この美しい女性は溶岩でできた肉体を持つ。彼女は炎の跡を残しながら空高く舞い上がる。
ブリジディーン/Brijidine Azata CR17
防御
AC 32、接触19、立ちすくみ27(+13外皮、+4反発、+5【敏】)
HP 256(19d10+152)
頑健 +22、
反応 +15、
意志 +21
ダメージ減少 10/冷たい鉄および[悪];
完全耐性 [雷撃]、[火炎]、石化;
抵抗 [氷雪]10;
呪文抵抗 28
弱点 冷気に対する
脆弱性
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行60フィート(良好)
近接 +1フレイミング・バースト・キーン・ロングソード=+25/+20/+15/+10(1d8+8/17~20、加えて1d6[火炎]および“
着火”)
遠隔 溶岩の噴出=+24(16d6[火炎]、加えて“
着火”および“
捕獲”)
特殊攻撃 蹂躙(1d8+7、DC24)、
着火(2d6、DC26)、
捕獲 (DC26、瞬間、硬度8、HP30)
擬似呪文能力 (術者レベル19;精神集中+25)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(エリュシオン)
編成 単体または小戦隊(2~5)
宝物 ×2(可燃性の物質は含まない)
特殊能力
炎に包まれた身体(超常)/Flaming Body ブリジディーンの身体は舞い散る炎に覆われた溶解した岩石である。ブリジディーンを肉体武器や素手攻撃で攻撃したものは1d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける。ブリジディーンに組みつくか組みつかれたクリーチャーは組みつきを持続するラウンドごとに6d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける。
赤熱する石(超常)/Heat Stone ブリジディーンが自身の
ウォール・オヴ・ストーン、
ストーン・シェイプ、
スパイク・ストーンズ、
ソフン・アース・アンド・ストーン、
メルド・イントゥ・ストーン擬似呪文能力を使用する際、彼女は影響を受けた石から1分間強力な熱を放射させることができる。この石から5フィート以内にいる全てのクリーチャーはラウンドごとに1d6[火炎]ダメージを受ける。
溶岩の噴出(超常)/Lava Blast ブリジディーンは1回の標準アクションとして目標に溶岩の塊を投げることができる。この攻撃の射程単位は30フィートである。
黒曜石の刃(変則)/Obsidian Blade 1回のフリー・アクションとして回数無制限で、ブリジディーンは火山で造られたガラスでできたのこぎりのような刃を作り出すことができる。この刃は
+1フレイミング・バースト・キーン・ロングソードとして機能する。ブリジディーンの手から離れた1ラウンド後に、この武器は使い道のない粉となって崩れてしまう。
ブリジディーンは情熱的で強力な、地と火の力に同調したアザータである。火山口での日光浴、詩作、病気のクリーチャーの看病、スパイシーなレシピの追求をこよなく愛する。ブリジディーンと友だちになる手っ取り早い方法は独創的な詩の写しや珍しい香辛料を一袋、防炎性にして彼女に送ることだ。彼らの力は原始の破壊に基づいたものだが、彼らは機知に富み、それがソネット(訳注:定形の14行詩)であっても汚いリマリック(訳注:滑稽五行誌)であっても、頭をつかう言葉遊びを好む。
ブリジディーンは元々の形態は炎そのものに見える。元々関連していた爆発と破壊からは遠く離れたものとなっている。ブリジディーンにとって、地獄の炎の存在は最悪の冒涜であり、多くのアザータがアビスのデーモンを最大の敵と見なす一方で、ほとんどのブリジディーンがその怒りをぶつける矛先はヘルのデヴィルの中にいる。ブリジディーンの最大の力である火に対する
完全耐性をデヴィルが持つという事実が、このアザータをなにより苛立たせ怒りを感じさせるのだ。これらの敵と相対すると彼らは、想像力と創造力をその戦略に宿らせることに注力する。ブリジディーンの全長は5と1/2フィート(約1.7m)、体重は150ポンド(約68kg)。
この小さな女性は繊細な蝶の翼を持ち、たおやかな姿をしている。彼女は弾ける光と穏やかな虹の弧に取り囲まれている。
リラキーン/Lyrakien Azata CR2
防御
AC 16、接触16、立ちすくみ12(+2サイズ、+4【敏】)
HP 19(3d10+3)
頑健 +2、
反応 +7、
意志 +6
ダメージ減少 5/悪;
完全耐性 [雷撃]、石化;
抵抗 [火炎]10、[氷雪]10
攻撃
移動速度 30フィート、
飛行80フィート(完璧)
近接 叩きつけ=+2(1d2-3)
接敵面 2・1/2フィート;
間合い 0フィート
特殊攻撃 星光の噴出
擬似呪文能力 (術者レベル3;精神集中+8)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(エリュシオン)
編成 単体、一団(2~5)、または小集団(6~24)
宝物 なし
特殊能力
星光の噴出(超常)/Starlight Blast 1d4ラウンドに1回、1回の標準アクションとして、リラキーンはエリュシオンの神聖なる力を引き出し、半径5フィートの爆発に聖なる星の光の噴出を解き放つことができる。この範囲にいるすべてのクリーチャーは1d4ポイントの神聖な力に基づくダメージを与える。加えて混沌にして善から属性が1段階ずれている事に追加で1ポイントのダメージを与える。例えば、混沌にして中立や中立にして善のクリーチャーは1d4+1ポイントのダメージを、真なる中立のクリーチャーは1d4+2ポイントのダメージを、秩序にして悪のクリーチャーは1d4+4ポイントのダメージを受ける。DC12の反応セーヴに成功すればこのダメージを免れることができる。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
旅人の友(超常)/Traveler's Friend リラキーンの演奏やリラキーンとの親交は、旅の負担を軽減する。1日に1回、リラキーンの演奏を1分の間聞いたクリーチャーは、疲労や過労の効果を取り除くことができる。
リラキーンは神聖なる音楽家であり使者である。主として神格に命じられて旅行に出ているか、ありのままさまよっている。彼らは冒険と美しい場所に訪れることをこよなく愛し、特に虹、月光、星が美しく見える場所を特に好む。移り気で賑やかな彼らは歌や踊りや知識を競い合わせることを好む。また彼らは同行者から足の疲れやいたんだ食べ物を遠ざけ、旅を楽しいものであり続けるようにする。素晴らしい物語や新しい歌で彼らを喜ばせる定命のものは、書きこまれた地図、忘れられた抜け道、失われた魔法を収めた隠された場所へ続く方角を得るかもしれない。
リラキーンはのんきなクリーチャーだが、息を飲むような自然のままの場所を何が何でも守ろうとする。ノームやハーフリングに「きらめく翼」と呼ばれることも多いリラキーンはしばしばフェイと勘違いされる。もっとも彼らは一般に本当のフェイと友情を育んでいる。フェイの起源もまた、次元界エリュシオンだからだ。他のアザータのように、彼らは休むことなく成長するので、ある場所に長い間住み続けることができない。混沌にして善の7レベルの呪文の使い手は、
《上級使い魔》の特技を得ることでリラキーンを使い魔として得ることができる。
最終更新:2024年04月02日 06:15