このドラゴンの漆黒の鱗の間には輝く溶岩の小川が、翼の膜には熱い光で燃えるような静脈が走っている。
マグマ・ドラゴン Magma Dragon
基本データ
脅威度 4;
サイズ 超小型;
ヒット・ダイス 5d12
移動速度 40フィート
外皮 +4;
ブレス攻撃 円錐状、2d6[火炎]
【筋】13、
【敏】 16、
【耐】 13、
【知】 12、
【判】 12、
【魅】 11
生態
出現環境 気候問わず/山岳または地下(火の元素界)
編成 単体
宝物 ×3
特殊能力
マグマの墓(超常)/Magma Tomb 1日に1回、グレート・ワーム・マグマ・ドラゴンは120フィート以内にいる目標に向って溶岩を吐き、
ブレス攻撃が通常与えるダメージを与えることができる。このマグマはすぐに冷え、継続的にダメージを与えることはないが、犠牲者を“
捕獲”する(
モンスターの共通ルール参照。DCはドラゴンの
ブレス攻撃のセーヴDCに等しい、3d6分間、硬度8、ヒット・ポイント45)。
マグマのブレス(超常)/Magma Breath 1日3回、エインシャント以上の年齢段階のマグマ・ドラゴンは火の代わりに円錐状の溶岩のブレスを吐くことができる。ダメージには変更がないが、マグマはそれにダメージを受けた者に付着し、その後1d3ラウンドの間毎ラウンド半分のダメージを与える。このマグマは冷えた後は塵になってしまう。
擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities マグマ・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を得、列挙されている年齢段階に到達した時に(他に説明がない限り)回数無制限で使用できる。ヴェリー・ヤング―
バーニング・ハンズ; ジュブナイル―
スコーチング・レイ; アダルト―
ウォール・オヴ・ファイアー; オールド―
ファイアー・シールド(ウォーム・シールド、常時発動); エインシャント―
ディレイド・ブラスト・ファイアーボール (3回/日); グレート・ワーム―
ウォール・オヴ・ラヴァ。
超高熱(超常)/Superheated ヤング以上の年齢段階のマグマ・ドラゴンの
噛みつき攻撃は、その年齢段階に等しい[火炎]ダメージを追加で与える。
表:Magma Special Abilities
ヤング・マグマ・ドラゴン 脅威度8 Young Magma Dragon
経験点4,800
CN/中型サイズの
竜(
他次元界、
火)
イニシアチブ +6;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+14
防御
AC 22、接触12、立ちすくみ20(+10外皮、+2【敏】)
hp 85(9d12+27)
頑健 +11、
反応 +8、
意志 +10
完全耐性 [火炎]、睡眠、
麻痺
弱点 [氷雪]への
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行150フィート(標準)
近接 噛みつき=+17(1d8+12、加えて3[火炎])、
爪(×2)=+17(1d6+8)、
翼(×2)=+12(1d4+4)
特殊攻撃 ブレス攻撃(30フィート円錐状、6d6[火炎]、DC17)
擬似呪文能力 (術者レベル9;精神集中+10)
修得呪文 (術者レベル1;精神集中+2)
一般データ
アダルト・マグマ・ドラゴン 脅威度12 Adult Magma Dragon
防御
AC 29、接触10、立ちすくみ28(+19外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 172(15d12+75)
頑健 +16、
反応 +10、
意志 +15
DR 5/魔法;
完全耐性 [火炎]、睡眠、
麻痺;
SR 23
弱点 [氷雪]への
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+22(2d6+12/19~20、加えて6[火炎])、
爪(×2)=+22(1d8+8/19~20)、
尾の打撃=+17(1d8+12)、
翼(×2)=+17(1d6+4)
接敵面 10フィート;
間合い 5フィート(
噛みつきは10フィート)
特殊攻撃 ブレス攻撃(40フィート円錐状、12d6[火炎]、DC22)
擬似呪文能力 (術者レベル15;精神集中+18)
修得呪文 (術者レベル7;精神集中+10)
一般データ
エインシャント・マグマ・ドラゴン 脅威度17 Ancient Magma Dragon
経験点102,400
CN/超大型サイズの
竜(
他次元界、
火)
イニシアチブ +4;
感覚 ドラゴンの超感覚;
〈知覚〉+32
オーラ 畏怖すべき存在(300フィート、DC26)
防御
AC 39、接触8、立ちすくみ39(+31外皮、-2サイズ)
hp 310(23d12+161)
頑健 +22、
反応 +13、
意志 +21
DR 15/魔法;
完全耐性 [火炎]、睡眠、
麻痺;
SR 28
弱点 [氷雪]への
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行200フィート(貧弱)
近接 噛みつき=+33(2d8+18/19~20、加えて10[火炎])、
爪(×2)=+33(2d6+12/19~20)、
尾の打撃=+31(2d6+18)、
翼(×2)=+31(1d8+6)
接敵面 15フィート;
間合い 10フィート(
噛みつきは15フィート)
特殊攻撃 押し潰し、
ブレス攻撃(50フィート円錐状、DC28、20d6[火炎] に加えて特殊)、マグマのブレス
擬似呪文能力 (術者レベル23;精神集中+28)
修得呪文 (術者レベル15;精神集中+20)
一般データ
興奮しやすく暴力的な爆発を起こしやすいマグマ・ドラゴンは、ほとんどの他のドラゴンから危険なほど狂っているとみなされている。この決め付けはしばしば事実だと分かる。それが攻撃してくるか、あるいは会話をしようとしてくるかするまで、マグマ・ドラゴンの精神状態を予測することができる者はほとんどいない。マグマ・ドラゴンの側からすれば、自分の行動は全て正当化できる――そうする必要は滅多に感じないが――ものである。
最終更新:2019年08月13日 00:18