第156回例会記録

2015年6月21日に開催された第156回例会の様子を報告します。
この日は総勢23名での例会となりました。



・「レミング / Lemminge」 4人


ポジション争いや妨害が熱い、ハンドマネジメント系のレースゲーム。
パッケージはいかにも子供向けでルールも単純ですが、実に良く出来た内容です。
作者は「キーフラワー」で有名なSebastian Bleasdale。



・「パンデミック / Pandemic」 4人


これは定番協力ゲームです。
最近再販されたせいか良く見かけます。



・「カタンの開拓者たち / Die Siedler von Catan」 4人


今回は結構時間がかかっていました。
接戦だったのだろうか?



・「街コロ / City Dice」 4人


今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている日本製サイコロゲーム。
サイコロを振って自分の建物から収入を得て、そのお金で新たな建物を買っていくという拡大再生産です。



・「藪の中」 3人


殺人事件がテーマの推理風ブラフゲーム。ええ、ブラフゲームです。
大事なことなので2度言いました。



・「アルゴ / Algo」 4人


こちらは本当の推理ゲーム。
ほぼ4人専用というのが惜しいですが、短時間で終わるし良いゲームです。



・「ハイパーロボット / Ricochet Robot」 ∞人


早解き系のパズルゲームです。
時間調整用になかなか良く、常備ゲームと化しています。



・「サンクトペテルブルグ / Sankt Petersburg」 3人


えらく久しぶりに登場。2004年発売なので10年以上昔のゲームです。
当時の定番ゲームで、ゲームの流通量が今ほど多くなかったこともあって、散々遊んだ覚えがあります。
昔からのゲーマーが次々となつかしいと声をかけていくのが印象的でした。



・「マンマミーア / Mamma Mia!」 4人


記憶ゲームの外見をした何か別の物。
ハンドマネジメント色が強く、手札を回転させるために、達成できないと分かっていてもレシピカードを放り込むことが良く有ります。



・「ギャングスターパラダイス」 4人


前回もプレイされていましたが、裏切り上等の交渉ゲームだそうです。
交渉ゲームはここ最近ではかなり珍しい。



・「指輪物語 ボードゲーム / Lord of the Rings」 5人


こっちも裏切り上等の交渉ゲーム「ディプロマシー」が立つ予定でしたが、結局はこれに。
かなり難易度の高い協力ゲームで、原作通り物語風に進行していきます。
クニツィア博士は何気に原作物が多い。



・「新電力会社デラックス / Funkenschlag Deluxe」 4人


Fフリーゼの傑作「電力会社 新版」がデラックス版になって登場。
発電所とマップの変更、ピリオド移行の条件が変わったくらいで、ゲームの根幹はそのままみたいです。
長時間ゲームの割りに、ルールは意外とシンプルです。



・「マルコポーロの足あと / The Voyages of Marco Polo」 5人


割と最近発売になった、重厚なプレイ感のピック&デリバリー。
リソースが足りない移動力も足りないで結構大変なのを、キャラクターの特殊能力で何とかできればいいな、という内容です。



・「ラ グランハ / La Granja」 3人


色々なルールを組み合わせた、なんとなくフェルド風なデザインの農場経営ゲーム。
フェイズ毎に異なるメカニズムで行動しなければならないので、最初の1,2ラウンドはこんがらがるかもしれませんが、分かってくるとサクサク進みます。
かなり面白いゲームでした。プレイ時間も意外と短い。



・「落水邸物語」 4人


本日のネタゲーム。
全6トリックに出すカードをあらかじめプロットしておくという、仰天のトリックテイク。
捻りまくった「ルール」だけは面白いと思いますが、ゲームとして面白いかと言われると・・・
あらゆる要素が互いにそっぽを向いており、なにやってもどうしようもないという気分になります。



・「グランクリュ / Grand Cru」 3人


農場ワイナリー経営ゲーム。個人的に大好きなゲームです。
「お金」と「時間」が支配するハードな経済ゲームで、そのうえ他人との絡みがかなり強いのが特徴。
拡大再生産に見えて、実は膨大なリソースを生かすにはそれ相応の時間(手番)が必要なので、出遅れた人もラウンドを早く終わらせるなどの駆け引きで勝負になります。
プレイングの工夫の余地がかなりあり、プレイするたびに新たな発見があります。



・「ハート オブ クラウン / Heart of Crown」 4人


久しぶりに登場のデッキ構築です。
なんかデッキ構築というジャンルは妙にやりたくなることがあります。



・「コロレット / Coloretto」 4人


時間調整に定番のゲームです。



・「スコットランドヤード / Scotland Yard」 5人


これも定番ゲーム。カタン以前のドイツゲーム代表と言えばこれでした。
ミスターX役の面白さは独特のものがあります。
5人だとミスターXが有利かな?



・「ミツバチダンス / Waggle Dance」 3人


これは初めて聞くタイトルです。
詳細は不明。



・「倉庫の街 / Die Speicherstadt」 4人


変形競りのマネジメントゲーム。
Sフェルドの短時間ゲームの中でも特に評判が良い一作です。



・「バオバブ / Baobab」 4人


前回に引き続いて登場のバランスゲーム。
やはり盛り上がっていました。



・「レジスタンス アヴァロン / The Resistance - Avalon」 6人


人狼系のヒット作「レジスタンス」を、題材を変えて追加ルールを加えたのがこれ。
元々ノーマルの「人狼」はゲームとして見るとマズイ点だらけでしたが、本作は(原作の「レジスタンス」も)そのマズイ点が改善されており、非常に遊びやすくなっています。



・「サンクトペテルブルグ / Sankt Petersburg」 4人


メンバー変わってもう一回。
かなり要素を絞った拡大再生産で、今やっても色あせない面白さを持っています。
最近リメイク版が出ましたが、それの日本語版の発売が予定されているらしい。



・「ノートルダム / Notre Dame」 4人


Sフェルドの割と初期の作品で、苦しい・要素が多い・選択がままならないという、今に続くフェルドゲーの特徴を全て兼ねそろえています。
とはいえ、実際遊んでみると結構サクサク進んで1時間位で終わります。
一般的にも評価は高いし、個人的にも好きなゲームです。



・「宝石の国」 3人


漫画の付録に付いてきたというカードゲーム。
内容は「ラブレター」そのものだそうです。



・「藪の中」 3人


なんかもう一回やっていました。



・「プエルトリコ14 / Puerto Rico」 4人


このゲームで〆というのもすごい話だ。
去年出た新版(2014年版だから14らしい)で、コンポーネントが豪華になった他、以前出た拡張が入っているとのこと。
全く関係ないですが、この記事を書いている時にプエルトリコ自治連邦区がデフォルト宣言をしたというニュースが飛び込んできました。



以上、例会報告でした。
もしゲームの抜けがあったら申し訳ありません。
あと、掲載順は結構いいかげんです。

写真・文 : 池田@2代目代表
最終更新:2015年07月01日 19:44
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