この紫色をした7腕のタコのような怪物は、馬ほどの大きさで、鉤の並んだ触手と冷たい青色の目を持つ。
デヴィルフィッシュ 脅威度4 Devilfish
防御
AC 17、接触12、立ちすくみ14(+5外皮、-1サイズ、+3【敏】)
hp 42(5d10+15)
頑健 +7、
反応 +7、
意志 +2
抵抗 [冷気]10
攻撃
移動速度 10フィート、水泳40フィート;
噴射移動(240フィート)
近接 触手=+7(3d6+4、加えて“
つかみ”)
接敵面 10フィート;
間合い 15フィート
特殊攻撃 不浄の血、野生の噛みつき(+7近接、2d6+4/18~20 加えて“
毒”)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/水界
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 野生の噛みつき・致傷型;
セーヴ 頑健 DC15;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d2【筋】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
野生の噛みつき(変則)/Savage Bite デヴィルフィッシュは組みつき判定に成功した場合はいつでも野生の噛みつきで攻撃することができる。この攻撃は組みつき判定で成功した場合に行える他の何らかのアクションの代わりである。噛みつきのクリティカル可能域は18~20である。また、目標に
毒を注入する。
不浄の血(超常)/Unholy Blood デヴィルフィッシュの血はフィーンドの魔法に満ちている。1日1回、即行アクションとして、デヴィルフィッシュはこの邪悪な液体を漆黒の雲として放出し、水中であれば半径20フィートの雲、地上であれば20フィートの爆発の範囲を満たす。水の中では、血はデヴィルフィッシュ(簡単に血を見通すことができる)以外の全てのものに完全視認困難を与える。地上では、滑りやすい血が地面を覆い、その範囲を移動困難な地形とする。血は1分後には消えてしまう。水中で血の雲の中に入ったもの、あるいは陸上で地の爆発の範囲内にいる者は、DC15の頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合は1d4ラウンドの間
吐き気がする状態となる。このセーヴは雲につき1回だけ行われる。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
水への依存(変則)/Water Dependency デヴィルフィッシュは水の外で1時間の間生き延びることができ、その後は
疲労状態となる。2時間後にはデヴィルフィッシュは
過労状態となり、窒息を始める(
『Pathfinder RPG Core Rulebook』P.445)。
デヴィルフィッシュは表面的には7腕のタコに似ているが、お互いに異なったクリーチャーである。初歩的な知性を持つデヴィルフィッシュは、さまざまな言語の多少の単語と文章を理解し、話すことさえできる。しかし話す時には言語をお互いにまぜこぜにする傾向があり、デヴィルフィッシュが知る全ての言語を話すことができないものには幾分理解しがたいものとなる。
デヴィルフィッシュの知性と能力のいくつかは単なる動物のそれ以上のものであり、フィーンドの遺伝の賜物である。ほとんどの賢者は、最初のデヴィルフィッシュはアビスから来た来訪者で、数千年の歳月の間に物質界の海洋に土着のものとなったのだと信じている。はるかに知的なデヴィルフィッシュが最も深い開港に住んでいるという噂があるが、この噂が真実である場合でも、この深海のデヴィルフィッシュは海面には滅多に現れない。
デヴィルフィッシュは体長10フィート、体重500ポンド。
最終更新:2016年11月12日 06:50