2012年12月16日に開催された第125回例会の様子を報告します。
この日は総勢9名での例会となりました。
・「アップタウン / Uptown」 4人
みずからを高みに置く者は、神によりて低きに堕とされ、
みずからを低きに置く者は、神によりて高きに上げられる。
―― ユダヤのことわざ
おなじみのゲームでオープニング。ただしルールはドイツ語版の「ブロッカーズ」ルールです。
・「八王子城攻城戦」 2人
上兵は謀を伐ち、其の次は交わりを伐ち、其の次は兵を伐ち、其の下は城を攻むるなり。
―― 孫 武(そん ぶ, BC535 - ?)…古代中国の武将;軍事思想家
攻城戦という単語には心躍らされます。ウォーゲームです。
・「アクワイア / Acquire」 4人
機会は短く、待つは長い。
―― 株の格言
最近このゲームのファンが増えて、以前にも増して多くプレイされるようになりました。
そして私もかなり久しぶりに参加。
・「蟻の国 / Myrmes」 3人
蟻ほど上手に説教するものはない。しかも蟻は一言も言うわけではない。
―― ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin, 1706 - 1790)...アメリカの政治家;物理学者
これは最新作ですね。
ボードが華やかで見ているだけでワクワクします。
・「すしドラ! / Sushi Dra!」 4人
卵に始まり卵に終わる。
―― 寿司の格言
回転寿司(?)をテーマにした単純なドラフトゲーム。
とにかくコンポーネントが秀逸!スーパーの折詰寿司をイメージした箱、ラベルが素晴らしい。
・「ハート オブ クラウン / Heart of Crown」 4人
酒は強い、王は更に強い、女はなおさら強い。
―― マルティン・ルター(Martin Luther, 1483 - 1546)…ドイツの神学者;司祭;牧師
純正(?)ボードゲーマーよりも同人界隈で話題になったゲームみたいですね。
デッキ構築です。
・「キーフラワー / Keyflower」 4人
メイフラワー号には人間が乗っていた。単に先祖であるだけではない。
―― スティーブン・ヴィンセント・ベネ(Stephen Vincent Benét, 1898 - 1943)…アメリカ合衆国の作家
Keyシリーズ最新作で、タイトルはたぶんメイフラワー号にKeyを引っ掛けたもの。
今年のエッセン一番人気であり、前作「キーマーケット」が個人的に気に入っていたこともあって特に期待していましたが、
噂に違わぬ面白さでした。セットアップにランダム要素があって、リプレイに耐えられるところも良い。
・「オイ!それは俺の魚だ! / Hey! That's My Fish!」 4人
コンパクトな日本語版。
例えて言うなら多人数で玉の寄せ合いをするような内容です。
手軽ながら悩ましく、良いゲームです。
・「闇の怪盗 / Der, Schattendieb」 7人
盗人は縛り首にされることを悲しむが、盗人であることを悲しまない。
―― トーマス・フラー(Thomas Fuller, 1608 - 1661)...イギリスの神学者
バッティング系ですが、カードドローに左右されすぎで、選択肢がない場合も多い。
以上、例会報告でした。
写真・文 : 池田@代表補佐見習い?
最終更新:2013年01月12日 20:52