このニヤニヤ笑う亡霊は狂気に満ちた目と、操り人形のように痙攣し揺れ動く血のように赤い手を持つ。
ディビューク 脅威度15 Dybbuk
防御
攻撃
移動速度 飛行60フィート(完璧)
近接 痛みの接触=+25接触(7d6)
特殊攻撃 憑霊
擬似呪文能力 (術者レベル18;精神集中+25)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
憑霊(超常)/Malevolence 1ラウンドに1回、ディビュークは物質界にいるクリーチャーと自らを融合させることができる。この能力は
マジック・ジャー呪文(術者レベル18)と同様に扱うが、容器を必要としない点が異なる。この能力を使用するためには、ディビュークは目標と隣接していなければならない。目標はDC26の意志セーヴに成功することでこの攻撃に抵抗することができる。セーヴに成功したクリーチャーは、同じディビュークの憑霊に対して24時間の間
完全耐性を得る。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。
痛みの接触(超常)/Pain Touch 接触攻撃に成功することで、ディビュークは目標の肉体を駆け抜ける痛みを伴う発作を引き起こし、7d6ポイントのダメージを与えることができる。痛みに
完全耐性を持つクリーチャーはこの接触から一切のダメージを受けない。
物体保有(超常)/Possess Object ディビュークは大型以下で誰も所持していない物体を所持するために、憑霊能力を使用することができる。これは
アニメイト・オブジェクツであるかのようにその物体を活動させるが、ディビュークはその物体と融合し、生きているクリーチャーであるかのようにその物体を操る。ディビュークは物体を保有している間、会話をしたり他の特殊能力を使用することはできない。
ディビュークは大きな罪や痛ましい自殺のために審判を免れた、見当はずれの魂である。ゴーストのように定命のものの世界に漂っており、永遠にその魂に刻まれた大いなる過ちを正すという愚かな願いを果たそうとしたり、永遠に直面することを運命付けられた苦痛を単に拡散したりする。実体がなく彷徨っているディビュークは肉体の不在によって次第にその苦しみと怒りを強めていき、盗んで苦痛を撒き散らそうと、延々と定命のものか命のない身体をさえ探し求める。汚らわしい操縦者である彼らは、標的の最も身近にある、苦痛をもたらす最高の潜在性を持つ肉体を探し、指導者の目的を信奉者の破壊に変えたり無垢なる者を内側から苛む行為で喜びを得る。ディビュークはまた恐怖を撒き散らすために命を持たない物体を活動させ、混乱し恐怖させるために死体を操り、引き起こされた混乱を大いに楽しむ。多くのディビュークは自分は選んだ犠牲者を苦しめための永遠性の全てを持っているとも認識しており、生きた目標を何週間も何ヶ月も静かに待ち続け、新たにその恐怖を引き起こす瞬間を待ち続けているのかもしれない。
最終更新:2016年11月12日 19:32