B2 > エイザー

エイザー Azer

このずんぐりした真鍮のような肌をした人型のそばの空気は熱で歪んでいる。その頭と肩には一塊の火が燃えている。

エイザー 脅威度2 Azer

経験点600
LN/中型サイズの来訪者他次元界
イニシアチブ +1;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+6
防御
AC 18、接触11、立ちすくみ17(+2外皮、+1【敏】、+5鎧)
hp 15(2d10+4)
頑健 +5、反応 +1、意志 +4
完全耐性 [火炎];SR 13
弱点 [氷雪]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 30フィート(20フィート・鎧装備)
近接 高品質のウォーハンマー=+4(1d8+1/×3、加えて1d6[火炎])
遠隔 ライト・ハンマー=+3(1d4+1、加えて1d6[火炎])
特殊攻撃 熱気(1d6 [火炎])
一般データ
【筋】13、【敏】12、【耐】15、【知】12、【判】12、【魅】9
基本攻撃 +2;CMB +3;CMD 14
特技 《強打》
技能 〈軽業〉+0、〈鑑定〉+6、〈製作:いずれか2つ〉+6、〈知覚〉+6、〈知識:貴族〉+6、〈登攀〉+3
言語 火界語、共通語
生態
出現環境 気候問わず/地上(火の元素界)
編成 単体、2体、小戦隊(3~6)、戦隊(11~20、加えて3レベルの下士官2および3~6レベルのリーダー1)、または氏族(30~100、加えて50%の非戦闘員、加えて3レベル成人20名につき下士官1、5レベルの副官5、および7レベルの指揮官3)
宝物 標準(高品質のスケイル・メイル、高品質のウォーハンマー、ライト・ハンマー、その他の宝物)

 誇り高く働き者の火の次元界の種族、エイザーはその青銅と真鍮のとりでの中で骨折って働き、イフリートとの長く今にも爆発しそうな戦争に備えている。エイザーは全ての成員が己の場所をわきまえている社会で生きている。エイザーは通常はその父母から受け継いだ特定の義務のために生まれ、生涯この仕事を続ける。カースト制度がエイザー社会を整然と保っている。疑問なく支配する貴族はそのカーストのシンボルとして装飾のある真鍮のキルトをまとい、商人と実業家階級は頑丈な青銅を身につける。銅のキルトは召使、職人、人夫からなる労働者階級に割り当てられている。
 武器や道具を通して熱を放出できるエイザーはほとんど非金属製の武器を使うことはなく、通常は遠隔攻撃を用いるよりも近接戦闘を行う。エイザーはよく捕虜を取り、彼らの砦に連れ帰って1年と1日の間強制労働をさせる。
 伝説的な黄銅城は50万を越えるエイザーで溢れかえっている。これらの不運なエイザーのほとんどはイフリートの主に仕える生活を送る。それでもエイザーはこの奴隷状態に疑問なく服従し、年季が切れるのをじっと待つか、主が死ぬか失脚することを望むのを好む。秩序への傾倒はこの種族の裡に強く燃えており、一部の奴隷にされたエイザーは同類の上で現場監督としてふるまうことまである。黄銅城の外では、エイザーは自分自身の人生を生きており、しばしば他の次元界の大都市で物品を作ったり商品を売ったり宿屋を経営したりしている。
 エイザーは慣れていない目には驚くほどお互いに似通って見える。身の丈は4フィート、体重200ポンド。


最終更新:2019年06月30日 03:23