この人型の狼の毛皮は雪のような白、その眼は刺すような青である。その手には装飾された槍が握られている。
アドレット 脅威度10 Adlet
防御
AC 24、接触19、立ちすくみ15(+1回避、+5外皮、+8【敏】)
hp 各127(15d8+60)
頑健 +9、
反応 +17、
意志 +8
完全耐性 [冷気]
弱点 [火]に対する
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート
近接 +1スピア=+17/+12/+7(1d8+7/×3)、
噛みつき=+10(1d6+2、加えて1d6[冷気])
特殊攻撃 凍てつく吐息
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+11)
一般データ
生態
出現環境 寒冷/平地、丘陵、または山岳
編成 単体、2体、または小さな群れ(3~18、加えて祈祷師1)
宝物 標準(+1スピア、その他の宝物)
特殊能力
極地渡り(変則)/Arctic Stride アドレットは極地または雪が降っている地域の中ではどんな種類の移動困難な地形の中でも通常の速度で移動することができる。魔法的に操作された地形はアドレットに通常通り効果を与える。
凍てつく吐息(超常)/Frozen Breath アドレットの息は超自然的に冷たく、その結果噛みつき攻撃に1d6ポイントの[冷気]ダメージを追加で与える。1d4ラウンドに一度即行アクションとして、自身のまわりの半径10フィートの範囲内を、2d6ポイントの[冷気]ダメージを与えその範囲内にいる者を痺れさせる寒さで
よろめき状態にできる冷たい空気で満たすことができる。この
よろめき状態は1d6ラウンド持続する。DC21の頑健セーヴに成功すれば
よろめき状態を無効化できるが[冷気]ダメージは無効化できない。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
アドレットは極地の荒野の狡猾な狩人である。背が高く筋張って機敏で非常に迅速な彼らは自らを飼いならされていない極北の大地の真の継承者であるとみなし、そのような地域に居住しようとする他のあらゆる人型生物種族に気分を害している。通常は邪悪ではないが、アドレットは非常に攻撃的で好戦的である。また共食いに何ら社会的な禁忌を持たず、死者を埋葬するよりも食べてしまう習慣によってその道徳性を更に誤解される。
非常に宗教的であるアドレットは自然の力と冷酷さを崇拝し、ブリザードの風に襲われること、ホッキョクグマの凶暴性、そびえ立つ氷山の巨大さに神性を見出す。多くの者がオラクルやドルイドになるが、全てのアドレットが自然界でその居場所を見出すわけではない。1ダースに1体のアドレットはシャーマンであり、アドヴァンスト・クリーチャー・テンプレートと1日に1回擬似呪文能力として1体のグレーター・アイス・エレメンタルまたは1d4+1体の大型のアイス・エレメンタル( Bestiary 2 114ページ参照)を招来する能力と コミューン・ウィズ・ネイチャーを使う能力を持つ。アドレットは身の丈6フィート、体重250ポンド。
最終更新:2016年11月12日 19:29