致命的な優雅さで動く、この残忍な分厚い毛で覆われた人型生物の姿をしたものは、無表情な黒い目をした雌ライオンの頭部を持つ。
シラ 脅威度12 Shira
防御
AC 27、接触16、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ、+7【敏】)
hp 150(12d10+84)
頑健 +11、
反応 +15、
意志 +14
DR 10/冷たい鉄および善;
完全耐性 [火]、
毒;
抵抗 [酸]10、[電気]10;
SR 23
攻撃
移動速度 50フィート
近接 噛みつき=+21(1d8+9/19~20)、
爪(×2)=+21(1d8+9、加えて“
つかみ”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 精髄消耗、
引っかき(
爪(×2)=+21、1d8+9)、埃だらけの毛皮
擬似呪文能力 (術者レベル13;精神集中+18)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン)
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
精髄消耗(超常)/Consume Essence シラの攻撃は何より恐ろしいことに、犠牲者の精髄の一部を吸い取ってしまう。シラが噛みつきによりとどめの一撃を命中させたか、爪か噛みつきによってクリティカル・ヒットを確定させたときには、目標はDC23の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1d4ポイントの【耐久力】
吸収を受ける。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
埃だらけの毛皮(変則)/Dusty Pelt シラは皮膚を覆うざらざらした毛の内側で、大量の埃と灰を集め生み出している。1回の移動アクションとして、彼らは自らの体を揺らしてその接敵面に埃の雲を作り出すことができる。この雲は視認困難を作り出す。シラに対して殴打、刺突、斬撃ダメージを(
DRを考慮する前の時点で)少なくとも10ポイント以上与えた攻撃は、自動的にこの能力を誘発する。この埃の雲は1ラウンドの間持続する。この雲は微風で直ちに撒き散らされる。
野獣のような追跡者、シラは狩り喰らうために生きる。擬人化された雌ライオンを思い起こさせるこのディヴはその強力な体格と鋭い感覚、そして恐ろしい本能で傲慢なる定命のものを追跡し、最も恐怖を抱かせる敵を打ち倒す。彼らは原野の恐ろしい自然と定命のものに対する獣と自然の公平さの化身である。彼らは文明化された存在が野蛮なる世界に直面すれば、いかに小さく希望のない存在なのかを証明することに喜びを見いだす。
シラは単独で狩りをすることを好み、一時的な狩りの一団を編成することに十分なほどにしか他者とつきあうこともない。知的な獲物を欲してやまない彼らは犠牲者の肉体だけではなくその生命の精髄を捕らえて定命のものの魂の味を味わう。全てのディヴの中で最も野蛮な存在だが、シラはときにディヴの群れの斥候や暗殺者の役割を担うこともある。しかしこのような運用は一時的なものとなることが普通で、シラの野蛮な本能や仮への渇望を抑えていられる間だけ続けられる。
シラは簡単な殺害を求めることは決してない。選択できる目標の中でも、明らかに最も強力だと分かる相手を狙う。この衝動強迫に駆られている間、シラは生き残り、将来行う殺害による栄光を得る機会に重きを置く。そのためその戦略は慎重なものとなり、必ずしも獰猛にも前に突っ込むものとはならない。野蛮ではあるものの、シラはずる賢い狩人でもある。彼らは選んだ獲物を打ち倒すに完璧な機会を求めて、何週間も待つこともある。
ほとんどのシラは全長10フィート(約3m)で、体重はおよそ1,200ポンド(約544kg)。
最終更新:2017年01月05日 00:09