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アクルト Akhlut

この巨大な黒と白の毛皮を持つ狼に似た獣の背中には背びれが立ち上がっている。

アクルト 脅威度13 Akhlut

経験点25,600
N/超大型サイズの魔獣変身生物冷気
イニシアチブ +6; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、雪の見通し、夜目〈知覚〉+14
防御
AC 30、接触11、立ちすくみ27(+1回避、+19外皮、-2サイズ、+2【敏】)
hp 189(18d10+90)
頑健 +16、反応 +13、意志 +10
DR 15/魔法; 完全耐性 [冷気]
弱点 [火]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、水泳60フィート
近接 噛みつき=+27(4d8+15/15~20、加えて4d6[冷気]および“つかみ”)
接敵面 15フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 海浜突撃、飲み込み(2d8+15殴打ダメージ加えて4d6[冷気]、AC19、hp18)、野生の噛みつき
擬似呪文能力 (術者レベル18;精神集中+16)
1回/日:コントロール・ウェザー(風のあるまたは寒冷な天候のみ)
一般データ
【筋】31、【敏】15、【耐】20、【知】4、【判】15、【魅】6
基本攻撃 +18; CMB +30(組みつき+34); CMD 43(対足払い47)
特技 《イニシアチブ強化》《回避》《技能熟練:隠密》《強打》《クリティカル強化:噛みつき》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《鋼の意志》《武器熟練:噛みつき》
技能 〈隠密〉+16(雪中では+28)、〈軽業〉+2(跳躍+6)、〈水泳〉+18、〈知覚〉+14;種族修正 +12雪中での〈隠密〉、+4〈知覚〉
その他の特殊能力 息こらえ、雪上歩行、変身(オルカ;ビースト・シェイプIII
言語 水界語(話せない)
生態
出現環境 寒冷/湖、平地、または海洋
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
野生の噛みつき(変則)/Savage Bite アクルトの噛みつきは出目18~20でクリティカル可能状態となる。
海浜突撃(変則)/Shore Storming アクルトは全身が水に浸かっている場合、常に自動的にその足と毛皮を失ってオルカに変身する。同様にアクルトが水から上った場合、自動的にウルフとオルカのハイブリッド形態に変身する。アクルトが戦闘が始まる前のラウンドに水中から陸上に移動(あるいはその逆)した場合、そのイニシアチブ判定に+8のボーナスを得る。この最初の攻撃は突撃と同様に解決する。アクルトはいずれの形態でも同一の能力値を持つ。
雪の見通し(変則)/Snow Vision アクルトは雪が降っている状況においても完全に見通せるようになる。アクルトは雪が降っている際にも〈知覚〉判定に何らペナルティを被らない。
雪上歩行(変則)/Snow Walking アクルトは雪や薄い氷の層の上をウォーター・ウォークの効果を受けているかのように歩行することができる。このような表面にはそう望む場合にのみ痕跡を残す。

 狼の混ざったキラー・ホエール以外の何物にも見えない、めったに見ることのできないアクルトは絶え間なく続く吹雪に身を隠し、荒涼とした海と凍てついた大地との間をうろついている。伝説によれば最初のアクルトは極地のハリケーンの中心で、元素の無慈悲な怒りを体現し完全に成長した形で産み落とされたという。この物語が真実であろうとそうでなかろうと、アクルトの凶暴性はあらゆる嵐のそれど同じように記憶されるべきものである。
 アクルトが陸上で狼とオルカの混血の姿で現れても、水に入ると足と毛皮が消失し、完全にオルカの形態に変身する。アクルトは水の中に、あるいは水の中から突撃することに熟練しており、その形態を変えることは瞬きの間に行われる。
 それぞれのアクルトは他の捕食者、特に他のアクルトからその狩場を猛烈に守る。このことは地域の危険な捕食者の数を減少させるが、より弱い捕食者が、アクルトほどに危険な存在と入れ替わることが実際に好ましいかどうかは不明確である。通常アクルトはそのコントロール・ウェザー擬似呪文能力で作り出した嵐の範囲をその縄張りであるとみなしており、この嵐の境界から遠くに移動することはめったにない。
 アクルトは体長22フィート、体重8,000ポンド。


最終更新:2016年11月12日 19:28