共通項


Q.セオリーって役に立つの?立つとしたらそれはなぜ?

①知っているだけで役に立つ知識(詰み進行等)の場合
②広く浸透している場合。
それに則った行動と、周囲への浸透の2つが合わさって、使用した人が信用され易くなる。
③役に立つからセオリーとして浸透している場合。
非常に非効率的な手法はそもそもセオリーに採用される事が少なく、浸透しない。

当たり前に要求されてしまう事は

勝利条件、敗北条件がわかる
引き分けの仕方がわかる
占い視点の詰みがわかる
狩人視点で、特定の占い視点での詰みがわかる
全占い視点の詰みがわかる
~を吊った場合、その時点での最高、最低人外数を把握できる
(ローラー、決め打ち等の)進行の意味がわかる
残り吊り数と残り人外数の関係がわかる(=勝利・敗北条件)
勝つ為、もしくは引き分ける為にちゃんと行動できる
最後までゲームをキチンと行い、正しい決着(引き分け含む)をつけられる

裏をかく、という事について

裏をかけるのは、表が圧倒的多数として機能するから
という前提を忘れてはいけないと思います。
また、裏をかく必要があるかどうか?という事も大事です。
常にリスクとメリットのバランスについては考えておきましょう。

簡単な話

占いをできるだけ利用したがる、頼りたがるのは
情報のない状態で狼を吊り上げる という形になった場合、村サイドは既に不利だから。
狼が複数ならば尚更。
そこにあるのは勝利条件の違い。
生き残ればよい(狐がいなければ)狼、狐と
正しく人外を吊らなければならない村サイドでは、根底から選べる道が違う。
ある人は、役職がいなくても戦えると言う。それは立派な事だ。
しかしそれができる人ばかりではないという事と
役職がいなくなる前に残された情報によって、役職が死んだ状態で戦う戦力が整う
という事についても目を向けよう。
役職に負担を強いるのは残念ながら当たり前。
それはCOができる、能力が使える、という決定力を保有しているから。
村人がいくら頑張ろうが、超えられない壁がある。
勝敗という結果としてなら近づけるかもしれないが
COと能力という壁は厳然としてそこに存在し続ける。
逆に言えば、1人のグレー村人を演じたプレイヤーが、村を勝利させた
と言える程に、その村において力を尽くしたとするならば
そのプレイヤーが能力者として力を尽くせば
村はもっと容易に勝つ事ができるだろうと、私は思う。
無論、中には情報の発表者という立場は苦手で
情報の受け取り手という立場を得意とする、という人もいて
1ケースについて考えた場合は一概に言い切る事はできないが
全体として見た場合はそうなるだろう、という事である。
以上、弱者を自覚した弱者の戦術。
そうじゃなく勝てる強者の戦術は、身につけるのは望ましくても
弱者の戦術の上に積み重ねるべき。

人外数について(ド基本)

人外の数は狼3、狐1、狂人1と決まっています。
人外の確実な死亡は
狐であれば死体が2つ発生
狂人であれば同役職CO者2名(共有除く)の噛まれ死(ほぼ占いしかない、真狂占い噛み)
狼であればその他の騙りの死亡、等で把握する事ができます。
残りの人外数によって、掲げるべき方針を考えるのは基本です。

破綻と真証明

潜伏役職と結果騙りという条件がある限り
完全な真証明と破綻というものはほとんどありません。
例えば占いの完全な真証明なら人外が狐以外全員騙ってる ぐらいの条件が必要になります。
なので続わかめてにおける破綻・真確定という用語は「だいたい」とか「ほぼ」
そうであるという意味で使用されていると思って下さい。

○からの役職CO

ある占いCO者の○から、占霊のCOが出た場合。
傾向として、偽だったとしても狼狐は少ない。
占いの○から占いが出る、という場合、対抗の内訳が狂人と確定するのだが
ある程度以上(5人、一応4人でも言えなくもないか?)の占霊CO者がいる場合
騙り人外(狼狼狂、狼狐狂)から狂人を占う可能性は低い為
対抗に○を出した占い師の信用は下がり気味となる。

グレーが多いスタートとなるので、○の扱いは慎重に。
霊にで片方に○が出ている場合、○からCOした霊を吊れば
残りの霊の判定による占い結果の判定が情報として増える。
ただし●の結果が出るのでなければあまり意味はない。

3人以上の霊能の扱い方

共有が騙っていなければ問答無用で吊る。
なぜかと言えば、能動的な能力を持ち、結果によって真を証明できる占い師に対して
霊能者は能力によって真を証明する事が極めて難しいから。(偽を証明する事はできる)
そして3人いるという事は少なくとも2人は騙り人外である為
3回の吊りで人外を2人吊れる。これは非常に効率の良い事だから。

霊能2の両吊り・両残し

霊能が2人COした時に、その2人を両方吊ってスタートする「霊能両吊り」は
かなりポピュラーな霊能の処分方法と言える。
この両吊りがポピュラーであればある程、ニュートラルな状態での2日目に
狼や狐が霊能者を騙る事は減る。
すると、霊能者が2人いる場合の両者の内訳は徐々に「真+狂」へと近づいて行くので
「霊能者に狼狐が混ざっている事を防ぐ両吊り」という1つのメリットが薄まる。
そうなると今度は「真狂の霊能者を残して占い師の判断、もしくは単独の情報源として利用」
という「霊能両残し進行」が流行する。
この方法は、「得られる情報量から真霊が狂人より有利であり、信用を取れる振る舞いができる」
という根拠によって成り立っており、占いとのラインが其々別々に成立した場合
吊りの節約もできる為、「霊能が真狂である」という前提があれば、非常に有用である。

しかし「霊能両残し進行」が流行すると、今度はまた狼狐による霊騙りが散見され出し
狼狐を含む霊2を残すリスクを負う事のない「霊能両吊り」のメリットが復活し
流行は「両吊り」へとゆるやかに移っていく。

※ちなみに占1-霊2の形となった時は、占い初日の場合に備えて
霊能は両方残して中盤まで進める事が多い。

両吊りメリット・デメリット

○狼狐を含む場合のリスクを負わない。
○グレランによる狩人吊りの可能性から2日間狩人を保護する。
○2日目から行う事によって、無駄吊りを挟まない可能性を高められる。
×占いが噛まれた場合、情報源となる能力者がいなくなる。

残して進行するメリット・デメリット

○占いに加えて、サブ情報源として霊能者を活用できる。
○占い師と霊能者のラインがつながったり切れている場合、吊りが節約できたり
霊能者を単独情報源、確定村サイドプレイヤーとして利用できるようになる可能性がある。
×グレランの精度が悪く、占い師が狼を引けない場合、吊りの余裕がなくなっていく。
×吊りの余裕がなくなった時に、霊能者に狼狐がいる可能性をケアできない。

ポピュラーな内訳、というか内訳の考え方

続わかめて普通村では、狐の役職騙りの頻度は低いと言えます。
なので、役職CO数マイナス真役職数=騙りの数が2までの場合
狼と狂人の騙りである可能性が高く、狐は潜伏している形と想定して内訳を考えるのが無難です。
また、初日役職は1人までの為、占霊全員が偽という考えは基本的には不要です。

占-霊 (CO数)
1-1  真-真 真-狂 狂-真 狼-真 真-狼 (狼-狂 狂-狼は基本からは除外)
1-2  真-真狂(狼全潜伏) 真-真狼(狂人潜伏か初日) 真-狂狼(霊能潜伏か初日)
    狂-真狼(占い潜伏か初日) 狼-真狂(占い潜伏か初日)
2-1  真狂-真(狼全潜伏) 真狼-真(狂人初日か狂人潜伏) 真狼-狂(霊能初日か霊能潜伏)
     真狂-狼(霊能初日か霊能潜伏) 狼狂-真(占い初日か占い潜伏)
ランダム要素の初日役職を含む可能性が若干高い為、内訳予想が立てにくい面がある。
初日占霊狂は3/13の確率なので、可能性が高いのは真狂-真(狼全潜伏)か?と思えるが
狂人の動きは不確定要素の為、狼が占いを騙っている可能性も、また高い。
2-1についてはページ↓に新項目を作るつもり。

2-2  真狼-真狂か真狂-真狼。あまり霊に出る狼は多くないのでやや前者の比率が高い。
3-1  役職初日でなければ真狂狼-真である。
ぶっちゃけこれが一番言いたい事。
3-1はほぼ真狂狼-真のパターンであると憶えるのが楽。

2-1の内訳判断の難しさと、狼含有の可能性

2-1は初日役職の可能性を含み、尚且つ占いを騙る狼は多いという事と
初日と潜伏がなければ全潜伏の役職数である、という相反した2つの可能性を持っている
その為扱いが結構難しい。

ひとつ注意したいのは、「役職初日の場合は必ず騙っている狼がいる」という事。
全潜伏で騙りは狂人という予想を強く信じてしまうと痛い目に遭います。

詰みとは

ある前提に従って、村側の勝利が確定する状態の事。
狼、狐視点の勝利確定は詰みとは言わない。

詰み条件

「○に潜伏狂人がいない」
  • 吊り数≧グレー+●(場合によっては+狂人) +狐の死亡確認
  • 吊り数≧グレー+●(場合によっては+狂人) +最終吊り位置の確定
  • 吊り数≧役職CO者を含む人外の可能性のある人物の数

※この場合のグレーや●は対抗役職CO者も含む。

※占いが3人目の狼を確定させながらもグレーを処分し切れず、狂人は死亡している場合
最終日が3人で訪れれば狐の死亡は確認される為、詰みとなる。
ほとんどそんな状況は発生しないが
これは5人で狼2の位置が確定している状態や
7人で狼3の位置が確定している状態でも同じである。

※生存している狩人は、任意の対象者を必ず翌日まで生かせる為
狩人視点では他の村人より詰みは早く訪れる

単視点詰み

片方の占い視点で、その占いが真ならば
その占いを真として村人が行動する事を前提に村が勝利する事が決定する状態。

両視点詰み

真の可能性があるとされる占い師が2人いる時
どちらの占い師を真としても人外が吊り切れる(かつ狐を狼より先に処分できる)状態。
逆の言い方をすれば、どちらかの占い師が真ならば村が勝利する事が決定する状態。

完全詰み

どこをどう見ても村の勝利しかない状態(投げやり)

詰みケース

詰みが発生しやすいケースについてです。これが全てではありません。
多くの場合は突発的な呪殺や死体なしによって発生します。
  • 呪殺で狐死亡後に死体なし、翌日の占結果と以降の吊りでグレーを潰し切れる
  • 吊りを使うはずのグレーが呪殺によって死ぬ
  • 狩人による死体なしの発生でグレーが潰し切れる形になる
  • 潜伏共有のCOによってグレーが減る(非推奨)

「狂人がいる場合の吊り順」

真占い師がいる事を前提として
最悪狂人(仮にAとする)の占い師候補or霊能候補がいて、占い師候補+人外候補の数が吊り数+1の場合
最後の吊りでA視点の人外を吊る事で対狼の敗北は無くなります。

例:狂占A(狩人の護衛成功対象) 真占B 村C(Aの●) 村D(確定○) 狼E(Bの●) 共有F 村G 狐は死亡
で、狂人A視点の人外がB、C、真B視点の人外がA、Eの時の吊り順は
最後にBかCを吊る形にすればよい。
先にB、C両方を吊った場合、最終日はPPとなり村側は吊りを失うが
最後をBorCにする場合はPPは発生せず、もしAが真であっても最後まで吊りが使える。

引き分けについての考え方

その時点で勝ちがなければ負けでよい、という考え方は私は間違っていると考えます。
勝ちが存在せず、引き分けが存在するのなら、引き分けは明確に負けより良い結果です。

引き分けが嫌いだから~という人

引き分けが嫌いだから勝ちを狙う というのは
勝ち目の濃淡と引き分けを天秤にかけられるなら別によい。
引き分けが嫌いだから負ける というのはどうしようもない。死んだ方がよい。

引き分け条件と方法

投票先が2択に絞れる事。
結果的に人外を含むなら、仮定を前提としてもよい。
狼狐(どっちがどっちかは判別できなくてもよい)のCOがある場合は確定。
狼狂残りはケースバイケースとなる。
共、真役職が1~2名いるかどうかで変動。

4人死体なしでの最終日、狩人死亡もしくは狩人COなしの状況なら
狼狐残りの可能性は非常に高いです。
この時、何もなしに状況がわからないまま進めてしまうと
狐の位置を知っている狼だけが有利となります。
大抵はどちらかのCOが発生しますが、それが起こらない場合
村人は自分への投票を促し(村人が吊れると狼は敗北する)
狼が諦めるように仕向けるとよいです。
投票先についてのまとめはしっかりと最後まで時間をかけて行い
自分がどうするのか、他の誰がどうするのか、をキチンと決めましょう。

狩人・狐の生存についての考え方

死体なし発生前後の状況によって考えられます。
死体なし発生直後、狩人がいればほぼ確実に護衛がついているところが噛まれたら?
狩人がいればほぼ確実に護衛がついているところが死んだ後で死体なしが発生したら?
狩人COで詰む決定的機会、もしくはそれに近い状態で狩人COがなかったら?
最終更新:2009年11月05日 03:02