない――これは単なる齧る肉体武器でしかない。ファントム・ファンガスは食事する時、獲物に根を下ろし、数千の繊毛で死体を荒らし死肉から滋養を吸い取る。
典型的なファントム・ファンガスは身長6フィート、体重200ポンド。彼らは地下での暮らしを好むが、地上で遭遇することも同様にありうる。
最終更新:2016年11月12日 19:33