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トリアイ・ソルジャー Thriae Soldier

このクリーチャーは上半身は女性の体だが下半身は蜂のものだ。彼女はロングボウを身につけ、それへの尋常ではない技術を修めている。

トリアイ・ソルジャー CR4 Thriae Soldier

XP 1,200
秩序にして中立/中型サイズの人型怪物
イニシアチブ +3;感覚 暗視60フィート、夜目;〈知覚〉+9
防御
AC 17、接触13、立ちすくみ14(+3【敏】、+4鎧)
HP 42(5d10+15)
頑健 +4、反応 +7、意志 +5
完全耐性 [音波]、
攻撃
移動速度 30フィート、飛行60フィート(良好)
近接 =+10(1d8+7、加えて“”)
遠隔 コンポジット・ロングボウ=+8(1d8+5/×3、加えて“”)または《速射》=+6/+6(1d8+5/×3、加えて“”)
特殊攻撃 メロープ摂取
一般データ
【筋】20、【敏】17、【耐】16、【知】12、【判】13、【魅】15
基本攻撃 +5;CMB +10;CMD 23
特技 《近距離射撃》《精密射撃》《速射》
技能 〈威圧〉+10、〈隠密〉+9、〈生存〉+9、〈知覚〉+9、〈飛行〉+13
言語 共通語、森語
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 2体、部隊(3~8)、または小集団(ソルジャー9~20、3~5レベルのレンジャー2~4 、4~6レベルのローグ1~2、および5~8レベルのファイターの指揮官1)
宝物 標準(チェイン・シャツ、コンポジット・ロングボウ[【筋】+5]とアロー20本、メロープ1服分、その他の宝物)
特殊能力
メロープ摂取(超常)/Merope Consumption 1日1回、1回の標準アクションとして、トリアイ・ソルジャーは1d6+3ラウンドの間自らの戦闘能力をさらに引き出すために、メロープ1服分を消費することができる。メロープを消費したラウンドの後から、トリアイ・ソルジャーは攻撃ロールとセーヴィング・スローに+2の洞察ボーナスと、高速治癒3を得る。
毒(変則)/Poison または矢―致傷型;セーヴ 頑健・DC15;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d2【筋】;治癒 1回のセーヴ成功。 1回のフリー・アクションとして、トリアイ・ソルジャーはこの毒を吹きかけることで矢に毒をかけることができる。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。

 トリアイのコロニーとその宝物の守護者であるトリアイ・ソルジャーは巣の防衛の背骨を形成する。巣の周囲を巡回していようがクイーンやシーアを攻撃するものから守っていようが、ソルジャーはコロニーの生き残りを確保する重要な存在であり、トリアイ人口の大部分を占めることも頷ける。シーアやクイーン種のような精神的な強靱さはないが、ソルジャーは特記すべき俊敏さと弓の技術を持つ。シーアの瞑想室やクイーンの巨大な私室のような重要な部屋へ至る外部の扉に護衛は駐留し続け、任務により巣壁の外に出向くときには、彼らは巨大な部隊を作って移動を行う。
 トリアイ・ソルジャーの針はジャイアント・ビーのものに似た強力な毒を有しており、ソルジャーは自分の武器にその毒を簡単に塗布することができる。ほとんどのソルジャーは弓を持つが、彼らは若い時期に多くの近接武器と遠隔武器の訓練を済ませており、中でもソードとハンマーの感覚を好む。その種類に拘わらず、トリアイの武器と鎧は全て特別にあつらえたもので、鋼鉄で作られ黄金や琥珀色の宝石による複雑な装飾で飾られている。トリアイ・ソルジャーは戦士だけでなく職人としての才能を持つことが多く、ほとんどのものが戦闘で身につける自らの武器を作る。
 彼らの生まれたコロニーではシーアよりも極端に多いソルジャーがいるため、トリアイ・クイーンはソルジャーに対して控えめにメロープを供給する。彼らはトリアイ文化に欠かせない神聖な直感を引き起こすためにメロープを使用することはできず、その代わりに戦場における度胸や勇猛なる力を奮い立たせる。トリアイ・ソルジャーがメロープを摂取するとき、その反応は素早くなり、その感覚は鋭くなり、そして乱れた呼吸は回復する。そのためほとんどの個体は切迫した必要性に駆られたときのために、提供された一服をとっておく。状況が特に厳しいときには、トリアイ軍の指揮官はその兵士全てにメロープを一度に消費することを命じることもある。これによりこの軍隊は戦場の流れを変えるために、その一団に最後の力を爆発させるのだ。
 トリアイ・ソルジャーはやせたトリアイの姉妹のほとんどに比べればがっしりとしており、平均的な個体の重量はおよそ200ポンド(約90.7kg)で、頭から足先まで6フィート(約1.8m)ほど。

最終更新:2020年09月06日 14:35