骨格の死体が自力で地面から起き上がり、その肉体は骨と腐肉と同程度には土と砂でも構成されている。
ゲクブ 脅威度8 Guecubu
経験点4,800
CE/中型サイズの
アンデッド(地)
イニシアチブ +8;
感覚 暗視60フィート、
振動感知60フィート;
〈知覚〉+18
オーラ 壊れる大地(30フィート、DC20)
防御
攻撃
移動速度 30フィート、穴掘り15フィート;
地潜り
近接 噛みつき=+14(1d8+6、加えて“不運”)、
叩きつけ(×2)=+14(1d6+6、加えて“不運”)
擬似呪文能力 (術者レベル8;精神集中+13)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
壊れる大地(超常)/Broken Ground ゲクブから半径30フィート以内の地面は不自然に漣を立て震える。これはゲクブの周囲の範囲を移動困難な地形へと変成する。ゲクブはペナルティなしにこの範囲を移動できる。浄化された地面はこの能力の影響を受けず、
マジック・サークル・アゲンスト・ケイオスあるいは
マジック・サークル・アゲンスト・イーヴルで守られた範囲も同様である。
不運(超常)/Misfortune ゲクブに打たれたクリーチャーはDC20の意志セーヴに成功しない限り永久的な不運の呪いを受ける。この呪いの犠牲者は全ての攻撃ロール、セーヴィング・スロー、そして技能判定に-4のペナルティを受け、犠牲者に対してクリティカルが可能域に入れば自動的にクリティカルが確定する。ゲクブがこの呪いを受けているクリーチャーに命中させた場合、その犠牲者はDC20の意志セーヴに成功しない限り1ラウンドの間
よろめき状態になる。これは[呪い]効果である。このセーヴDCは【魅力】に基づく。
格別に邪悪な犯罪者が裁かれた時、疑り深い人民はその犯罪者の死体が死から蘇り生者を苦しめ続けるのではないかと怖がることがある。その可能性と戦うため、群衆の多くあるいは司法機関はそういった死体を焼き、骨を砕き、そしてその残骸を自然へと散らす。しかし格別に邪悪な犯罪者の場合はそうした手順さえも無駄である、彼らの精神力は遺体が散らかされた土地の地面、石、木の根、あるいは植物から肉体を再構成できるほどに強力だからだ。そうしたアンデッドの怪物は、墓地の彼方からの不運と復讐の前兆であるゲクブとして起き上がる。
新しく作られたゲクブは敵が自分をどう扱ったかをよく覚えており、そしてアンデッド・クリーチャーである間は生前の才能を何も保持しておらず、そのアンデッドの状態がゲクブに多くの復讐を遂行するための新たな道具を与えている。典型的にはゲクブは直接の処刑に関わった者たちに対する復讐に制限を付けない――村と町全体がそれの激怒の標的となる。ゲクブの戦術は迂遠な傾向があり、不運と死を人から人の基底へとばら撒こうとし、敵が逃げ出すまで敵を殺し続け、そうして残るのは無人の都市のみとなる。
ゲクブは身長6フィート、体重100ポンド。
最終更新:2016年11月12日 19:30