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「動作報告 WiFi編」(2014/12/23 (火) 11:53:52) の最新版変更点
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*動作報告 WiFi編
スレ住民有志によるまとめです。基本は [[wiki>Link]]の HCLを。入手先のヒントは [[Link]]や [[書庫]]にあるかも・・・。
*各種WiFi アダプターの動作状況
----------
**Broadcom BCM94360CDAX
#image(http://i01.i.aliimg.com/wsphoto/v0/32231583675/New-for-Apple-Broadcom-802-11AC-font-b-BCM94360CD-b-font-Wifi-Bluetooth-4-0-Wireless.jpg, width=400)
#image(http://www.osxwifi.com/media/catalog/product/cache/1/small_image/300x/17f82f742ffe127f42dca9de82fb58b1/a/2/a2_1.jpg)
-802.11a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.0
-Mac Pro late 2013などで使われているものと同等の純正品
-ソケットは特殊だけどosxwifi.comなどでPCIeアダプタなどを販売している(ちょっと高い)
-とりつけただけでWiFiもBT正常に動作
-BTキーボードはBIOSやブートローダの設定画面でも機能する。
-Yosemite新機能のiPhoneとのHandoff, AirDrop, 通話も実機と同様に稼動する
-現時点で最良のWiFi/BTアダプタ
|カードの種類:|AirMac Extreme (0x14E4, 0x111)|
|サポートされる PHY モード:|802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:|1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140|
|AirDrop:|対応|
----------
**Broadcom BCM94322HM8L DW 1510
&ref(BCM94322HM8L.jpg )
-PCIe Half-Mini 無線LAN 802.11a/b/g/n
-Bluetoothは付いていない
-搭載チップBCM4322はMacintoshで使われているチップである
-Dell Wireless 1510 という名称でDell補修部品として売られている
-さすだけでOS Xからそのまま認識される
-技的マーク付いている
***DCPIManagerの結果
|Vendor|Device|Sub Vendor|Sub Device|Vendor Name|DeviceName|
|14E4|432B|106B| 000D| Broadcom Corporation| BCM4322 802.11a/b/g/n Wireless LAN Controller|
***システム情報の結果
|カードの種類:| 他社製ワイヤレスカード|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140, 149, 153, 157, 161, 165|
|AirDrop:| 対応|
-----------
**Broadcom BCM94352HMB DW 1550
&ref(BCM94352HMB.jpg)
-BCM4352を使ったPCI-E Mini Card
-802.11a/b/g/n/ac WLAN + Bluetooth 4.0
-Dell Wireless 1550 という名称でDell補修部品として売られている
-入手した製品は技適マークあり
802.11a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.0の両方が動く。Apple Wireless Keyboard, Magic Trackpadによるスリープ復帰もできる。
以下のページを参考にした。
-http://www.tonymacx86.com/network/104850-guide-airport-pcie-half-mini-v2.html
-http://forum.osxlatitude.com/index.php?/topic/2925-bluetooth-firmware-uploader/
WiFiとBTのコンボカード。とはいえWiFiはPCIe接続で、BTはUSB接続なので、同じカードに搭載されていても別物と考えられる。搭載されているWiFiチップBCM4352と、BTチップBCM20702A0は、いずれもMacintoshに搭載されているチップと同一なので、互換性は高い。ただし、PCIeとUSBのvendor/product IDが純正と違うのでさすだけでは認識されない。そこで、WiFiとBTのkextの中のIDを書き換える必要がある。以下の作業の前に、PCIとUSBのVendor IDとProduct IDを調べて、USBのIDは10進数になおしておく。手元のカードの場合では、
PCIe VID = 0x14e4 (Broadcom Corporation)
PCIe PID = 0x43b1
USB VID = 0x413c (Dell Inc.) (16700)
USB PID = 0x8143 (33091)
であった。(Dellの補修部品らしいことがわかる)
BTについては、以下の手順でがんばらなくても、[[動作報告 Bluetooth編]]にある同等のUSBアダプターI-O DATA USB-BT40LEを使っても良いと思う。とくにデスクトップ機などでUSBポートが潤沢にある場合は、コンボカードにこだわる必要は無いと思う。
(2014.3.4追記) 順調に動いていたBTであったが、何らかのタイミングで突然マルチタッチが効かなくなった。単純なマウスとしては機能する。結局、[[動作報告 Bluetooth編]]にあるUSBアダプターI-O DATA USB-BT40LEを使うことにした。
***Wi Fiの動かし方
kextにvendor/product IDを追加する。
+/System/Library/Extensions/IO80211Family.kext/Contents/PlugIns/AirPortBrcm4360.kext/Contents/Info.plist をエディタで開く
--この中にサポートするカードのIDが書いてあるらしい。
+<key>IOKitPersonalities</key>の中の<key>IONameMatch</key>に<string>pci14e4,43b1</string>を追加する
+kextのpermissionを正してcacheを作り直す
<key>IOKitPersonalities</key>
<dict>
<key>Broadcom 802.11 PCI</key>
<dict>
(略)
<key>IONameMatch</key>
<array>
<string>pci14e4,43a0</string>
<string>pci14e4,43b1</string>
</array>
(略)
</dict>
***Bluetoothの動かし方
kextにvendor/product IDを書き込む。
+/System/Library/Extensions/IOBluetoothFamily.kext/Contents/PlugIns/BroadcomBluetoothHostControllerUSBTransport.kext/Contents/Info.Plist をエディタで開く
--この中に、iMacやMacBookで使われているBroadcom社のチップBCM20702のVIDとPID (2652, 8680)が書かれている場所がある
--これをこのカードのVIDとPIDで書き換える。
+ <key>BroadcomUSBBluetoothHCIController - MediaLink BT4.0 Adapter</key>のidProductとidVendorを変更する
+kextのpermissionを正してcacheを作り直す
<key>BroadcomUSBBluetoothHCIController - MediaLink BT4.0 Adapter</key>
<dict>
(略)
<key>idProduct</key>
<integer>33091</integer>
<key>idVendor</key>
<integer>16700</integer>
</dict>
以上の作業でBluetoothモジュールは認識されて、システム環境設定に現れ、ON/OFFや様々な設定が可能になる。しかし、なぜかキーボードなどのBluetooth機器を検出出来なくてペアリング出来ない。Tonymacのフォーラムを見ていたら、firmwareが古いという情報があった。そこで、ファームウェアにパッチを当てるkextを入れる。ちなみにここまでの手順で正常に使えるようならファームウェアが更新された製品と思われるので以下の手順は不要だと思う。
+http://forum.osxlatitude.com/index.php?/topic/2925-bluetooth-firmware-uploader/ へ行く
+BTFirmwareUploader_v2beta.zip をダウンロードして復元してできあがったkextを/S/L/Eに入れる。
--このkextは他のカードのために作られているらしい。そこで本カードに適用するためにvendor/product IDを書き換える
+/System/Library/Extensions/BTFirmwareUploader.kext/Contents/Info.plistをエディタで開く
--ここにカードの種類(VID/PID)とそれに当てるアップデート(Linux板、Windows板、およびそのバージョン)が書かれている。
--これを変えるといろいろ試せると説明があった
--ここに本カードのIDが書かれていないのでアップデートが適用されない様子
+ここに書いてあるidProduct, idVendorの組み合わせが13316, 5075のものを33091, 16700に書き換える
--13316, 5075は、AzureWave AW-CE123HというカードのIDで、同じBTチップを使っているのでこれを使うことにした
--うまくいかなければ他のIDを本カードIDに書き換えたり、アップデートのバージョンを変えたりしてもよいかもしれない
+kextのpermissionを正してcacheを作り直す
<key>idProduct</key>
<integer>33091</integer>
<key>idVendor</key>
<integer>16700</integer>
***DCPIManagerの結果
|Vendor|Device|Sub Vendor|Sub Device|Vendor Name|DeviceName|
|14E4| 43B1| 106B| 0017| Broadcom Corporation| BCM4352 802.11ac Wireless Network Adapter|
***システム情報の結果
|カードの種類:| 他社製ワイヤレスカード|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 132, 136, 140, 144, 149, 153, 157, 161, 165|
|AirDrop:| 対応|
-----------
**Broadcom BCM94352HMB AzureWave AW-CE123H
&ref(azurewave.jpg)
-BCM4352を使ったPCI-E Mini Card
-802.11a/b/g/n/ac WLAN + Bluetooth 4.0
-AzureWave AW-CE123H という名称で売られている
-入手した製品は技適マーク無かった
802.11a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.0の両方が動く。Apple Wireless Keyboard, Magic Trackpadによるスリープ復帰もできる。tonymacのサイトでは多くの人が使っているカード。
しかし、5GHzが動いていない様子。2GHzのチャンネルしか作動していない?米国仕様のせいかもしれない。ということで上記のDW-1550のほうがおすすめ。
***システム情報の結果
|カードの種類:| 他社製ワイヤレスカード|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14|
|AirDrop:| 対応|
動かし方は上記のDW-1550と同様。ただし、IDが異なるので調べて対応すること。ちなみに手元のカードでは以下であった。
PCIe VID = 0x14e4 (Broadcom Corporation)
PCIe PID = 0x43b1
USB VID = 0x0a5c (Broadcom Corp.) (2652)
USB PID = 0x21fb (8699)
(DW-1550と違いUSBにもBroadcomのIDが振られている)
-----------------------------------
**TP-Link PCI Express Wifi Adapter
&ref(tplink.jpg);
-tonyのところでお勧めになっているカード。
-国内でもときどき売られている。
-技適マークは無い
-さすだけで認識されて使用可能。
***DCPIManagerの結果
|Vendor|Device|Sub Vendor|Sub Device|Vendor Name|DeviceName|
|168C| 0030| 168C| 3112| Qualcomm Atheros| AR93xx Wireless Network Adapter|
***システム情報の結果
|カードの種類:| AirMac Extreme (0x168C, 0x3112)|
|ファームウェアのバージョン:| Atheros 9380: 4.0.74.0-P2P|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n|
|サポートされるチャンネル: |1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64|
|ワイヤレス時にスリープを解除:| 対応|
|AirDrop:| 対応|
---------------------------------
**おまけ
***MacBook Air Late 2013のシステム情報の結果
|カードの種類:| AirMac Extreme (0x14E4, 0x117)|
|ファームウェアのバージョン:| Broadcom BCM43xx 1.0 (6.30.223.154.45)|
|ロケール:| ETSI|
|国別コード:| JP|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140|
|ワイヤレス時にスリープを解除:| 対応|
|AirDrop:| 対応|
*動作報告 WiFi編
スレ住民有志によるまとめです。基本は [[wiki>Link]]の HCLを。入手先のヒントは [[Link]]や [[書庫]]にあるかも・・・。
*各種WiFi アダプターの動作状況
----------
**Broadcom BCM94360CDAX
#image(http://i01.i.aliimg.com/wsphoto/v0/32231583675/New-for-Apple-Broadcom-802-11AC-font-b-BCM94360CD-b-font-Wifi-Bluetooth-4-0-Wireless.jpg, width=400)
#image(http://www.osxwifi.com/media/catalog/product/cache/1/small_image/300x/17f82f742ffe127f42dca9de82fb58b1/a/2/a2_1.jpg)
-802.11a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.0
-Mac Pro late 2013などで使われているものと同等の純正品
-ソケットは特殊だけどebayやosxwifi.comなどでPCIeアダプタなどを販売している(本体も売っている)
--http://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=BCM94360CD
--http://www.osxwifi.com
-とりつけただけでWiFiもBT正常に動作
-BTキーボードはBIOSやブートローダの設定画面でも機能する。
-Yosemite新機能のiPhoneとのHandoff, AirDrop, 通話も実機と同様に稼動する
-現時点で最良のWiFi/BTアダプタ
|カードの種類:|AirMac Extreme (0x14E4, 0x111)|
|サポートされる PHY モード:|802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:|1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140|
|AirDrop:|対応|
----------
**Broadcom BCM94322HM8L DW 1510
&ref(BCM94322HM8L.jpg )
-PCIe Half-Mini 無線LAN 802.11a/b/g/n
-Bluetoothは付いていない
-搭載チップBCM4322はMacintoshで使われているチップである
-Dell Wireless 1510 という名称でDell補修部品として売られている
-さすだけでOS Xからそのまま認識される
-技的マーク付いている
***DCPIManagerの結果
|Vendor|Device|Sub Vendor|Sub Device|Vendor Name|DeviceName|
|14E4|432B|106B| 000D| Broadcom Corporation| BCM4322 802.11a/b/g/n Wireless LAN Controller|
***システム情報の結果
|カードの種類:| 他社製ワイヤレスカード|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140, 149, 153, 157, 161, 165|
|AirDrop:| 対応|
-----------
**Broadcom BCM94352HMB DW 1550
&ref(BCM94352HMB.jpg)
-BCM4352を使ったPCI-E Mini Card
-802.11a/b/g/n/ac WLAN + Bluetooth 4.0
-Dell Wireless 1550 という名称でDell補修部品として売られている
-入手した製品は技適マークあり
802.11a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.0の両方が動く。Apple Wireless Keyboard, Magic Trackpadによるスリープ復帰もできる。
以下のページを参考にした。
-http://www.tonymacx86.com/network/104850-guide-airport-pcie-half-mini-v2.html
-http://forum.osxlatitude.com/index.php?/topic/2925-bluetooth-firmware-uploader/
WiFiとBTのコンボカード。とはいえWiFiはPCIe接続で、BTはUSB接続なので、同じカードに搭載されていても別物と考えられる。搭載されているWiFiチップBCM4352と、BTチップBCM20702A0は、いずれもMacintoshに搭載されているチップと同一なので、互換性は高い。ただし、PCIeとUSBのvendor/product IDが純正と違うのでさすだけでは認識されない。そこで、WiFiとBTのkextの中のIDを書き換える必要がある。以下の作業の前に、PCIとUSBのVendor IDとProduct IDを調べて、USBのIDは10進数になおしておく。手元のカードの場合では、
PCIe VID = 0x14e4 (Broadcom Corporation)
PCIe PID = 0x43b1
USB VID = 0x413c (Dell Inc.) (16700)
USB PID = 0x8143 (33091)
であった。(Dellの補修部品らしいことがわかる)
BTについては、以下の手順でがんばらなくても、[[動作報告 Bluetooth編]]にある同等のUSBアダプターI-O DATA USB-BT40LEを使っても良いと思う。とくにデスクトップ機などでUSBポートが潤沢にある場合は、コンボカードにこだわる必要は無いと思う。
(2014.3.4追記) 順調に動いていたBTであったが、何らかのタイミングで突然マルチタッチが効かなくなった。単純なマウスとしては機能する。結局、[[動作報告 Bluetooth編]]にあるUSBアダプターI-O DATA USB-BT40LEを使うことにした。
***Wi Fiの動かし方
kextにvendor/product IDを追加する。
+/System/Library/Extensions/IO80211Family.kext/Contents/PlugIns/AirPortBrcm4360.kext/Contents/Info.plist をエディタで開く
--この中にサポートするカードのIDが書いてあるらしい。
+<key>IOKitPersonalities</key>の中の<key>IONameMatch</key>に<string>pci14e4,43b1</string>を追加する
+kextのpermissionを正してcacheを作り直す
<key>IOKitPersonalities</key>
<dict>
<key>Broadcom 802.11 PCI</key>
<dict>
(略)
<key>IONameMatch</key>
<array>
<string>pci14e4,43a0</string>
<string>pci14e4,43b1</string>
</array>
(略)
</dict>
***Bluetoothの動かし方
kextにvendor/product IDを書き込む。
+/System/Library/Extensions/IOBluetoothFamily.kext/Contents/PlugIns/BroadcomBluetoothHostControllerUSBTransport.kext/Contents/Info.Plist をエディタで開く
--この中に、iMacやMacBookで使われているBroadcom社のチップBCM20702のVIDとPID (2652, 8680)が書かれている場所がある
--これをこのカードのVIDとPIDで書き換える。
+ <key>BroadcomUSBBluetoothHCIController - MediaLink BT4.0 Adapter</key>のidProductとidVendorを変更する
+kextのpermissionを正してcacheを作り直す
<key>BroadcomUSBBluetoothHCIController - MediaLink BT4.0 Adapter</key>
<dict>
(略)
<key>idProduct</key>
<integer>33091</integer>
<key>idVendor</key>
<integer>16700</integer>
</dict>
以上の作業でBluetoothモジュールは認識されて、システム環境設定に現れ、ON/OFFや様々な設定が可能になる。しかし、なぜかキーボードなどのBluetooth機器を検出出来なくてペアリング出来ない。Tonymacのフォーラムを見ていたら、firmwareが古いという情報があった。そこで、ファームウェアにパッチを当てるkextを入れる。ちなみにここまでの手順で正常に使えるようならファームウェアが更新された製品と思われるので以下の手順は不要だと思う。
+http://forum.osxlatitude.com/index.php?/topic/2925-bluetooth-firmware-uploader/ へ行く
+BTFirmwareUploader_v2beta.zip をダウンロードして復元してできあがったkextを/S/L/Eに入れる。
--このkextは他のカードのために作られているらしい。そこで本カードに適用するためにvendor/product IDを書き換える
+/System/Library/Extensions/BTFirmwareUploader.kext/Contents/Info.plistをエディタで開く
--ここにカードの種類(VID/PID)とそれに当てるアップデート(Linux板、Windows板、およびそのバージョン)が書かれている。
--これを変えるといろいろ試せると説明があった
--ここに本カードのIDが書かれていないのでアップデートが適用されない様子
+ここに書いてあるidProduct, idVendorの組み合わせが13316, 5075のものを33091, 16700に書き換える
--13316, 5075は、AzureWave AW-CE123HというカードのIDで、同じBTチップを使っているのでこれを使うことにした
--うまくいかなければ他のIDを本カードIDに書き換えたり、アップデートのバージョンを変えたりしてもよいかもしれない
+kextのpermissionを正してcacheを作り直す
<key>idProduct</key>
<integer>33091</integer>
<key>idVendor</key>
<integer>16700</integer>
***DCPIManagerの結果
|Vendor|Device|Sub Vendor|Sub Device|Vendor Name|DeviceName|
|14E4| 43B1| 106B| 0017| Broadcom Corporation| BCM4352 802.11ac Wireless Network Adapter|
***システム情報の結果
|カードの種類:| 他社製ワイヤレスカード|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 132, 136, 140, 144, 149, 153, 157, 161, 165|
|AirDrop:| 対応|
-----------
**Broadcom BCM94352HMB AzureWave AW-CE123H
&ref(azurewave.jpg)
-BCM4352を使ったPCI-E Mini Card
-802.11a/b/g/n/ac WLAN + Bluetooth 4.0
-AzureWave AW-CE123H という名称で売られている
-入手した製品は技適マーク無かった
802.11a/b/g/n/ac および Bluetooth 4.0の両方が動く。Apple Wireless Keyboard, Magic Trackpadによるスリープ復帰もできる。tonymacのサイトでは多くの人が使っているカード。
しかし、5GHzが動いていない様子。2GHzのチャンネルしか作動していない?米国仕様のせいかもしれない。ということで上記のDW-1550のほうがおすすめ。
***システム情報の結果
|カードの種類:| 他社製ワイヤレスカード|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14|
|AirDrop:| 対応|
動かし方は上記のDW-1550と同様。ただし、IDが異なるので調べて対応すること。ちなみに手元のカードでは以下であった。
PCIe VID = 0x14e4 (Broadcom Corporation)
PCIe PID = 0x43b1
USB VID = 0x0a5c (Broadcom Corp.) (2652)
USB PID = 0x21fb (8699)
(DW-1550と違いUSBにもBroadcomのIDが振られている)
-----------------------------------
**TP-Link PCI Express Wifi Adapter
&ref(tplink.jpg);
-tonyのところでお勧めになっているカード。
-国内でもときどき売られている。
-技適マークは無い
-さすだけで認識されて使用可能。
***DCPIManagerの結果
|Vendor|Device|Sub Vendor|Sub Device|Vendor Name|DeviceName|
|168C| 0030| 168C| 3112| Qualcomm Atheros| AR93xx Wireless Network Adapter|
***システム情報の結果
|カードの種類:| AirMac Extreme (0x168C, 0x3112)|
|ファームウェアのバージョン:| Atheros 9380: 4.0.74.0-P2P|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n|
|サポートされるチャンネル: |1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64|
|ワイヤレス時にスリープを解除:| 対応|
|AirDrop:| 対応|
---------------------------------
**おまけ
***MacBook Air Late 2013のシステム情報の結果
|カードの種類:| AirMac Extreme (0x14E4, 0x117)|
|ファームウェアのバージョン:| Broadcom BCM43xx 1.0 (6.30.223.154.45)|
|ロケール:| ETSI|
|国別コード:| JP|
|サポートされる PHY モード:| 802.11 a/b/g/n/ac|
|サポートされるチャンネル:| 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 36, 40, 44, 48, 52, 56, 60, 64, 100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140|
|ワイヤレス時にスリープを解除:| 対応|
|AirDrop:| 対応|