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クリフォト:ナイオゴス Qlippoth, Nyogoth

これは牙の生えた口の周りに絡まる宙に浮かぶ腸の塊に見える。そのとぐろの先端にも歯の生えた口がついている。

ナイオゴス 脅威度10 Nyogoth

経験点9,600
CE/中型サイズの来訪者クリフォト混沌他次元界
イニシアチブ +5;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+17
防御
AC 24、接触15、立ちすくみ19(+9外皮、+5【敏】)
hp 125(10d10+70)
頑健 +14、反応 +12、意志 +7
防御能力 酸の噴霧;DR 10/秩序;完全耐性 [酸]、[冷気]、[精神作用]効果、抵抗 [電気]10、火10
攻撃
移動速度 5フィート、飛行30フィート(良好)
近接 噛みつき(×4)=+15(1d6+3/19~20、加えて1d4[酸])、噛みつき=+15(2d6+3/19~20、加えて1d4[酸])
特殊攻撃 身の毛のよだつ姿(DC18)
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+13)
一般データ
【筋】16、【敏】21、【耐】24、【知】9、【判】19、【魅】16
基本攻撃 +10;CMB +13;CMD 28(足払いされない)
特技 《強打》《クリティカル強化:噛みつき》《渾身の一打》《武器の妙技》《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+16、〈隠密〉+18、〈知覚〉+17、〈知識:次元界〉+12、〈飛行〉+22
言語 奈落語;テレパシー100フィート
その他の特殊能力 飛行能力
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(アビス)
編成 単体または兄弟姉妹(2~8)
宝物 標準
特殊能力
酸の噴霧(超常)/Acid Spray ナイオゴスの体は非常に溶解力の強い消化液に満ちている。ナイオゴスが刺突または斬撃武器でダメージを受けるたびに、ナイオゴスに隣接している全てのクリーチャーは1d6ポイントの[酸]ダメージ(その攻撃がクリティカル・ヒットである場合は2d6ポイントの[酸]ダメージ)を受ける。
身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance ナイオゴスの身の毛のよだつ姿に対するセーヴに失敗したクリーチャーは1d8ラウンドの間吐き気がする状態となる。

 ナイオゴスのアビスでの役割は掃除屋だ。本質的に浮遊する腸のうごめく塊であるこののたうち回るクリーチャーは、タコが水中を滑るように爆発的な動きで空中を移動し、自らの多くの口(腸のような肢の先端にある比較的小さな締め付ける口でも、中心部にあるよりおおきな飲み込む口でも)の1つよりも小さなものを常に探している。他のアビスの住人の残した廃棄物や汚物を食べて生きていくことができるが、特にまだ生きているクリーチャーを食べることを楽しむ。
 アビスの生態系でのおそらくは低い地位にもかかわらず、ナイオゴスは愚かな獣には程遠い。ほとんどは平均的な人間とほとんど同じくらい知的で、次の食物を確保しようとする場合には比較的複雑な問題でも解決することができる。来訪者として、ナイオゴスは生存のために食事をする必要はないが、これは彼らが飢えを感じないと言うわけではない。12時間以上食事をしていないナイアゴスはますます暴力的かつ常軌を逸してくる。このような“飢餓状態”のナイオゴスは食事になりそうなものが手に入りそうな場合は通常は死ぬまで戦い、さらには自分自身を食べるかもしれない。傷口から吹き出る自らの消化液を飲むのは吐き気を催す光景である。
 典型的なナイオゴスは直径5フィート、体重260ポンドだがもっと大きく成長することが知られている。
最終更新:2016年11月12日 06:48