この巨大な琥珀色のクラゲの傘は馬車ほどもある。剣呑な触手がその下で絡まりのたくっている。
ジャイアント・ジェリーフィッシュ 脅威度7 Giant Jellyfish
経験点3,200
N/大型サイズの
蟲(水棲)
イニシアチブ +2;
感覚 暗視60フィート;
〈知覚〉+0
防御
AC 11、接触11、立ちすくみ9(-1サイズ、+2【敏】)
hp 94(9d8+54)
頑健 +12、
反応 +5、
意志 +3
防御能力 不定形;
DR 10/刺突または斬撃;
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 水泳20フィート
近接 触手(×4)=+9(1d6+4、加えて“
毒”)
接敵面 10フィート;
間合い 15フィート
一般データ
【筋】18、
【敏】15、
【耐】22、
【知】―、
【判】11、
【魅】1
基本攻撃 +6;
CMB +11;
CMD 23(足払いされない)
技能 〈水泳〉+12
その他の特殊能力 収縮
生態
出現環境 気候問わず/海洋
編成 単体、小さな群れ(2~5)、または大発生(6~12)
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 触手・致傷型;
セーヴ 頑健 DC17;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d4【耐】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
小さな同類たちとは違い、ジャイアント・ジェリーフィッシュは獲物を探し回る積極的な捕食者である。ジャイアント・ジェリーフィッシュは狭い隙間に滑り込む能力を持ち、浸水したり沈没した船の中に潜んでいるときに遭遇する恐るべき生物である。この蟲類の他の種類は以下の表にまとめられている。これらの変種はしばしば異なった種類の
毒や、透明化や
締めつけのような異なった能力を持つ。
表:ジェリーフィッシュの種類
種類 |
脅威度 |
サイズ |
ヒット・ダイス |
デスズ・ヘッド・ジェリーフィッシュ |
1 |
小型 |
2 |
クリムゾン・ジェリーフィッシュ |
4 |
中型 |
5 |
サファイア・ジェリーフィッシュ |
11 |
超大型 |
12 |
ヴァンパイア・ジェリーフィッシュ |
14 |
巨大 |
16 |
ホエラー・ジェリーフィッシュ |
17 |
超巨大 |
20 |
水中ではほとんど見えないこの拳大のクラゲの邪悪なスウォームがのたうちもがき、針のある触手で壁を作っている。
ジェリーフィッシュ・スウォーム 脅威度6 Jellyfish Swarm
防御
AC 15、接触15、立ちすくみ14(+4サイズ、+1【敏】)
hp 54(12d8)
頑健 +8、
反応 +5、
意志 +4
完全耐性 スウォームの種別特性、武器ダメージ
攻撃
移動速度 水泳20フィート
近接 群がり(3d6、加えて“
毒”)
接敵面 10フィート;
間合い 0フィート
特殊攻撃 わずらわす(DC16)
一般データ
【筋】1、
【敏】13、
【耐】10、
【知】―、
【判】10、
【魅】2
基本攻撃 +9;
CMB ―;
CMD ―
技能 〈隠密〉+29、
〈水泳〉+9;
種族修正 +16
〈隠密〉
生態
出現環境 気候問わず/水界
編成 単体または大発生(2~8)
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 群がり・致傷型;セーヴ 頑健 DC16;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d4【敏】;治癒 2回連続のセーヴ成功。
春先や海水温が上昇するような環境条件のときに、クラゲはしばしば集団となる。条件があう場合、クラゲは厄介者から脅威へと変わる。偶然にもそうなった場合でも、ジャイアント・ジェリーフィッシュのようなより攻撃的な怪物である同類とは違い、ジェリーフィッシュ・スウォームは攻撃的な狩人としてよりも機会主義の攻撃者として悪名をあげる。一般に獲物に近づいて攻撃するために動くことはないが、ほとんど透明な体色をしており、恐ろしいほど易々とクリーチャーがスウォームに気づかずに泳いでくることになる。ジェリーフィッシュ・スウォームがクリーチャーにダメージを与えた場合、スウォームは諦めるまで数ラウンドの間獲物を追跡する。多くの水棲種族が、スウォームの移動傾向の欠如によって長期間停留させておけると信じ、ジェリーフィッシュ・スウォームを防衛兵として利用している。
最終更新:2016年11月13日 19:08