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コンコン 「どうぞ」 「よっ、準備できたんだって?・・・よく似合ってるじゃねぇか」 「あたりまえじゃん、あたしを誰だと思ってんの?そういうアンタは・・・ま、まあまあじゃん」 「おいおい、こういう時ぐらいカッコいいとか言えねぇのかよ・・・」 「キモッ!自分でカッコいいとか何言っちゃってるのこいつ!?  あんたナルシストっぽいところあると思ってたけど、そういうところ直したほうがいいよ?  …なんてね、冗談だって。カッコいいじゃん『兄貴』」 「こんなときでも相変わらず口がへらねえのな、お前も。というか何だよ、今更『兄貴』なんて」 「ん~・・・ちょっと昔のこと思い出しちゃってさ。そのせいかな」 「昔のことねえ。・・・そういえばお前にミスター・シスドーだのなんだの言われて色々言わされたこともあったか」 「うっ・・・」 「おっ、まさか図星か?たしか『そんな道理ッ!私の無理でこじ開ける!!』だったか。  今更シスコンだとかそういうのは否定するつもりもねえけどよ、今思えばあれは今まさにこの状況を望んでたってことだったのか?」 「・・・あんたが悪いんじゃん。何をしてもあたしの気持ちに気付きもしないし。  あのころのあたしがドンだけ苦労してたかわかんないでしょ?」 「うぐ・・・ま、まあいいじゃねぇか。今お互いこうしていられるんだからよ」 「結果論じゃん・・・色々あったよね、あたしたち」 「そうだな。・・・後悔してるのか?」 「してるわけないじゃん。これはあたしが望んだこと。それを後悔なんてするわけない」 「・・・」 「ただ、この場に『あいつら』がいないのがちょっと・・・ううん、すごく残念、かな」 「駆け落ち同然に家を飛び出して、色んなところを転々としてきたからな。  今頃なにやってるんだろうな、あいつら。案外昔とほとんど変わってなかったりしてな」 「あははっ、流石にそれはないでしょっ」 コンコン 「はい、どうぞ」 「お邪魔しますね。おお、お二人ともよくお似合いですよ」 「ありがとうございます、神父さん」 「いえいえ。準備が出来たのでお呼びにきたんですよ」 「そうですか、わかりました。んじゃ、行くか。桐乃」 「うん、兄貴」 「それまだ続けるのか?」 「いいじゃん、なんかそういう気分なの!」 「へいへい」 「こんな辺鄙な教会で式を挙げてくださるというので、こちらも張り切って準備したんですよ」 「それは、なにかすいません。気を使わせてしまったみたいで」 「お気になさらないでください。…こちらです。この扉の向こう。きっとお二人ともびっくりなされますよ」 「え?それってどういう・・・」 「それでは、どうぞ」            「「え?」」  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「よう!久しぶりだな高坂!こんなめでたい席に呼びもしないなんて友達がいのないやつだな!」 「そうですよ先輩!ちょっとぐらい声かけてくれたっていいじゃないですか!お久しぶり、桐乃ちゃん!」 「あ、赤城!?」 「せ、せなちー!?な、なんでここにいるの!?」 「私たちもいるよ、きょうちゃん」 「へへへ、かなかなカッコいいじゃんか!あんちゃん!」 「麻奈実、ロックも・・・」 「桐乃、久しぶり・・・」 「なんだ、結構元気そうじゃんか。そっちの変態兄貴も♪」 「あやせ、かなこ・・・」 「なんでみんなここに・・・」 「拙者がよんだんでござるよ」 「沙織!」 「お久しぶりでござるな。きりりん氏、京介殿」 「お前、なんで・・・」 「何でとはまたつれないでござるな京介殿。拙者とお二方の仲ではござらんか」 「そうじゃなくて!何であたしたちがここにいるって・・・それに式のことも」 「それは、そこにいる神父殿でござるが・・・実は拙者のおじい様であるからして」 「「ええええええ!!?」」 「というのは嘘で、実はそちらの方はお父様のお知り合いでして。その関係でこちらに情報が流れてきたでござるよ」 「沙織さんがあなた方を探しているというのは私も聞き及んでいましたので。勝手ながら連絡させてもらいました」 「そ、そうだったんだ・・・もう、あんまりびっくりさせないでよね!・・・でも安心した。沙織、あんた何にもかわらないわね」 「だよな。しかし沙織よ、そのドレスにぐりぐりめがねはどうかと思うぞ・・・」 「はっはっは!そう褒めないで下され、照れるではござらんか。作戦成功でござるな。  では失礼して・・・そうそう、お二人にはまだ会っていただきたい人がいるんですよ」 「え・・・」 「まさか・・・」 「久しぶりね、二人とも。相変わらず兄妹そろっての間抜け顔で安心したわ」 「・・・」 「桐乃、京介、心配してたのよ」 「あんた・・・」 「親父、母さん」 「京介」 「・・・なんだよ、親父」 「もう私はしのごのいうつもりはない。お前達の覚悟も、決意もよくわかっているつもりだ」 「親父・・・」 「だがこれだけは覚えておけ。もし桐乃を泣かせるようなことがあれば、今度こそお前を許すつもりはない・・・わかったな」 「そうよ、京介。そんなことしたら、もう家の敷居またがせないからね。覚えておきなさい」 「ああ、わかったよ。親父、母さん。絶対に桐乃を泣かせるようなことはしない。約束する」 「それさえ聞ければもう私は言うことはない。・・・京介」 「なんだよ?」 「・・・すまなかった」 「!・・・ああ」 「ほら、あなた。席につきましょ」 「うむ」  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「黒猫・・・」 「・・・」 「あたし、アンタになんて言っていいか・・・」 「・・・ふう、やっぱりあの時のことを、いまだに気にしてたのね。あきれたわ」 「そんなことって・・・!あたしは!ずっと、アンタに謝りたくて!でも、どういえばいいか、わかんなくて・・・」 「謝られることなんてあったかしら?彼は私ではなくあなたを選んだ。ただそれだけのことでしょう?」 「でも!」 「もう、しつこいわね。私がいいと言っているのだからそう受け取りなさい。・・・そうね、そんなに私に悪いと思っているのなら・・・」 「な、なによ・・・」 「せいぜい幸せにおなりなさい?私が、私たちがあなたたちをやっかむほどにね。  私はあなたが嫌いだけれども、あなたたちが幸せならそれでいいわ。だって私達は・・・と、友達でしょう?」 「!!・・・~~~っ!」 「きゃっ!・・・いきなり抱きつかないでくれるかしら?ああ、もう、涙をおふきなさい」 「だって、だって・・・!」 「ふう、・・・高坂桐乃」 「・・・なに?」 「あなたには、私の真名を呼ぶことを許すわ。これからは私のことは瑠璃と呼びなさい」 「! くろ・・・瑠璃、ありがとう。それとごめんね。あたし、あんたのこと・・・大好きだから!」 「!・・・そう」 「よう、久しぶりだな、黒猫」 「そうね、誰かさんに見限られて以来かしら?」 「むぐ、相変わらずキッツいっすね黒猫さん。そういわれてもしかたないんだけどね!?」 「ふふ。、さて、そろそろこの子を離してもらっていいかしら?いつまでも抱きつかれていたらたまらないわ」 「・・・そうか。ほら、桐乃離れろって。あ~あ~こんなに泣いちまって。ほら、これで涙拭けよ」 「ぐすっ、・・・うん、ありがと」 「じゃあそろそろ席に着くわ。失敗して恥をかかないようにね?『兄さん』?」 「余計なお世話だよ!?」 「みんなかわらねえな。なんか安心しちまったぜ」 「そうだね。・・・ねぇ兄貴」 「なんだよ」 「絶対にこの手はなしたら嫌だかんね?離したら一生恨んでうやるから!」 「離すつもりなんてはなからねーよ。それこそお前が嫌だっつってもな!・・・桐乃、今幸せか?」 「当たり前じゃん!兄貴が隣にいて、みんなが祝福してくれるんだよ?あたしちょー幸せだよ」 「そっか。そうだよな・・・」 「・・・?どうしたの兄貴」 「いや、控え室いるときにお前が昔のこと思い出してたっていってただろ?」 「うん」 「俺もちょっと思ったんだよ。もし昔の、お前に人生相談受ける前の俺が今のお前を見たらなんて言うかって。  でも考える必要もなかったわ」 「ふ~ん、なんで?」 「あのころの俺がなんて言うかなんて分かりきってるってこった。そう、あのころの俺はきっとこう言うんだろうさ・・・」       俺の妹がこんなに可愛いわけがない
コンコン 「どうぞ」 「よっ、準備できたんだって?・・・よく似合ってるじゃねぇか」 「あたりまえじゃん、あたしを誰だと思ってんの?そういうアンタは・・・ま、まあまあじゃん」 「おいおい、こういう時ぐらいカッコいいとか言えねぇのかよ・・・」 「キモッ!自分でカッコいいとか何言っちゃってるのこいつ!?  あんたナルシストっぽいところあると思ってたけど、そういうところ直したほうがいいよ?  …なんてね、冗談だって。カッコいいじゃん『兄貴』」 「こんなときでも相変わらず口がへらねえのな、お前も。というか何だよ、今更『兄貴』なんて」 「ん~・・・ちょっと昔のこと思い出しちゃってさ。そのせいかな」 「昔のことねえ。・・・そういえばお前にミスター・シスドーだのなんだの言われて色々言わされたこともあったか」 「うっ・・・」 「おっ、まさか図星か?たしか『そんな道理ッ!私の無理でこじ開ける!!』だったか。  今更シスコンだとかそういうのは否定するつもりもねえけどよ、今思えばあれは今まさにこの状況を望んでたってことだったのか?」 「・・・あんたが悪いんじゃん。何をしてもあたしの気持ちに気付きもしないし。  あのころのあたしがドンだけ苦労してたかわかんないでしょ?」 「うぐ・・・ま、まあいいじゃねぇか。今お互いこうしていられるんだからよ」 「結果論じゃん・・・色々あったよね、あたしたち」 「そうだな。・・・後悔してるのか?」 「してるわけないじゃん。これはあたしが望んだこと。それを後悔なんてするわけない」 「・・・」 「ただ、この場に『あいつら』がいないのがちょっと・・・ううん、すごく残念、かな」 「駆け落ち同然に家を飛び出して、色んなところを転々としてきたからな。  今頃なにやってるんだろうな、あいつら。案外昔とほとんど変わってなかったりしてな」 「あははっ、流石にそれはないでしょっ」 コンコン 「はい、どうぞ」 「お邪魔しますね。おお、お二人ともよくお似合いですよ」 「ありがとうございます、神父さん」 「いえいえ。準備が出来たのでお呼びにきたんですよ」 「そうですか、わかりました。んじゃ、行くか。桐乃」 「うん、兄貴」 「それまだ続けるのか?」 「いいじゃん、なんかそういう気分なの!」 「へいへい」 「こんな辺鄙な教会で式を挙げてくださるというので、こちらも張り切って準備したんですよ」 「それは、なにかすいません。気を使わせてしまったみたいで」 「お気になさらないでください。…こちらです。この扉の向こう。きっとお二人ともびっくりなされますよ」 「え?それってどういう・・・」 「それでは、どうぞ」            「「え?」」  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「よう!久しぶりだな高坂!こんなめでたい席に呼びもしないなんて友達がいのないやつだな!」 「そうですよ先輩!ちょっとぐらい声かけてくれたっていいじゃないですか!お久しぶり、桐乃ちゃん!」 「あ、赤城!?」 「せ、せなちー!?な、なんでここにいるの!?」 「私たちもいるよ、きょうちゃん」 「へへへ、かなかなカッコいいじゃんか!あんちゃん!」 「麻奈実、ロックも・・・」 「桐乃、久しぶり・・・」 「なんだ、結構元気そうじゃんか。そっちの変態兄貴も♪」 「あやせ、かなこ・・・」 「なんでみんなここに・・・」 「拙者がよんだんでござるよ」 「沙織!」 「お久しぶりでござるな。きりりん氏、京介殿」 「お前、なんで・・・」 「何でとはまたつれないでござるな京介殿。拙者とお二方の仲ではござらんか」 「そうじゃなくて!何であたしたちがここにいるって・・・それに式のことも」 「それは、そこにいる神父殿でござるが・・・実は拙者のおじい様であるからして」 「「ええええええ!!?」」 「というのは嘘で、実はそちらの方はお父様のお知り合いでして。その関係でこちらに情報が流れてきたでござるよ」 「沙織さんがあなた方を探しているというのは私も聞き及んでいましたので。勝手ながら連絡させてもらいました」 「そ、そうだったんだ・・・もう、あんまりびっくりさせないでよね!・・・でも安心した。沙織、あんた何にもかわらないわね」 「だよな。しかし沙織よ、そのドレスにぐりぐりめがねはどうかと思うぞ・・・」 「はっはっは!そう褒めないで下され、照れるではござらんか。作戦成功でござるな。  では失礼して・・・そうそう、お二人にはまだ会っていただきたい人がいるんですよ」 「え・・・」 「まさか・・・」 「久しぶりね、二人とも。相変わらず兄妹そろっての間抜け顔で安心したわ」 「・・・」 「桐乃、京介、心配してたのよ」 「あんた・・・」 「親父、母さん」 「京介」 「・・・なんだよ、親父」 「もう私はしのごのいうつもりはない。お前達の覚悟も、決意もよくわかっているつもりだ」 「親父・・・」 「だがこれだけは覚えておけ。もし桐乃を泣かせるようなことがあれば、今度こそお前を許すつもりはない・・・わかったな」 「そうよ、京介。そんなことしたら、もう家の敷居またがせないからね。覚えておきなさい」 「ああ、わかったよ。親父、母さん。絶対に桐乃を泣かせるようなことはしない。約束する」 「それさえ聞ければもう私は言うことはない。・・・京介」 「なんだよ?」 「・・・すまなかった」 「!・・・ああ」 「ほら、あなた。席につきましょ」 「うむ」  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「黒猫・・・」 「・・・」 「あたし、アンタになんて言っていいか・・・」 「・・・ふう、やっぱりあの時のことを、いまだに気にしてたのね。あきれたわ」 「そんなことって・・・!あたしは!ずっと、アンタに謝りたくて!でも、どういえばいいか、わかんなくて・・・」 「謝られることなんてあったかしら?彼は私ではなくあなたを選んだ。ただそれだけのことでしょう?」 「でも!」 「もう、しつこいわね。私がいいと言っているのだからそう受け取りなさい。・・・そうね、そんなに私に悪いと思っているのなら・・・」 「な、なによ・・・」 「せいぜい幸せにおなりなさい?私が、私たちがあなたたちをやっかむほどにね。  私はあなたが嫌いだけれども、あなたたちが幸せならそれでいいわ。だって私達は・・・と、友達でしょう?」 「!!・・・~~~っ!」 「きゃっ!・・・いきなり抱きつかないでくれるかしら?ああ、もう、涙をおふきなさい」 「だって、だって・・・!」 「ふう、・・・高坂桐乃」 「・・・なに?」 「あなたには、私の真名を呼ぶことを許すわ。これからは私のことは瑠璃と呼びなさい」 「! くろ・・・瑠璃、ありがとう。それとごめんね。あたし、あんたのこと・・・大好きだから!」 「!・・・そう」 「よう、久しぶりだな、黒猫」 「そうね、誰かさんに見限られて以来かしら?」 「むぐ、相変わらずキッツいっすね黒猫さん。そういわれてもしかたないんだけどね!?」 「ふふ。、さて、そろそろこの子を離してもらっていいかしら?いつまでも抱きつかれていたらたまらないわ」 「・・・そうか。ほら、桐乃離れろって。あ~あ~こんなに泣いちまって。ほら、これで涙拭けよ」 「ぐすっ、・・・うん、ありがと」 「じゃあそろそろ席に着くわ。失敗して恥をかかないようにね?『兄さん』?」 「余計なお世話だよ!?」 「みんなかわらねえな。なんか安心しちまったぜ」 「そうだね。・・・ねぇ兄貴」 「なんだよ」 「絶対にこの手はなしたら嫌だかんね?離したら一生恨んでうやるから!」 「離すつもりなんてはなからねーよ。それこそお前が嫌だっつってもな!・・・桐乃、今幸せか?」 「当たり前じゃん!兄貴が隣にいて、みんなが祝福してくれるんだよ?あたしちょー幸せだよ」 「そっか。そうだよな・・・」 「・・・?どうしたの兄貴」 「いや、控え室いるときにお前が昔のこと思い出してたっていってただろ?」 「うん」 「俺もちょっと思ったんだよ。もし昔の、お前に人生相談受ける前の俺が今のお前を見たらなんて言うかって。  でも考える必要もなかったわ」 「ふ~ん、なんで?」 「あのころの俺がなんて言うかなんて分かりきってるってこった。そう、あのころの俺はきっとこう言うんだろうさ・・・」       俺の妹がこんなに可愛いわけがない &ref(http://www29.atwiki.jp/orenoimoutoga?cmd=upload&act=open&pageid=103&file=up47842.jpg)

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