この痩せこけたクリーチャーの肉体は焼け焦げているか干からびているかのように見え、その空虚な眼窩からは一筋の煙が流れている。
ボダック 脅威度8 Bodak
防御
AC 21、接触13、立ちすくみ18(+1回避、+8外皮、+2【敏】)
hp 85(10d8+40)
頑健 +6、
反応 +5、
意志 +8
DR 10/冷たい鉄;
完全耐性 [電気]、
アンデッドの種別特性;
抵抗 [酸]10、[火]10
弱点 太陽光に対する
脆弱性
攻撃
移動速度 20フィート
近接 叩きつけ(×2)=+9(1d8+1)
特殊攻撃 死の
凝視
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地上(悪属性の外方次元界)
編成 単体、2体、または徒党(3~4)
宝物 なし
特殊能力
死の凝視(超常)/Death Gaze 1d4の負のレベル、30フィート; 頑健・DC18・無効。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。ボダックの死の
凝視によって殺害された人型生物は24時間後ボダックとして蘇る。これは[即死]効果である。
太陽光に対する脆弱性(変則)/Vulnerability to Sunlight ボダックは太陽光を憎む。単にそれに触れただけでその不浄なる肉体が燃え上がるからだ。直接太陽光にさらされたラウンドごとにボダックは2d6ポイントのダメージを受ける。
定命の人型生物が深遠で超自然的な悪にさらされた場合、恐るべき怪異な変容がその魂を剥ぎとり、苦しめられた存在であるボダックへと堕とす。ねじれて厭世的な絞りかすへと変わってしまったボダックは悪属性の次元界の果てしない小道をさまよい、時としてポータルを通ったりどこかに召喚されたりして、他の領域へさ迷い出る。かつての経験の記憶の断片しか持たないボダックは深い空虚、悲しい望み、そして全ての生命への激しい憎しみに駆り立てられる。
ボダックの外見は深く心がざわつかせるものである。その肉体は乾き、こわばり、生気を失っているが、奇妙で異界的な光沢を持つ。その体は均整が取れておらず、明らかに両性具有である。無毛で、ボダックで唯一曖昧にほのめかされる表情的な特徴である目は一揃いの深い眼窩で、腐った匂いのする煙のような蒸気を流している。次元界を熟知した旅行者はその姿を認めると逃げ出す。ほとんどの旅人は比較的動きの鈍いボダックから逃げ去ることができるからだ。
ボダックは全ての生きているクリーチャーをひどく嫌い、彼らが出会ったあらゆる者を即座に滅ぼそうとする。ボダックは生前に知っていた言語を1つ(通常は共通語)話す能力を保持するが、めったに会話をすることはなく、そのかわりに邪悪な非難、呪詛、脅迫の理解しがたい奔流を吐く。時として、ボダックは武器を振るうが、ほとんどは主としてその死の凝視の効果に頼る。
ボダックはアビスの外ではめったに遭遇することはない。頭のめぐりが遅いため、リッチやナバッスゥ・デーモンのような強力な悪のクリーチャーは時としてボダックを手下、暗殺者、護衛として用いる。物質界で遭遇するボダックは、彼らの忌まわしい変容を理解することを強いられた場合に特に悪意を吐き出す。彼らの運命を他者にも科そうとする欲望があまりに強いため、多くの者は自分が殺した犠牲者の体を引きずっていき、それがアンデッドとして蘇るまで守ろうとする。
20レベルの術者は
クリエイト・グレーター・アンデッドを使用してボダックを作成することができるが、呪文は術者が悪属性の外方次元界(伝統的にはアビス)にいる間に発動しなければならない。
最終更新:2016年11月12日 06:51