最初に読んで下さい

このサイトの文章は、全て17人・狐あり・初日犠牲者有り・共有会話有り
の通称「普通村」を想定して書かれております。

「汝は人狼なりや?」は、16人のプレイヤーが複数vs複数(狐のみ単独)の陣営に分かれ
各陣営にとって最上の結果を求めるゲームです。
この前提を外してしまうと、一緒に参加している人の貴重な一時間を
非常に苛立たしいものに変えてしまう場合が多々あります。
どうにも我慢できなくなった人が、激しい罵声を浴びせてしまうような事もあります。
罵声を浴びせてしまった人も、浴びせられた人も、嫌な気持ちになりますよね?
もうこのゲームをしたくない、という人も、或いは出てくるかもしれません。

一度思うさま罵声を浴びせてみたところ、相当モチベーションを失う結果になりました。
これは非常にまずい、ではそういう状態にならない為にはどうしたらいいのか?
と考えて、この参考書を書く事にしました。

このサイトの文章は絶対的に正しいという内容ではなく
一人~数人のプレイヤーの考えの一部を文章化したものにすぎませんが
楽しい時間を過ごす為に役立ててくれたらいいな、と祈っています。
作成にあたり、御協力頂いた皆様、ありがとうございました。
2009年9月11日 谷岡 ◆TNOK/AAR.M

汝は人狼なりや?についての考え

このゲームは陣営vs陣営の対戦ゲームです。
参加者は、自陣営にとっての最上の結果(勝ち、場面によっては引き分け)事と
その結果に対して自分がどのように、どの程度貢献できたかを競い合うゲームだと思っています。
1人1人が楽しみを追い求めるのではなく
陣営として結果を追い求めるのが正しい楽しみ方だと思います。
能力を恣意的に行使したり、ネタをゲーム中の選択に直接持ち込んだりして
1プレイヤーとしての楽しみ等を結果より優先するという考え方は
ゲームの参加者として既に失格である、という認識を、私は持っています。

陣営についての考え方、他者を尊重するという事

参加者は、全てそれぞれ複数の参加者で構成される「陣営」に属しています。(妖狐のみ単独)
「陣営」は運命共同体です。(村サイドは自陣営を把握できれば勝ちに近い)

自分一人のスリル、楽しみ、勝利以外の目的を追い求める独り善がりなプレイヤーや
何もわからないから何もできない、何もしない、という形になってしまうプレイヤーは
「陣営を勝ちに導く」というゲームの目的から逸脱してしまい、しばしば本人や同村者に
色々な悪影響を及ぼしてしまいます。

他者を尊重する事とは、簡単に言ってしまえば迷惑をかけない事です。
基本的にはプレイヤーの意識の問題であって、知識が必要ではない事のようにも思えますが
このゲームにおいては、これを具現化する為のツールとして
最低限の知識を備えておく必要があると個人的に思いました。
これはこうだ、と言い切る事の難しいゲームであり、いつでも正しいと言える内容は少なく
読んでいてわかりにくい所もあるかもしれませんが、予めご了承下さい。

これを読む場合、順番の通りに読んで下さい。

役職を騙るには役職について知らなければなりません。
中立視点から役職CO者を見定めるには、役職と騙り、両方について知らなければなりません。
それぞれの行動原理を理解してから次の段階へ進みましょう。

一部だけ読まないで下さい。

自分がその役職になった時以外でも、役職についての知識は役立ちます。
全ての役職について、立場を理解しておく事が大事です。

事象に対して理由を求めよう

「~はこうだ」という事に対して「そうなんだ」とただ覚えるのではなく
「なぜそうなるの?」と、理由や根拠を求めるのは大事な事です。
納得がいくまで諦めずに求め続けて下さい。
「なぜそうなるの?」の積み重ねが、自分なりの「~だからこうなるはずだ」
という思考を養って行き、いつか皆が自分自身の答えの出し方を手に入れる事へと
繋がっていくのでしょう。

数学と同じです。公式がなぜ成り立つかを理解せずに公式を使っていれば
いつかは数学ができなくなる日が来ます。
最終更新:2009年10月20日 03:03