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カミ:シキガミ Kami, Shikigami

この小さな、雑に彫られた外套を着た男の石像は表面には輝く古の文字が走っている。

シキガミ 脅威度2 Shikigami

経験点600
LN/超小型サイズの来訪者カミ原住
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+11
防御
AC 15、接触13、立ちすくみ14(+2外皮、+2サイズ、+1【敏】)
hp 19(3d10+3);高速治癒2
頑健 +4、反応 +2、意志 +8
DR 5/冷たい鉄; 完全耐性 出血攻撃、[精神作用]効果、石化、(ポリモーフ); 抵抗 [酸]10、[電気]10、[火]10
攻撃
移動速度 30フィート
近接 代用武器=+4(1d4+2/×3)
遠隔 代用武器=+6(1d3+2/×3)
接敵面 2・1/2フィート; 間合い 0フィート
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+8)
一般データ
【筋】8、【敏】13、【耐】12、【知】11、【判】17、【魅】14
基本攻撃 +3; CMB +2; CMD 11
特技 《鋭敏感覚》《代用武器の巧み》(B)《鋼の意志》《万能投擲術》(B)
技能 〈隠密〉+15、〈真意看破〉+11、〈生存〉+9、〈知覚〉+11、〈知識:自然〉+6、〈治療〉+9
言語 共通語
その他の特殊能力 代用武器体得、宿り(ちょっとした文明の工芸)、宿り主との合一
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、または徒党(3~8)
宝物 標準
特殊能力
代用武器体得(変則)/Improvised Weapon Mastery シキガミは《代用武器の巧み》《万能投擲術》をボーナス特技として得、そしてそのような武器による攻撃でダメージの一撃を与えるに際し超常的なまでに幸運になるようで、代用武器によってなされるダメージに【筋力】修正値の代わりに【魅力】修正値を加える。シキガミは超小型ではあるが、近接武器で隣接する敵を攻撃する時に機会攻撃を誘発しない。シキガミが代用武器でクリティカル・ヒットした場合、×3のダメージを与える。シキガミは代用武器に習熟している。

 シキガミは最も劣ったカミであるが、その低い能力を忠義と武勇で補っている。他の知名度の高いカミの種類とは異なり、シキガミは自然の地よりも田舎や都市の土地にいることの方が多い。これらのカミはちょっとした文明の工芸――一里塚、道標、小さな塞の神、そして他の人造の比較的粗雑な芸術品――の守護者である。
 このカミの種族と関わりがある宿り主は幅広くあるため、同じ外見のシキガミは2つとしてない。シキガミは全て宿り主との合一能力を持つが、これらのカミは物理的な姿をとって時を過ごすことも好み、不可視あるいは小さな石像の姿で宿り主を観察する。戦闘では、シキガミは見つけた物を手にして戦う。どちらかと言うと弱いが、これらの代用武器は本来よりも強く当てる不可思議な特性を持つ。
 シキガミは他のカミと同様に友好的で好奇心旺盛だが、自然の活力を崩壊させる理想によって汚染されたと見做した地を去るのは素早い。そうする時、彼らは通常自身の宿り主を持ってゆく。彼らは環境を汚す人型生物と交戦することはないが、シキガミたちの不在はそれを見た村人たちの士気に激しい衝撃を与える。シキガミが離れると、この小さなカミの機能を知っている町の役人はシキガミと人々の関係を取り戻し、最低でもその共同体がより強力でより能動的なカミの不興を買わないよう、即座に共同体の政策をより自然主義的な考えを反映したものに変える。
 シキガミは概して身長2フィート、体重30ポンドであり、石像形態では50ポンドになる。術者がシキガミの使い魔を得るには《上級使い魔》特技、秩序にして中立の属性、そして秘術の術者レベル7以上を持たなければならない。シキガミが使い魔になった時、シキガミは自身の主人を宿り主とする。
最終更新:2016年11月12日 19:30