この熊ほどの大きさの獣はうずくまった猿に似た体、犬のような顔、先端が爪の生えた手になった長い尾を持つ。
アウィソトル 脅威度6 Ahuizotl
防御
AC 19、接触12、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ、+3【敏】)
hp 68(8d10+24)
頑健 +9、反応 +9、意志 +4
攻撃
移動速度 30フィート、水泳50フィート
近接 噛みつき=+12(2d6+5)、
爪=+12(1d8+5/19~20、加えて“
つかみ”)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(尾は10フィート)
特殊攻撃 引っかき(
爪(×2)=+12、1d4+5)
一般データ
生態
出現環境 暑熱/湖、河川、または沼地
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
執拗な組みつき(変則)/Tenacious Grapple アウィソトルは敵に組みついている場合に
組みつき状態にならない。
声色(変則)/Voice Mimicry アウィソトルは人型生物がすすり泣く音を完璧に真似することができ、聞いた声を模倣しようとすることさえできる。声を模倣する場合はアウィソトルは聞く者の
〈真意看破〉と対抗して
〈はったり〉判定を行わなければならない。聞く者がアウィソトルが模倣しようとする声を聞いたことがない場合、聞く者は
〈真意看破〉判定に-8のペナルティを被る。
殺戮に飢えた湿地の住人であるアウィソトルは、最もはっきりした特徴である、先端が爪が生えているが人型生物そのものの手になっている長い尾を考慮に入れなかったとしても、凶悪な外見の捕食者である。その水中の住処(典型的には水没した木々の塊か浸水した洞窟)の入り口からであれ、水際に繁茂した密生した葦や植物からであれ、アウィソトルはその縄張りに侵入するかもしれないあらゆるものを警戒している。そのような獲物を見つけると、この獣は嘆き悲しむ人型生物の声を真似する薄気味の悪い能力を用いて犠牲者を尾の爪で掴みかかることができるほど近くに誘い込む。アウィソトルはことのほか犠牲者の目を賞味することを好み、その尾の爪はこのような器官をこの獣が貪るために抉り出すことに適応している。歯と指の爪もこのクリーチャーのお気に入りの食べ物であり、川岸に沿って目、歯、爪を失った損傷した肉体があることはアウィソトルの攻撃があった確実な証拠となる。
残虐を好むにも関わらず、アウィソトルは湿地の他の有害な住人たちとお互いに利のある協定をすることがある。ウィル・オ・ウィスプとアウィソトルはしばしばこのような協力関係にあり、ウィル・オ・ウィスプがクリーチャーをアウィソトルのねぐらに誘い込み、アウィソトルがそれを深みに引き込む際に犠牲者の恐怖を食らうためにまとわりつく。アウィソトルに掴まれた一部の狡猾な人型生物、通常はリザードフォーク、ボガード、湿地に住む人間は、他の者の命を彼ら自身の命と引き換えにするという取引に成功している。このような協定はこの水棲捕食者の代理人が新たな犠牲者をその恐るべきパートナーの食事として湿地に誘い込むことによって、常に身代わり殺人が連続するという結果になる。
アウィソトルは著しく長命で、1体の個体が人間の数世代にわたって特定の地域に住みつき捕食をしていることがある。アウィソトルは体長9フィート、体重1,200ポンド。
最終更新:2016年11月12日 19:28