キチン質の背甲と腹に厚く折り重なった脂肪を持つ巨大な棘だらけのモンスターが、渦巻きの中心から飢えきって浮上してくる。
カリビュディス 脅威度13 Charybdis
防御
AC 28、接触5、立ちすくみ28(+23外皮、-4サイズ、-1【敏】)
hp 184(16d8+112);
高速治癒10
頑健 +12、
反応 +6、
意志 +14
完全耐性 [酸];
抵抗 [冷気]20
攻撃
移動速度 20フィート、水泳50フィート
近接 噛みつき=+20(2d8+12/19~20、加えて“
つかみ”)、
爪(×2)=+20(2d6+12)
接敵面 20フィート;
間合い 20フィート
特殊攻撃 渦潮変化、
高速飲み込み、
飲み込み(6d6殴打ダメージ、加えて6d6[酸]ダメージ、AC 21、hp 18)、引き裂きの爪
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/海洋
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
引き裂きの爪(変則)/Rending Claws カリビュディスの爪は物品に対して使用された場合に特に破壊的であり、物品の硬度の最初の10ポイントを無視する。
渦潮変化(超常)/Vortex カリビュディスは回数無制限で標準アクションとして渦巻きを作り出すことができる。この能力は
竜巻変化の特殊攻撃(
モンスターの共通ルール参照)と同様に機能するが、渦巻変化は水中でのみ形成でき、水からはなれることはできない。カリビュディスの渦巻きに捕えられることから逃れるためにはDC25の反応セーヴに成功しなければならない。渦巻き自体は差し渡し20フィート、深さ120フィートであり、毎ラウンド2d6+12ポイントのダメージを与える。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
水夫たちは恐ろしい
クラーケンから美しいマーメイドまで、深海のクリーチャーについての多くの物語を語る。しかし恐るべきカリビュディスよりも奇妙で怖れられているものはない。それは船を捕え、胡桃のように割り開いて中にいる凶運に見舞われた水夫たちを貪るために存在しているからだ。この猛烈な攻撃は非常に伝説的で、多くの水夫はカリビュディスを異形の生命の一種ではなく怒れる海神の具現化であるとみなすようになっている。
実際のところ、カリビュディスは怒れる神の使いではないが、最も穏やかな海でさえも大渦巻に変えてしまう力を持つ怪物的捕食者である。カリビュディスはこの渦巻き変化の能力をサメや小型の鯨のような獲物を捕らえるだけでなく、海上の船舶を捕えるためにも使用する。この怪物の爪は船腹を切り開くのに非常に適しており、ほとんどのカリビュディスは大きな商船にはちょうどいい量の食事とするのに十分な水夫が入っていることを学んでいる。しばしばカリビュディスは船が岩だらけの小島の間の比較的狭い水路を通ることを強いられる海岸沿いや島々の間のよく知られている航路に住み着く。このようなところではカリビュディスが待ち伏せすることができ、その渦巻きを迂回することができない獲物と会う機会が増すからである。
カリビュディスは体長60フィート、体重26,000ポンド。
最終更新:2016年11月13日 00:07