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クロウリング・ハンド Crawling Hand

突如この切り落とされた手は活気づき、歪んだ蜘蛛のようにものすごい速度で指を使って前進してくる。

クロウリング・ハンド 脅威度1/2 Crawling Hand

経験点200
NE/微小サイズのアンデッド
イニシアチブ +0;感覚 暗視60フィート、非視覚的感知30フィート;〈知覚〉+4
防御
AC 14、接触14、立ちすくみ14(+4サイズ)
hp 9(1d8+5)
頑健 +2、反応 +0、意志 +2
完全耐性 アンデッドの種別特性
攻撃
移動速度 40フィート、登攀40フィート
近接 =+5(1d1+1、加えて“つかみ”)
接敵面 1フィート;間合い 0フィート
特殊攻撃 首絞め、標的設定
一般データ
【筋】13、【敏】11、【耐】―、【知】2、【判】11、【魅】14
基本攻撃 +0;CMB -4(組みつき+0);CMD 7
特技 《追加hp》
技能 〈隠密〉+12、〈生存〉+4、〈知覚〉+4、〈登攀〉+9;種族修正 +4〈生存〉
言語 共通語(話せない)
生態
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体または徒党(2~5)
宝物 なし
特殊能力
つかみ(変則)/Grab クロウリング・ハンドは中型サイズまでのクリーチャーにそのつかみ能力を用いることができる。

 一部の者はクロウリング・ハンドの起源は小さな暗殺者を作ると契約した堕落した死霊術士の実験であると言う。他の者は邪悪な魔法によって生命を吹き込まれたぞっとするような義手の話を語る。それは原始的な自意識を発達させ、復讐心に燃えて宿主を絞め殺したと言う。いずれにせよ、クロウリング・ハンドは効率的な殺人の道具だ。
 殺人を命令されていない時は、クロウリング・ハンドは静止したままで、安全に持ち運ぶことができる。典型的には、所有者はビロード引きの小箱に入れて運ぶ。また、クロウリング・ハンドは護衛として、また神域を侵したり、守っている扉を開けたり、箱の封印を破ったりという特定の行動を行った個人を狩り殺せなどという、偶発的な出来事に付随する命令をプログラムすることができる。

クロウリング・ハンド:ジャイアント・クロウリング・ハンド Giant Crawling Hand

ジャイアントの朽ちた手が不安定に揺れ、太い切り株のような指で歩いてくる。その青白い死肉は揺れ動き、不健康なできものがたくさんある。

ジャイアント・クロウリング・ハンド 脅威度5 Giant Crawling Hand

経験点1,600
NE/中型サイズのアンデッド
イニシアチブ +2;感覚 暗視60フィート、非視覚的感知30フィート;〈知覚〉+7
防御
AC 19、接触13、立ちすくみ16(+1回避、+6外皮、+2【敏】)
hp 52(7d8+21)
頑健 +4、反応 +6、意志 +6
完全耐性 アンデッドの種別特性
攻撃
移動速度 30フィート
近接 =+11(1d6+7、加えて“つかみ”)
特殊攻撃 膿噴き、標的設定
一般データ
【筋】21、【敏】15、【耐】―、【知】2、【判】13、【魅】14
基本攻撃 +5;CMB +10(組みつき+14);CMD 23
特技 《回避》《神速の反応》《追加hp》《武器熟練:爪》
技能 〈隠密〉+12、〈軽業〉+3、〈知覚〉+7;種族修正 +4〈隠密〉
言語 共通語(話せない)
生態
出現環境 気候問わず/地上または地下
編成 単体または徒党(2~5)
宝物 なし
特殊能力
標的設定(超常)/Mark Quarry クロウリング・ハンドは標的としたい者の血を一滴垂らすことで標的を設定することができる。現在標的を持っていないハンドは、自動的に自分が次にダメージを与えたクリーチャーを標的とする。ひとたび標的を設定されると、標的の位置を永続的なロケート・クリーチャー呪文の効果を受けているかのように認識できるようになる。手は設定された標的を探し出し破壊するための全ての攻撃ロール、ダメージ・ロール、技能判定に+1のボーナスを得る。標的設定能力は標的またはハンドが殺されるまで継続する。
膿噴き(超常)/Pus Burst 刺突または斬撃近接武器でダメージを受けた場合、攻撃者がDC15の反応セーヴに成功しない限り、有害な膿の噴射が攻撃者に当たる。間合いのある武器による攻撃は膿噴きから攻撃者を完全に守る。膿の当たったクリーチャーは1d3ラウンドの間吐き気がする状態になり、2d6ポイントの負のエネルギー・ダメージを受ける。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。


最終更新:2016年11月12日 06:48