この巨人の口には氷柱のような牙が一組生えている。しかしその姿を奇妙にしているのは、ひょろ長い第三の腕である。
アハッハ 脅威度12 Athach
経験点19,200
CE/超大型サイズの
人型生物(巨人)
イニシアチブ +1;
感覚 暗視60フィート、夜目;
〈知覚〉+12
防御
AC 26、接触9、立ちすくみ25(+15外皮、-2サイズ、+1【敏】、+2鎧)
hp 161(14d8+98)
頑健 +16、
反応 +5、
意志 +7
抵抗 [冷気]10
攻撃
移動速度 50フィート
近接 叩きつけ(×2)=+19(1d8+11)、
噛みつき=+19(2d6+11、加えて“
毒”)またはヘヴィ・メイス=+19/+14(3d6+11)、
噛みつき=+17(2d6+5、加えて“
毒”)
遠隔 岩=+10/+5(2d6+16)
接敵面 15フィート;
間合い 15フィート
特殊攻撃 岩投げ(140フィート)、素早き爪
一般データ
生態
出現環境 寒冷または温暖/丘陵
編成 単体、徒党(2~4)、または部族(7~12)
宝物 標準(レザー・アーマー、ヘヴィ・シールド、ヘヴィ・メイス、その他の宝物)
特殊能力
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型;
セーヴ 頑健 DC24;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d4【筋】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
素早き爪(変則)/Swift Claw アハッハはその移動によって攻撃が1回に制限されるような場合に、1回の即行アクションとして
爪を使用した攻撃を行うことができる。アハッハのターンに他の攻撃が行われたかどうかに関わらず、この攻撃には+19ボーナスを使用し、1d10+11ポイントのダメージを与える。
アハッハはひねくれた、悪虐非道の巨人である。彼らは自分より弱いクリーチャーに苦痛、荒廃、恐怖を与えるために生きている。部分部分で見ると人間のような色をしているかもしれないが、その腕は暗い色であったり灰色がかってさえいることが多い。その上唇から伸びた牙は長く、残忍な獣の類のように口からはみ出していて、その牙からは相手を弱める毒が絶えず滴っている。アハッハの集団は普通1つの世帯であり、兄弟集団で構成される徒党と、親や子供で構成される部族全体を伴う。
アハッハは犠牲者の恐怖を目の当たりにして育つ。彼らはその堕落し残忍な生活にふける前に、しばらくの間祈りを捧げることを好む。伝承はどのようにしてアハッハが夜のうちに果樹園を切り払い、作物を駄目にしたかを伝えている。その痕跡は、無辜の村人が次の日の夜明けに見つけることとなる。そのような伝承によれば、アハッハは墓を暴き死体の骨を撒き散らかして墓所を汚すのだという。そのようなゲームの裏に潜むのは、純然たる楽しみである――アハッハの中には通常の能力を超える創意工夫を発揮して、そのような馬鹿げた行いに異常な意欲を持つものもいる。それはまるで、冒涜と残虐行為のただ中にいるアハッハが、神聖な洞察を得たかのようである。
アハッハは全長18フィート(約540cm)、体重5,000ポンド(約2,268kg)。アハッハは他の巨人(および自分と同じサイズの他のモンスター)のことを忌み嫌っており、彼らに分がいいかどうかによって、攻撃するか逃げ去るかする。
最終更新:2016年11月12日 06:47