このクリーチャーは茶色の服を着て邪悪な笑みを浮かべた背の低いやせたエルフに似ている。瞬きの間にそれは視界から飛び去った。
クイックリング 脅威度3 Quickling
経験点800
CE/小型サイズの
フェイ
イニシアチブ +7;
感覚 夜目;
〈知覚〉+9
防御
AC 20、接触19、立ちすくみ12(+1回避、+1外皮、+1サイズ、+7【敏】)
hp 18(4d6+4)
頑健 +2、
反応 +11、
意志 +6
防御能力 生来の不可視状態、超自然的な速度、直感回避、身かわし;
DR 5/冷たい鉄
弱点 スローに対する感受性
攻撃
移動速度 120フィート
近接 ショート・ソード=+10(1d4-1/19~20)
特殊攻撃 急所攻撃+1d6
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+8)
一般データ
生態
出現環境 温暖/森林
編成 単体、徒党(2~5)、または一団(4~11、加えて強大化リーダー1)
宝物 NPCの装備品(
ブルー・フィニスの毒[4服]、小型用のショート・ソード、その他の宝物)
特殊能力
生来の不可視状態(超常)/Natural Invisibility クイックリングは動いていない時は
不可視状態となる。フリー・アクション以外の行動を取ったラウンドは、1ラウンドの間
不可視状態を失う。
超自然的な速度(超常)/Supernatural Speed クイックリングは信じられないような速度で動く。それが動いていない場合(
不可視状態である時)をのぞいて、クイックリングの姿はその速度によってぼやけ揺らめき、視認困難を得る(20%の失敗確率)。それに加えて、この能力によってクイックリングは身かわしと直感回避(同名のローグの能力と同様)を得る。
スローに対する感受性(変則)/Slow Susceptibility スロー効果を受けたクイックリングはその超自然的な速度の特殊能力を失い、その効果が継続する限り
不調状態となる。この
不調状態は
スロー効果が終了してから1ラウンドの間継続する。
クイックリングの速度に太刀打ちできるクリーチャーはほとんどいない。この悪意のあるフェイは目に見えないほどの速度と正確さで攻撃することを喜びとし、しばしば犠牲者が彼らを完全に認識する前に殺してしまう。犠牲者は単に血を撒き散らし、クイックリングの行いを見ないまま倒れて死ぬ。ブラウニーやグリッグと近縁であるにもかかわらず、クイックリングは親類たちの寛大さや陽気さを共有せず、そのかわりに残酷さと悪意に満ちた生涯を生きることを選んだ。クイックリングは侮辱と暴力を行うことを誇りとし、しばしば犠牲者が追いかけるのを諦めるまでその狩場で追跡と嫌がらせを行う。クイックリングが動かずにいれば生来の不可視状態を得るが、ほとんど自制することができず、立ち上がって他のクリーチャーに話しかけながら体を揺すり動かす。クイックリングは他のクリーチャー種族の全て、特にエルフ、ノーム、他のフェイ種を憎んでいる。自分自身の同種にもほとんど我慢ができず、数週間よりも長く協働することはほとんどない。
クイックリングは身の丈2.5フィート、体重15ポンド。
最終更新:2016年11月12日 06:48