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*&aname(skald-class-options)スカルド &small(){&link(Skald){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#skald-class-options}}  [[バード]]は鼓舞し、スカルドは想起する。スカルドの大部分は歌を使って仲間を怒りの激発へ引き込む。彼らが引き起こす激怒パワーは部族毎、スカルド毎に様々だ。そうでないスカルドの中には、歌と魔法で遙かなる彼方の戦士を呼び寄せるものや、自然の一面を身にまとうものもいる。 **&aname(skald-rage-powers)激怒パワー &small(){&link(Rage Powers){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#skald-rage-powers}}  以下の新しい激怒パワーは、前提条件を満たした[[バーバリアン]]や[[スカルド>ACG/クラス/スカルド]]が修得することができる。  &aname(battle-roar)&i(){雄叫び(超常)/Battle Roar}:キャラクターが[[威圧の眼光>バーバリアン#Intimidating-Glare]]を用いて敵の士気をくじくことに成功したなら、その敵に1d6ポイントの[音波]ダメージも追加で与える。この激怒パワーを修得するには、このキャラクターは6レベル以上で、かつ[[威圧の眼光>バーバリアン#Intimidating-Glare]]激怒パワーを修得していなければならない。  &aname(fierce-fortitude)&i(){荒々しき頑健(変則)/Fierce Fortitude}:キャラクターは病気と毒に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。キャラクターがこの激怒パワーを修得するには、[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]にランクを割り振っていなければならない。  &aname(linnorm-death-curse-cairn)&i(){ケルン・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Cairn}:キャラクターは[[ケルン・リノーム>B3/リノーム#CairnLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの負のエネルギーによるダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは衰弱の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは8レベル以上でなければならない。&i(){衰弱の呪い/Curse of Decay}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は毎日1ポイントの【耐】ダメージを受け、1日に1年の速度で老化する(加齢に伴う全てのペナルティの影響は受けるが、ボーナスを得ることはない)。  &aname(linnorm-death-curse-crag)&i(){クラッグ・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Crag}:キャラクターはクラッグ・リノームの力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[火炎]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは火の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){火の呪い/Curse of Fire}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[火炎]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得る。  &aname(linnorm-death-curse-fjord)&i(){フィヨルド・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Fjord}:キャラクターは[[フィヨルド・リノーム>B3/リノーム#FjordLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[氷雪]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは溺死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){溺死の呪い/Curse of Drowning}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は(魔法によってさえ)水中で呼吸することができなくなる。加えて、クリーチャーは通常の半分しか息を止めていられなくなり、呪われたクリーチャーが息を止めている間、[[不調状態>用語集/状態#Sickened]]であるかのように扱われる。  &aname(linnorm-death-curse-ice)&i(){アイス・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Ice}:キャラクターはアイス・リノームの力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[氷雪]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは溺死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){霜の呪い/Curse of Frost}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[氷雪]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得る。  &aname(linnorm-death-curse-taiga)&i(){タイガ・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Taiga}:キャラクターは[[タイガ・リノーム>B3/リノーム#TaigaLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[雷撃]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは感電死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){感電死の呪い/Curse of Electrocution}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[雷撃]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得る。  &aname(linnorm-death-curse-tarn)&i(){ターン・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Tarn}:キャラクターはターン・リノームの力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[強酸]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){死の呪い/Curse of Death}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は(治癒)呪文の効果を受けることがなくなり、休憩しても自然にダメージが回復することもなくなる。  &aname(linnorm-death-curse-tor)&i(){トアー・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Tor}:キャラクターは[[トアー・リノーム>B3/リノーム#TorLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[火炎]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは沸騰する血の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは8レベル以上でなければならない。&i(){沸騰する血の呪い/Curse of Boiling Blood}:&i(){セーヴ} 意志 DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[火炎]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得ると共に、自身の血が沸騰することによる痛みから永続的に[[よろめき状態>用語集/状態#Staggered]]となる。  &aname(raging-flier)&i(){怒れる飛行者(超常)/Raging Flier}:激怒中に1回、キャラクターは移動アクションとして、自分の基本移動速度まで飛行することができる。突撃アクションを行う際、キャラクターは突撃の間に移動の一部としてこの飛行を使用することができる。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは6レベル以上で[[怒れる跳躍者>バーバリアン#Raging-Leaper]]激怒パワーを有していなければならない。  &aname(ultimate-clarity)&i(){究極の明晰(超常)/Ultimate Clarity}:激怒中に1回、キャラクターはその感覚をより研ぎ澄まし、通常の闇や魔法の闇(&i(){[[ディスプレイスメント>呪文/た行#Displacement]]}や&i(){[[ブラー>呪文/は行#Blur]]}などの魔法効果を含む)、[[不可視状態>用語集/状態#Invisible]]、幻術を見通すことができる。キャラクターは視認困難を得たクリーチャーの正確な位置を見破ることができる。この効果は1ラウンドの間持続する。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは6レベル以上で[[一瞬の明晰>バーバリアン#moment-of-clarity]]と[[完璧な明晰>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Perfect-Clarity]]激怒パワーを有していなければならない。キャラクターはこの激怒パワーを使用する際、[[一瞬の明晰>バーバリアン#moment-of-clarity]]を使用する必要はない。 **&aname(fated-champion)運命の英雄(アーキタイプ) &small(){&link(Fated Champion){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#fated-champion}}  多くの文化では、運命とは制限であり、息苦しく誰も求めないものと考えられている。例えそれが、以後数日あるいは数年の後に潜む、避けられぬ運命であったとしても。スカルドが伝承と知恵の守り手である文化の中には、運命の風を読み解く術を学び、運命の英雄の外套を羽織るものがいる。彼らは背負った信念の力を持って、定められた道を理解し受け入れる。  &aname(watcher-of-the-weave)&b(){綴れ織りを見るもの(変則)/Watcher of the Weave}:2レベルの時点で、運命の英雄は出来事が現実世界へ織られる前に、一瞬の出来事が織り込まれた綴れ織りを見る術を学ぶ。運命の英雄はイニシアチブ判定にスカルド・レベルの半分に等しい洞察ボーナスを得る。この能力は[[熟達者>ACG/クラス/スカルド#well-versed]]と置き換える。  &aname(far-seer)&b(){先見(超常)/Far Seer}:5レベルの時点で、運命の英雄は未来を占い理解するのに特化した[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]の使い方を修得する。ただしその手法は敵に直接傷を負わせるものではない。[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]を用いる際に呪文スロットのレベルを決定する目的において、運命の英雄は将来を予測する呪文(&i(){[[オーギュリイ>呪文/あ行#Augury]]}や&i(){[[ディヴィネーション>呪文/た行#Divination]]}など)の呪文レベルを1レベル低いもの(最低の呪文レベルは1)として扱い、ダメージを与える呪文の呪文レベルを1レベル高いものとして扱う。この能力は[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]クラス特徴を変更する。  &aname(shield-of-foresight)&b(){予見の盾(超常)/Shield of Foresight}:10レベルの時点で、自身が持つ運命の必然性により、運命の英雄は恐怖をいなし耐え忍ぶ能力を得る。[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使用している間、運命の英雄は[恐怖]効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]の効果を受けている仲間は[恐怖]効果に対して行うセーヴに+5のボーナスを得る。この能力は[[悲運の葬送歌>ACG/クラス/スカルド#dirge-of-doom]]の[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を置き換える。  &aname(not-this-day)&b(){まだその日にあらず(超常)/Not This Day}:20レベルの時点で、運命の英雄は運命の縦糸を織り直す能力を得る。割り込みアクションとして、運命の英雄は[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を10ラウンド分消費することで、1回のセーヴィング・スローを再ロールするか、敵の1回の攻撃ロールを再ロールさせることができる。この能力を使用するかどうかは、最初の出目による結果が明らかになる前に決定しなければならず、運命の英雄もしくは敵は再ロールの結果を使用しなければならない。この能力は[[達人スカルド>ACG/クラス/スカルド#master-skald]]を置き換える。  &aname(fated-champion-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、運命の英雄アーキタイプを補完する:&link_anchor(fierce-fortitude){荒々しき頑健}*、[[新たな生気>UC/クラス/アーキタイプ/バーバリアン#Renewed-Vitality]]、[[威圧の眼光>バーバリアン#Intimidating-Glare]]、[[大げさな罵倒>APG/基本クラス/バーバリアン#Boasting-Taunt]]、[[掠り傷>APG/基本クラス/バーバリアン#Flesh-Wound]]、[[魔法喰らい>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Eater-of-Magic]]、[[守られた命>APG/基本クラス/バーバリアン#Guarded-Life]]、[[明晰な心>バーバリアン#Clear-Mind]]、リノームの断末魔の呪い*(&link_anchor(linnorm-death-curse-cairn){ケルン}、&link_anchor(linnorm-death-curse-tarn){ターン})(アスタリスク[*]の付記された[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、本項の&link_anchor(skald-rage-powers){激怒パワー}に記載されている)。 **&aname(herald-of-the-horn)喇叭の先触れ(アーキタイプ) &small(){&link(Herald of the Horn){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#herald-of-the-horn}}  最も大きな声でさえ、多くの場合戦場の騒音でかき消されてしまう。常備軍の磨かれた金属製トランペットであれ野蛮な襲撃者の荒削りな曲がった動物の角笛であれ、喇叭の先触れは激怒の歌を甲高い轟音と共に奏でる。その音が仲間を奮い立たせ、城壁を砕くことができる。  &aname(arcane-bond)&b(){秘術の絆(変則)/Arcane Bond}:1レベルの時点で、喇叭の先触れは管楽器と強力な絆を形作る。これは[[ソーサラー]]の[[秘術の血統>ソーサラー#arcane-bloodline]]が持つ物体との[[秘術の絆>ソーサラー#arcane-bond]]と同様に機能する。武器、ワンド、スタッフのように、喇叭の先触れがスカルド呪文を使用する際にこの管楽器を片手に所持していなければならない。この能力は[[《巻物作成》>ACG/クラス/スカルド#scribe-scroll]]を置き換える。  &aname(rousing-retort)&b(){覚醒の音(超常)/Rousing Retort}:5レベルの時点で、喇叭の先触れは[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使って仲間を心術効果と[恐怖]から解放することができるようになる。[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を開始する際、喇叭の先触れは[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を4ラウンド分消費することで、60フィート以内にいるすべての仲間に、現在効果を及ぼしている心術効果もしくは[恐怖]効果のいずれか1つに対して再度セーヴィング・スローを試みさせることができる。仲間はこのセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。この能力は5レベルの時点で得られる最初の[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]の1日の使用回数を置き換える。  &aname(horn-call)&b(){喇叭の一吹き(超常)/Horn Call}:7レベルの時点で、喇叭の先触れが絆を結んだ管楽器は自分が用いる[音波]呪文を強化するようになる。喇叭の先触れが絆を結んだ管楽器を用いて[音波]の補足説明を持つ呪文を発動した際、そのDCは1だけ増加する。13レベルと19レベルの時点で、DCは更に1ずつ増加する。この能力は[[博学>ACG/クラス/スカルド#lore-master]]を置き換える。  &aname(crumbling-blast)&b(){滅びの炸裂(超常)/Crumbling Blast}:11レベルの時点で、喇叭の先触れは絆を結んだ管楽器を用いて破壊をもたらすエネルギーの衝撃波を生み出すことができるようになる。1日1回、喇叭の先触れは絆を結んだ管楽器を用いて&i(){[[ホーン・オヴ・ブラスティング>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#horn-of-blasting]]}(DC=10+喇叭の先触れのレベルの半分+【魅力】ボーナス)の用に機能する音を生み出すことができる。17レベルの時点で、喇叭の先触れはこの能力を1日に2回まで使用できるようになり、この能力は&i(){[[グレーター・ホーン・オヴ・ブラスティング>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#horn-of-blasting-greater]]}と同様に機能するようになる。実際の&i(){[[ホーン・オヴ・ブラスティング>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#horn-of-blasting]]}とは異なり、この能力が絆を結んだ管楽器を破壊する危険はない。この能力は11レベルと17レベルの時点で得られる、[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]の2回目と3回目の1日の使用回数を置き換える。  &aname(herald-of-the-horn-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、喇叭の先触れアーキタイプを補完する:[[打ち倒し>APG/基本クラス/バーバリアン#Knockdown]]、&link_anchor(battle-roar){雄叫び}*、[[エネルギー吸収>APG/基本クラス/バーバリアン#Energy-Absorption]]、[[エネルギー爆発>APG/基本クラス/バーバリアン#Energy-Eruption]]、[[恐れ知らずの激怒>バーバリアン#Fearless-Rage]]、[[駿足>バーバリアン#Swift-Foot]]、[[跳ね返し>バーバリアン#Knockback]]、[[粉砕者>APG/基本クラス/バーバリアン#Smasher]](アスタリスク[*]の付記された[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、本項の&link_anchor(skald-rage-powers){激怒パワー}に記載されている)。 **&aname(spell-warrior)呪文戦士(アーキタイプ) &small(){&link(Spell Warrior){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#spell-warrior}}  呪文戦士は秘術の知識を激怒に用いるのではなく、自分や仲間を戦闘の好機へと追いやるために用いる。小手をぶつけ朗々たる詠唱をする代わりに、呪文戦士の歌は仲間の武器に触れようと手を伸ばし、秘術の力を伝わらせる。その歌は激怒を想起することはないが、魔法の力を用いて仲間の武器を強化し、敵の呪文を相殺する。  &aname(improved-counterspell)&b(){[[《呪文相殺強化》>特技の詳細#Improved Counterspell]]/Improved Counterspell}:1レベルの時点で、呪文戦士はボーナス特技として[[《呪文相殺強化》>特技の詳細#Improved Counterspell]]を得る。この能力は[[《巻物作成》>特技の詳細#Scribe Scroll]]を置き換える。  &aname(weapon-song)&b(){武器の歌(超常)/Weapon Song}:呪文戦士は以下の[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を得る。これにより呪文戦士は仲間の武器に強化ボーナスや特殊能力を与えられるようになる。  &aname(enhance-weapons)&i(){武器強化(超常)/Enhance Weapons}:1レベルの時点で、呪文戦士は60フィート以内の仲間の武器(矢弾を含む)に+1の強化ボーナスを与えることができるようになる。5レベルの時点と以降5レベルごとに、この強化ボーナスは1ずつ増加する。与えられる最大のボーナスは効果を及ぼす武器の数に基づいてきまる。武器1つなら+5、武器2つなら+4、武器3つなら+3、武器が4つ以上ならば+2となる。最大ボーナスを決定する目的において、矢弾50発を武器1つと見なすこと。この激怒の歌で強化された武器の使用者は、スカルドの[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]を付与するかどうか考慮する際、[[激怒想起>ACG/クラス/スカルド#inspired-rage]]の激怒の歌の効果を受けているものとして扱う。  これらのボーナスを用いて、この能力で強化された武器に以下の武器特殊能力を与えることもできる:&i(){[[キーン>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#keen]]}、&i(){[[ゴースト・タッチ>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#ghost-touch]]}、&i(){[[シーキング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#seeking]]}、&i(){[[ショック>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#shock]]}、&i(){[[スピード>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#speed]]}、&i(){[[ダンシング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#dancing]]}、&i(){[[ディスタンス>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#distance]]}、&i(){[[ディフェンディング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#defending]]}、&i(){[[フレイミング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#flaming]]}、&i(){[[フロスト>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#frost]]}、&i(){[[マイティ・クリーヴィング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#mighty-cleaving]]}、&i(){[[リターニング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#returning]]}。これらの武器特殊能力を付加するには、特殊能力に必要なボーナスの合計を消費しなければならない。これらの強化ボーナスと特殊能力は武器が既に持っている強化ボーナスと特殊能力と重複し、重ねて付加された同一の特殊能力の効果は累積しない。影響を受けた武器が魔法の武器でない場合、特殊能力を与える前に少なくとも+1の強化ボーナスを付与しなければならない。  この[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]で与えられたボーナスと特殊能力はこの歌が開始した際に卦呈しなければならず、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を終了し新しく始めるまでは変更することができない。双頭武器に対しては、これらのボーナスは一方にのみ適用される。この能力は[[激怒想起>ACG/クラス/スカルド#inspired-rage]]激怒の歌を置き換える。([[更新>エラッタ/ACG#P116]])  &aname(greater-counterspell)&b(){上級呪文相殺(超常)/Greater Counterspell}:5レベルの時点で、呪文戦士が持つ敵の呪文発動に対応する能力は、より万能なものになる。呪文戦士は呪文の系統に関係なく、敵の呪文のレベル以上のスカルド呪文スロットを2つ消費することで呪文相殺を行える。  11レベルの時点で、呪文戦士は敵が発動しようとする呪文のレベルのスカルド呪文スロットを1つ消費するだけで、敵の呪文を相殺することができるようになる。  17レベルの時点で、呪文戦士は[[《呪文反射》>APG/特技の詳細#Parry Spell]]をボーナス特技として得る。この特技の前提条件を満たしている必要はない。  この能力は[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kenning]]を置き換える。  &aname(song-of-arcane-manipulation)&b(){秘術操作の歌(超常)/Song of Arcane Manipulation}:10レベルの時点で、呪文戦士は怒りの魔力を犠牲に、敵の呪文を相殺することができるようになる。[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使用している間、呪文戦士は[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を中断することなく割り込みアクションとして呪文を相殺することができる。しかし、敵の呪文を相殺するために1つもしくは複数の呪文スロットを消費するだけでなく、呪文戦士は敵の呪文の呪文レベルごとに[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を1ラウンドだけ消費しなければならない(例えば、3レベル呪文を相殺使用とするなら、呪文戦士は3レベル呪文スロットを1つ消費した上で、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を3ラウンド消費しなければならない)。この能力は[[悲運の葬送歌>ACG/クラス/スカルド#dirge-of-doom]]の[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を置き換える。  &aname(spell-tamper)&b(){呪文干渉(超常)/Spell Tamper}:20レベルの時点で、呪文戦士が敵の呪文の相殺に成功した際、敵は魔法エネルギーの逆流に曝され、相殺された呪文の呪文レベルごとに1d6ポイントのダメージを受けるようになる。敵が意志セーヴィング・スロー(DC=10+呪文戦士レベルの半分+呪文戦士の【魅力】修正値)に成功すれば、ダメージは半減される。このダメージは魔法的なものであり、[[ダメージ減少>モンスターの共通ルール#Damage-Reduction]]やエネルギーへの[[抵抗>モンスターの共通ルール#Resistance]]の影響を受けない。この能力は[[達人スカルド>ACG/クラス/スカルド#master-skald]]を置き換える。  &aname(spell-warrior-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、呪文戦士アーキタイプを補完する:[[エネルギー抵抗>APG/基本クラス/バーバリアン#Energy-Resistance]]、エレメンタルの激怒([[下級>APG/基本クラス/バーバリアン#Elemental-Rage-Lessor]]、[[通常>APG/基本クラス/バーバリアン#Elemental-Rage]]、[[上級>APG/基本クラス/バーバリアン#Elemental-Rage-Greater]])、[[強化破壊>UC/クラス/アーキタイプ/バーバリアン#Sunder-Enchantment]]、[[《呪文潰し》>APG/基本クラス/バーバリアン#Spellbreaker]]、[[呪文破壊>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Spell-Sunder]]、[[呪い避け>バーバリアン#Superstition]]、[[《発動妨害》>APG/基本クラス/バーバリアン#Disruptive]]、[[魔女狩り>APG/基本クラス/バーバリアン#Witch-Hunter]]、[[魔法喰らい>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Eater-of-Magic]]、[[明晰な心>バーバリアン#Clear-Mind]]。 **&aname(totemic-skald)祖霊の歌い手(アーキタイプ) &small(){&link(Totemic Skald){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#totemic-skald}}  祖霊の歌い手は動物の祖霊と緊密なつながりを持つ。この不思議な仲間の力を通して、祖霊の歌い手は自分自身を祖霊の姿に変えることができる。加えて、祖霊となる動物は、祖霊の歌い手に仲間と共有できる霊的な力をいくらか与えてくれる。  &aname(totem)&b(){祖霊(超常)/Totem}:3レベルの時点で、祖霊の歌い手は[[ハンター>ACG/クラス/ハンター]]の[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]の一覧から動物を1つ選択する。選択したなら、以後変更することはできない。この動物は祖霊の歌い手の個人的な祖霊動物となり、以下の能力に影響を及ぼす。祖霊の歌い手は以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]を得る。  &aname(song-of-the-beast)&i(){獣の歌(超常)/Song of the Beast}:祖霊の歌い手は、祖霊動物から[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]能力を得る([[ハンター>ACG/クラス/ハンター]]の[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]能力と同様)。この能力は、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]の効果を受けた全ての仲間に効果を及ぼす。[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]の能力を決定する際、自分のスカルド・レベルをハンター・レベルとして扱う(すなわち、8レベルと15レベルの時点で強化される)。この能力は3レベルの時点で得られる[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]と置き換える。  &aname(totem-empathy)&b(){祖霊との共感(変則および擬呪)/Totem Empathy}:4レベルの時点で、祖霊の歌い手は自分の祖霊と同じ種別の動物の態度をより良いものにすることができるようになる。この能力は人間の態度を改善するために行う[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定と同様に機能する。祖霊の歌い手は1d20をロールし、自身のスカルド・レベルと【魅力】修正値を加え、祖霊の共感の結果とする。一般的に、飼い慣らされた動物の態度は中立的から始まり、野生動物の態度は非友好的から開始される。  加えて、4レベルの時点で、祖霊の歌い手は1日1回、[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]として&i(){[[チャーム・アニマル>呪文/た行#Charm-Animal]]}を発動することができるようになる。術者レベルとしてスカルド・レベルを用い、DCを決定する際に【魅力】修正値を用いること。この能力は祖霊動物と同じ種別の動物(GMが決定する)に対してのみ効果を及ぼす。8レベルの時点と以後4レベルごとに、この能力を1日に追加で1回ずつ使用できるようになる。  この能力は[[直感回避>ACG/クラス/スカルド#uncanny-dodge]]及び[[直感回避強化>ACG/クラス/スカルド#improved-uncanny-dodge]]と置き換える。  &aname(wild-shape)&b(){自然の化身(超常)/Wild Shape}:5レベルの時点で、祖霊の歌い手は[[ドルイド]]のクラス能力と同様に、サイズが中型もしくは小型の祖霊動物の形態に姿を変える[[自然の化身>ドルイド#wild-shape]]能力を得る。この能力における祖霊の歌い手の有効ドルイド・レベルは、スカルド・レベル-1に等しい。11レベルン時点で、祖霊の歌い手はこの能力を1日に2回まで使用することができ、17レベルの時点で使用回数は1日に3回に増加する。祖霊の歌い手はこの能力を使って、[[エレメンタル>クリーチャー種別#Elemental]]、[[植物>クリーチャー種別#type-plant]]、その他の動物以外の姿になることはできない。  動物形態の間、祖霊の歌い手は[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使用する目的においては、通常通り会話することができるものと見なされる。しかしそれ以外の会話を必要とする能力(呪文発動など)においては、会話できないものとして扱う。スカルドは([[《野生の言葉》>UM/特技の詳細#Wild-Speech]]のような)[[自然の化身>ドルイド#wild-shape]]に効果を及ぼす特技の前提条件を判断する際、自身のクラス・レベルをドルイド・レベルとして用いる。この能力は[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kenning]]と置き換える。  &aname(totemic-skald-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、祖霊の歌い手アーキタイプを補完する:[[打ち倒し>APG/基本クラス/バーバリアン#Knockdown]]、[[鋭敏嗅覚>バーバリアン#Scent]]、[[快走>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Sprint]]、[[原始鋭敏嗅覚>UC/クラス/アーキタイプ/バーバリアン#Primal-Scent]]、獣のトーテム([[下級>APG/基本クラス/バーバリアン#Beast-Totem-Lessor]]、[[通常>APG/基本クラス/バーバリアン#Beast-Totem]]、[[上級>APG/基本クラス/バーバリアン#Beast-Totem-Greater]])、[[獣の憤怒>バーバリアン#Animal-Fury]]、[[跳ね返し>バーバリアン#Knockback]]、[[駿足>バーバリアン#Swift-Foot]]、[[夜目>バーバリアン#Low-light-Vision]]。
*&aname(skald-class-options)スカルド &small(){&link(Skald){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#skald-class-options}}  [[バード]]は鼓舞し、スカルドは想起する。スカルドの大部分は歌を使って仲間を怒りの激発へ引き込む。彼らが引き起こす激怒パワーは部族毎、スカルド毎に様々だ。そうでないスカルドの中には、歌と魔法で遙かなる彼方の戦士を呼び寄せるものや、自然の一面を身にまとうものもいる。 **&aname(skald-rage-powers)激怒パワー &small(){&link(Rage Powers){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#skald-rage-powers}}  以下の新しい激怒パワーは、前提条件を満たした[[バーバリアン]]や[[スカルド>ACG/クラス/スカルド]]が修得することができる。  &aname(battle-roar)&i(){雄叫び(超常)/Battle Roar}:キャラクターが[[威圧の眼光>バーバリアン#Intimidating-Glare]]を用いて敵の士気をくじくことに成功したなら、その敵に1d6ポイントの[音波]ダメージも追加で与える。この激怒パワーを修得するには、このキャラクターは6レベル以上で、かつ[[威圧の眼光>バーバリアン#Intimidating-Glare]]激怒パワーを修得していなければならない。  &aname(fierce-fortitude)&i(){荒々しき頑健(変則)/Fierce Fortitude}:キャラクターは病気と毒に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。キャラクターがこの激怒パワーを修得するには、[[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]にランクを割り振っていなければならない。  &aname(linnorm-death-curse-cairn)&i(){ケルン・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Cairn}:キャラクターは[[ケルン・リノーム>B3/リノーム#CairnLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの負のエネルギーによるダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは衰弱の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは8レベル以上でなければならない。&i(){衰弱の呪い/Curse of Decay}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は毎日1ポイントの【耐】ダメージを受け、1日に1年の速度で老化する(加齢に伴う全てのペナルティの影響は受けるが、ボーナスを得ることはない)。  &aname(linnorm-death-curse-crag)&i(){クラッグ・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Crag}:キャラクターはクラッグ・リノームの力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[火炎]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは火の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){火の呪い/Curse of Fire}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[火炎]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得る。  &aname(linnorm-death-curse-fjord)&i(){フィヨルド・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Fjord}:キャラクターは[[フィヨルド・リノーム>B3/リノーム#FjordLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[氷雪]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは溺死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){溺死の呪い/Curse of Drowning}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は(魔法によってさえ)水中で呼吸することができなくなる。加えて、クリーチャーは通常の半分しか息を止めていられなくなり、呪われたクリーチャーが息を止めている間、[[不調状態>用語集/状態#Sickened]]であるかのように扱われる。  &aname(linnorm-death-curse-ice)&i(){アイス・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Ice}:キャラクターはアイス・リノームの力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[氷雪]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは溺死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){霜の呪い/Curse of Frost}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[氷雪]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得る。  &aname(linnorm-death-curse-taiga)&i(){タイガ・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Taiga}:キャラクターは[[タイガ・リノーム>B3/リノーム#TaigaLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[雷撃]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは感電死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){感電死の呪い/Curse of Electrocution}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[雷撃]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得る。  &aname(linnorm-death-curse-tarn)&i(){ターン・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Tarn}:キャラクターはターン・リノームの力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[強酸]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは死の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは4レベル以上でなければならない。&i(){死の呪い/Curse of Death}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は(治癒)呪文の効果を受けることがなくなり、休憩しても自然にダメージが回復することもなくなる。  &aname(linnorm-death-curse-tor)&i(){トアー・リノームの断末魔の呪い(超常)/Linnorm Death Curse, Tor}:キャラクターは[[トアー・リノーム>B3/リノーム#TorLinnorm]]の力を引き出す。キャラクターの近接攻撃は追加で1ポイントの[火炎]ダメージを与える。キャラクターが攻撃や呪文によって[[気絶状態>用語集/状態#Unconscious]]になるか殺されるかすると、攻撃したものは沸騰する血の呪いを受ける(意志・無効)。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは8レベル以上でなければならない。&i(){沸騰する血の呪い/Curse of Boiling Blood}:&i(){セーヴ} 意志・DC 10+キャラクター・レベルの半分+キャラクターの【魅力】ボーナス;&i(){効果} 目標は[火炎]に対する[[脆弱性>モンスターの共通ルール#Vulnerabilities]]を得ると共に、自身の血が沸騰することによる痛みから永続的に[[よろめき状態>用語集/状態#Staggered]]となる。  &aname(raging-flier)&i(){怒れる飛行者(超常)/Raging Flier}:激怒中に1回、キャラクターは移動アクションとして、自分の基本移動速度まで飛行することができる。突撃アクションを行う際、キャラクターは突撃の間に移動の一部としてこの飛行を使用することができる。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは6レベル以上で[[怒れる跳躍者>バーバリアン#Raging-Leaper]]激怒パワーを有していなければならない。  &aname(ultimate-clarity)&i(){究極の明晰(超常)/Ultimate Clarity}:激怒中に1回、キャラクターはその感覚をより研ぎ澄まし、通常の闇や魔法の闇(&i(){[[ディスプレイスメント>呪文/た行#Displacement]]}や&i(){[[ブラー>呪文/は行#Blur]]}などの魔法効果を含む)、[[不可視状態>用語集/状態#Invisible]]、幻術を見通すことができる。キャラクターは視認困難を得たクリーチャーの正確な位置を見破ることができる。この効果は1ラウンドの間持続する。この激怒パワーを修得するには、キャラクターは6レベル以上で[[一瞬の明晰>バーバリアン#moment-of-clarity]]と[[完璧な明晰>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Perfect-Clarity]]激怒パワーを有していなければならない。キャラクターはこの激怒パワーを使用する際、[[一瞬の明晰>バーバリアン#moment-of-clarity]]を使用する必要はない。 **&aname(fated-champion)運命の英雄(アーキタイプ) &small(){&link(Fated Champion){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#fated-champion}}  多くの文化では、運命とは制限であり、息苦しく誰も求めないものと考えられている。例えそれが、以後数日あるいは数年の後に潜む、避けられぬ運命であったとしても。スカルドが伝承と知恵の守り手である文化の中には、運命の風を読み解く術を学び、運命の英雄の外套を羽織るものがいる。彼らは背負った信念の力を持って、定められた道を理解し受け入れる。  &aname(watcher-of-the-weave)&b(){綴れ織りを見るもの(変則)/Watcher of the Weave}:2レベルの時点で、運命の英雄は出来事が現実世界へ織られる前に、一瞬の出来事が織り込まれた綴れ織りを見る術を学ぶ。運命の英雄はイニシアチブ判定にスカルド・レベルの半分に等しい洞察ボーナスを得る。この能力は[[熟達者>ACG/クラス/スカルド#well-versed]]と置き換える。  &aname(far-seer)&b(){先見(超常)/Far Seer}:5レベルの時点で、運命の英雄は未来を占い理解するのに特化した[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]の使い方を修得する。ただしその手法は敵に直接傷を負わせるものではない。[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]を用いる際に呪文スロットのレベルを決定する目的において、運命の英雄は将来を予測する呪文(&i(){[[オーギュリイ>呪文/あ行#Augury]]}や&i(){[[ディヴィネーション>呪文/た行#Divination]]}など)の呪文レベルを1レベル低いもの(最低の呪文レベルは1)として扱い、ダメージを与える呪文の呪文レベルを1レベル高いものとして扱う。この能力は[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]クラス特徴を変更する。  &aname(shield-of-foresight)&b(){予見の盾(超常)/Shield of Foresight}:10レベルの時点で、自身が持つ運命の必然性により、運命の英雄は恐怖をいなし耐え忍ぶ能力を得る。[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使用している間、運命の英雄は[恐怖]効果に[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]を得、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]の効果を受けている仲間は[恐怖]効果に対して行うセーヴに+5のボーナスを得る。この能力は[[悲運の葬送歌>ACG/クラス/スカルド#dirge-of-doom]]の[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を置き換える。  &aname(not-this-day)&b(){まだその日にあらず(超常)/Not This Day}:20レベルの時点で、運命の英雄は運命の縦糸を織り直す能力を得る。割り込みアクションとして、運命の英雄は[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を10ラウンド分消費することで、1回のセーヴィング・スローを再ロールするか、敵の1回の攻撃ロールを再ロールさせることができる。この能力を使用するかどうかは、最初の出目による結果が明らかになる前に決定しなければならず、運命の英雄もしくは敵は再ロールの結果を使用しなければならない。この能力は[[達人スカルド>ACG/クラス/スカルド#master-skald]]を置き換える。  &aname(fated-champion-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、運命の英雄アーキタイプを補完する:&link_anchor(fierce-fortitude){荒々しき頑健}*、[[新たな生気>UC/クラス/アーキタイプ/バーバリアン#Renewed-Vitality]]、[[威圧の眼光>バーバリアン#Intimidating-Glare]]、[[大げさな罵倒>APG/基本クラス/バーバリアン#Boasting-Taunt]]、[[掠り傷>APG/基本クラス/バーバリアン#Flesh-Wound]]、[[魔法喰らい>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Eater-of-Magic]]、[[守られた命>APG/基本クラス/バーバリアン#Guarded-Life]]、[[明晰な心>バーバリアン#Clear-Mind]]、リノームの断末魔の呪い*(&link_anchor(linnorm-death-curse-cairn){ケルン}、&link_anchor(linnorm-death-curse-tarn){ターン})(アスタリスク[*]の付記された[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、本項の&link_anchor(skald-rage-powers){激怒パワー}に記載されている)。 **&aname(herald-of-the-horn)喇叭の先触れ(アーキタイプ) &small(){&link(Herald of the Horn){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#herald-of-the-horn}}  最も大きな声でさえ、多くの場合戦場の騒音でかき消されてしまう。常備軍の磨かれた金属製トランペットであれ野蛮な襲撃者の荒削りな曲がった動物の角笛であれ、喇叭の先触れは激怒の歌を甲高い轟音と共に奏でる。その音が仲間を奮い立たせ、城壁を砕くことができる。  &aname(arcane-bond)&b(){秘術の絆(変則)/Arcane Bond}:1レベルの時点で、喇叭の先触れは管楽器と強力な絆を形作る。これは[[ソーサラー]]の[[秘術の血統>ソーサラー#arcane-bloodline]]が持つ物体との[[秘術の絆>ソーサラー#arcane-bond]]と同様に機能する。武器、ワンド、スタッフのように、喇叭の先触れがスカルド呪文を使用する際にこの管楽器を片手に所持していなければならない。この能力は[[《巻物作成》>ACG/クラス/スカルド#scribe-scroll]]を置き換える。  &aname(rousing-retort)&b(){覚醒の音(超常)/Rousing Retort}:5レベルの時点で、喇叭の先触れは[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使って仲間を心術効果と[恐怖]から解放することができるようになる。[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を開始する際、喇叭の先触れは[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を4ラウンド分消費することで、60フィート以内にいるすべての仲間に、現在効果を及ぼしている心術効果もしくは[恐怖]効果のいずれか1つに対して再度セーヴィング・スローを試みさせることができる。仲間はこのセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。この能力は5レベルの時点で得られる最初の[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]の1日の使用回数を置き換える。  &aname(horn-call)&b(){喇叭の一吹き(超常)/Horn Call}:7レベルの時点で、喇叭の先触れが絆を結んだ管楽器は自分が用いる[音波]呪文を強化するようになる。喇叭の先触れが絆を結んだ管楽器を用いて[音波]の補足説明を持つ呪文を発動した際、そのDCは1だけ増加する。13レベルと19レベルの時点で、DCは更に1ずつ増加する。この能力は[[博学>ACG/クラス/スカルド#lore-master]]を置き換える。  &aname(crumbling-blast)&b(){滅びの炸裂(超常)/Crumbling Blast}:11レベルの時点で、喇叭の先触れは絆を結んだ管楽器を用いて破壊をもたらすエネルギーの衝撃波を生み出すことができるようになる。1日1回、喇叭の先触れは絆を結んだ管楽器を用いて&i(){[[ホーン・オヴ・ブラスティング>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#horn-of-blasting]]}(DC=10+喇叭の先触れのレベルの半分+【魅力】ボーナス)の用に機能する音を生み出すことができる。17レベルの時点で、喇叭の先触れはこの能力を1日に2回まで使用できるようになり、この能力は&i(){[[グレーター・ホーン・オヴ・ブラスティング>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#horn-of-blasting-greater]]}と同様に機能するようになる。実際の&i(){[[ホーン・オヴ・ブラスティング>UE/その他の魔法のアイテム/“装備部位なし”のその他の魔法のアイテム#horn-of-blasting]]}とは異なり、この能力が絆を結んだ管楽器を破壊する危険はない。この能力は11レベルと17レベルの時点で得られる、[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kennning]]の2回目と3回目の1日の使用回数を置き換える。  &aname(herald-of-the-horn-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、喇叭の先触れアーキタイプを補完する:[[打ち倒し>APG/基本クラス/バーバリアン#Knockdown]]、&link_anchor(battle-roar){雄叫び}*、[[エネルギー吸収>APG/基本クラス/バーバリアン#Energy-Absorption]]、[[エネルギー爆発>APG/基本クラス/バーバリアン#Energy-Eruption]]、[[恐れ知らずの激怒>バーバリアン#Fearless-Rage]]、[[駿足>バーバリアン#Swift-Foot]]、[[跳ね返し>バーバリアン#Knockback]]、[[粉砕者>APG/基本クラス/バーバリアン#Smasher]](アスタリスク[*]の付記された[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、本項の&link_anchor(skald-rage-powers){激怒パワー}に記載されている)。 **&aname(spell-warrior)呪文戦士(アーキタイプ) &small(){&link(Spell Warrior){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#spell-warrior}}  呪文戦士は秘術の知識を激怒に用いるのではなく、自分や仲間を戦闘の好機へと追いやるために用いる。小手をぶつけ朗々たる詠唱をする代わりに、呪文戦士の歌は仲間の武器に触れようと手を伸ばし、秘術の力を伝わらせる。その歌は激怒を想起することはないが、魔法の力を用いて仲間の武器を強化し、敵の呪文を相殺する。  &aname(improved-counterspell)&b(){[[《呪文相殺強化》>特技の詳細#Improved Counterspell]]/Improved Counterspell}:1レベルの時点で、呪文戦士はボーナス特技として[[《呪文相殺強化》>特技の詳細#Improved Counterspell]]を得る。この能力は[[《巻物作成》>特技の詳細#Scribe Scroll]]を置き換える。  &aname(weapon-song)&b(){武器の歌(超常)/Weapon Song}:呪文戦士は以下の[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を得る。これにより呪文戦士は仲間の武器に強化ボーナスや特殊能力を与えられるようになる。  &aname(enhance-weapons)&i(){武器強化(超常)/Enhance Weapons}:1レベルの時点で、呪文戦士は60フィート以内の仲間の武器(矢弾を含む)に+1の強化ボーナスを与えることができるようになる。5レベルの時点と以降5レベルごとに、この強化ボーナスは1ずつ増加する。与えられる最大のボーナスは効果を及ぼす武器の数に基づいてきまる。武器1つなら+5、武器2つなら+4、武器3つなら+3、武器が4つ以上ならば+2となる。最大ボーナスを決定する目的において、矢弾50発を武器1つと見なすこと。この激怒の歌で強化された武器の使用者は、スカルドの[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]を付与するかどうか考慮する際、[[激怒想起>ACG/クラス/スカルド#inspired-rage]]の激怒の歌の効果を受けているものとして扱う。  これらのボーナスを用いて、この能力で強化された武器に以下の武器特殊能力を与えることもできる:&i(){[[キーン>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#keen]]}、&i(){[[ゴースト・タッチ>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#ghost-touch]]}、&i(){[[シーキング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#seeking]]}、&i(){[[ショック>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#shock]]}、&i(){[[スピード>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#speed]]}、&i(){[[ダンシング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#dancing]]}、&i(){[[ディスタンス>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#distance]]}、&i(){[[ディフェンディング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#defending]]}、&i(){[[フレイミング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#flaming]]}、&i(){[[フロスト>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#frost]]}、&i(){[[マイティ・クリーヴィング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#mighty-cleaving]]}、&i(){[[リターニング>UE/魔法の武器と防具/武器の特殊能力#returning]]}。これらの武器特殊能力を付加するには、特殊能力に必要なボーナスの合計を消費しなければならない。これらの強化ボーナスと特殊能力は武器が既に持っている強化ボーナスと特殊能力と重複し、重ねて付加された同一の特殊能力の効果は累積しない。影響を受けた武器が魔法の武器でない場合、特殊能力を与える前に少なくとも+1の強化ボーナスを付与しなければならない。  この[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]で与えられたボーナスと特殊能力はこの歌が開始した際に卦呈しなければならず、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を終了し新しく始めるまでは変更することができない。双頭武器に対しては、これらのボーナスは一方にのみ適用される。この能力は[[激怒想起>ACG/クラス/スカルド#inspired-rage]]激怒の歌を置き換える。([[更新>エラッタ/ACG#P116]])  &aname(greater-counterspell)&b(){上級呪文相殺(超常)/Greater Counterspell}:5レベルの時点で、呪文戦士が持つ敵の呪文発動に対応する能力は、より万能なものになる。呪文戦士は呪文の系統に関係なく、敵の呪文のレベル以上のスカルド呪文スロットを2つ消費することで呪文相殺を行える。  11レベルの時点で、呪文戦士は敵が発動しようとする呪文のレベルのスカルド呪文スロットを1つ消費するだけで、敵の呪文を相殺することができるようになる。  17レベルの時点で、呪文戦士は[[《呪文反射》>APG/特技の詳細#Parry Spell]]をボーナス特技として得る。この特技の前提条件を満たしている必要はない。  この能力は[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kenning]]を置き換える。  &aname(song-of-arcane-manipulation)&b(){秘術操作の歌(超常)/Song of Arcane Manipulation}:10レベルの時点で、呪文戦士は怒りの魔力を犠牲に、敵の呪文を相殺することができるようになる。[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使用している間、呪文戦士は[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を中断することなく割り込みアクションとして呪文を相殺することができる。しかし、敵の呪文を相殺するために1つもしくは複数の呪文スロットを消費するだけでなく、呪文戦士は敵の呪文の呪文レベルごとに[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を1ラウンドだけ消費しなければならない(例えば、3レベル呪文を相殺使用とするなら、呪文戦士は3レベル呪文スロットを1つ消費した上で、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を3ラウンド消費しなければならない)。この能力は[[悲運の葬送歌>ACG/クラス/スカルド#dirge-of-doom]]の[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を置き換える。  &aname(spell-tamper)&b(){呪文干渉(超常)/Spell Tamper}:20レベルの時点で、呪文戦士が敵の呪文の相殺に成功した際、敵は魔法エネルギーの逆流に曝され、相殺された呪文の呪文レベルごとに1d6ポイントのダメージを受けるようになる。敵が意志セーヴィング・スロー(DC=10+呪文戦士レベルの半分+呪文戦士の【魅力】修正値)に成功すれば、ダメージは半減される。このダメージは魔法的なものであり、[[ダメージ減少>モンスターの共通ルール#Damage-Reduction]]やエネルギーへの[[抵抗>モンスターの共通ルール#Resistance]]の影響を受けない。この能力は[[達人スカルド>ACG/クラス/スカルド#master-skald]]を置き換える。  &aname(spell-warrior-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、呪文戦士アーキタイプを補完する:[[エネルギー抵抗>APG/基本クラス/バーバリアン#Energy-Resistance]]、エレメンタルの激怒([[下級>APG/基本クラス/バーバリアン#Elemental-Rage-Lessor]]、[[通常>APG/基本クラス/バーバリアン#Elemental-Rage]]、[[上級>APG/基本クラス/バーバリアン#Elemental-Rage-Greater]])、[[強化破壊>UC/クラス/アーキタイプ/バーバリアン#Sunder-Enchantment]]、[[《呪文潰し》>APG/基本クラス/バーバリアン#Spellbreaker]]、[[呪文破壊>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Spell-Sunder]]、[[呪い避け>バーバリアン#Superstition]]、[[《発動妨害》>APG/基本クラス/バーバリアン#Disruptive]]、[[魔女狩り>APG/基本クラス/バーバリアン#Witch-Hunter]]、[[魔法喰らい>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Eater-of-Magic]]、[[明晰な心>バーバリアン#Clear-Mind]]。 **&aname(totemic-skald)祖霊の歌い手(アーキタイプ) &small(){&link(Totemic Skald){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/advancedClassGuide/classOptions/skald.html#totemic-skald}}  祖霊の歌い手は動物の祖霊と緊密なつながりを持つ。この不思議な仲間の力を通して、祖霊の歌い手は自分自身を祖霊の姿に変えることができる。加えて、祖霊となる動物は、祖霊の歌い手に仲間と共有できる霊的な力をいくらか与えてくれる。  &aname(totem)&b(){祖霊(超常)/Totem}:3レベルの時点で、祖霊の歌い手は[[ハンター>ACG/クラス/ハンター]]の[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]の一覧から動物を1つ選択する。選択したなら、以後変更することはできない。この動物は祖霊の歌い手の個人的な祖霊動物となり、以下の能力に影響を及ぼす。祖霊の歌い手は以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]を得る。  &aname(song-of-the-beast)&i(){獣の歌(超常)/Song of the Beast}:祖霊の歌い手は、祖霊動物から[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]能力を得る([[ハンター>ACG/クラス/ハンター]]の[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]能力と同様)。この能力は、[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]の効果を受けた全ての仲間に効果を及ぼす。[[動物象形>ACG/クラス/ハンター#animal-focus]]の能力を決定する際、自分のスカルド・レベルをハンター・レベルとして扱う(すなわち、8レベルと15レベルの時点で強化される)。この能力は3レベルの時点で得られる[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]と置き換える。  &aname(totem-empathy)&b(){祖霊との共感(変則および擬呪)/Totem Empathy}:4レベルの時点で、祖霊の歌い手は自分の祖霊と同じ種別の動物の態度をより良いものにすることができるようになる。この能力は人間の態度を改善するために行う[[〈交渉〉>技能の詳細#Diplomacy]]判定と同様に機能する。祖霊の歌い手は1d20をロールし、自身のスカルド・レベルと【魅力】修正値を加え、祖霊の共感の結果とする。一般的に、飼い慣らされた動物の態度は中立的から始まり、野生動物の態度は非友好的から開始される。  加えて、4レベルの時点で、祖霊の歌い手は1日1回、[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール#Spell-Like-Abilities]]として&i(){[[チャーム・アニマル>呪文/た行#Charm-Animal]]}を発動することができるようになる。術者レベルとしてスカルド・レベルを用い、DCを決定する際に【魅力】修正値を用いること。この能力は祖霊動物と同じ種別の動物(GMが決定する)に対してのみ効果を及ぼす。8レベルの時点と以後4レベルごとに、この能力を1日に追加で1回ずつ使用できるようになる。  この能力は[[直感回避>ACG/クラス/スカルド#uncanny-dodge]]及び[[直感回避強化>ACG/クラス/スカルド#improved-uncanny-dodge]]と置き換える。  &aname(wild-shape)&b(){自然の化身(超常)/Wild Shape}:5レベルの時点で、祖霊の歌い手は[[ドルイド]]のクラス能力と同様に、サイズが中型もしくは小型の祖霊動物の形態に姿を変える[[自然の化身>ドルイド#wild-shape]]能力を得る。この能力における祖霊の歌い手の有効ドルイド・レベルは、スカルド・レベル-1に等しい。11レベルン時点で、祖霊の歌い手はこの能力を1日に2回まで使用することができ、17レベルの時点で使用回数は1日に3回に増加する。祖霊の歌い手はこの能力を使って、[[エレメンタル>クリーチャー種別#Elemental]]、[[植物>クリーチャー種別#type-plant]]、その他の動物以外の姿になることはできない。  動物形態の間、祖霊の歌い手は[[激怒の歌>ACG/クラス/スカルド#raging-song]]を使用する目的においては、通常通り会話することができるものと見なされる。しかしそれ以外の会話を必要とする能力(呪文発動など)においては、会話できないものとして扱う。スカルドは([[《野生の言葉》>UM/特技の詳細#Wild-Speech]]のような)[[自然の化身>ドルイド#wild-shape]]に効果を及ぼす特技の前提条件を判断する際、自身のクラス・レベルをドルイド・レベルとして用いる。この能力は[[呪文理解>ACG/クラス/スカルド#spell-kenning]]と置き換える。  &aname(totemic-skald-rage-power)&b(){激怒パワー}:以下の[[激怒パワー>ACG/クラス/スカルド#rage-power]]は、祖霊の歌い手アーキタイプを補完する:[[打ち倒し>APG/基本クラス/バーバリアン#Knockdown]]、[[鋭敏嗅覚>バーバリアン#Scent]]、[[快走>UC/クラス・アーキタイプ/バーバリアン#Sprint]]、[[原始鋭敏嗅覚>UC/クラス/アーキタイプ/バーバリアン#Primal-Scent]]、獣のトーテム([[下級>APG/基本クラス/バーバリアン#Beast-Totem-Lessor]]、[[通常>APG/基本クラス/バーバリアン#Beast-Totem]]、[[上級>APG/基本クラス/バーバリアン#Beast-Totem-Greater]])、[[獣の憤怒>バーバリアン#Animal-Fury]]、[[跳ね返し>バーバリアン#Knockback]]、[[駿足>バーバリアン#Swift-Foot]]、[[夜目>バーバリアン#Low-light-Vision]]。

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