第108回例会記録

2011年6月12日に開催された第108回例会の様子を報告します。

今回は総勢10人での開催となりました。
いつもの常連の他に初参加者を数人迎え、いつもより賑やかな例会となりました。
参加頂いた皆さん、ありがとうございました。


・「マンマミーア / Mamma Mia!」 4人


   ボブ「この間ピザを頼んだら、6枚切りにするか、8枚切りにするか、って聞かれたんだよ。」
   ジョン「で、何て答えたんだい?ボブ。」
   ボブ「もちろん6枚切りで、と言ってやったさ。8枚も食えないからね。」

まずは定番カードゲームから。
空腹時にプレイするとやたらとピザが食べたくなるゲームです。



・「EWE 英国の戦い」 2人


国家あるところに戦争は絶えない。
 ―― エドマンド・バーク(Edmund Burke, 1729 - 1797)...イギリスの政治家;哲学者

OASE新潟ウォーゲーム部(嘘)一戦目。
見た感じ、バトルオブブリテンが題材のゲームみたいですが詳細は不明。
電源を使ったギミックがあるそうです。



・「カタンの開拓者たち / Siedler von Catan, Die」 4人


   フルシチョフがソ連の若者に呼びかけた。
   素晴らしいシベリアの処女地の開拓に全力をあげて進め!と。
   各地のコムソール(共産青年同盟)は志願者を募ったが、
   喜んで応募する者がいない。
   病弱な母を1人残しては行けないという者、
   結婚を控えていてダメだという者、
   さまざまな理由を持ち出して拒否した。
   そこで、家族もいず、結婚の予定もないヤコブにシベリア行きをすすめると、
   とんでもないという顔でヤコブが辞退した。
   「そんな素晴らしい土地に僕が行ってごらんなさい。
    まわりの奴からなんと言われることか。
    またユダヤ人がうまい汁を吸いやがったって、妬まれるに決まってます。」

最近発売された日本語版です。これで3回目の日本語版だと思うと感慨深いものがあります。
それはともかく、日本のメーカーは何故パッケージに宣伝文句を直接印刷してしまうのだろうか。
乗車券、ブロックスなど過去にもあったが、はっきり言って品がないし、萎えるだけだと思うのだが・・・



・「サンダーストーン 精霊獣の怒り / Thunderstone - Wrath of the Elements」 3人


悪魔を尊敬してはならないが、悪魔の分け隔て無く振る舞う才は尊敬に値する。
 ―― マーク・トウェイン(Mark Twain, 1835 - 1910)...アメリカの作家

ドミニオン以後ではもっとも成功している(と思われる)デッキ構築ゲーム。世界観も大きな魅力です。
最近日本語版が発売された拡張を投入してのプレイで、新要素の罠の効果で育てた英雄が次々と死ぬ展開。
今回は推奨環境でしたが、色々なカードを試してみたくなります。



・「スコードリーダー」 2人


兵士が持つべき最も重要な資質は、自信である
 ―― ジョージ・パットン(George Smith Patton, Jr., 1885 - 1945)...アメリカの軍人

OASE新潟ウォーゲーム部(嘘)二戦目。
どうやら戦術級のウォーゲームみたいです。



・「メンバーズオンリー / Members Only」 5人


すべて賭をする者は、不確実なものを得んがために確実なものを賭ける。
 ―― ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal, 1623 - 1662)...フランスの数学者;物理学者;哲学者

会員制クラブのメンバーとなり、どうでもいいことを対象に賭けをします。
テーマは馬鹿らしいですがゲーム自体は分かり易い上に面白く、クニツィア博士の代表作と言っても良いでしょう。



・「51番目の州 / 51st State」 4人


第三次世界大戦がどのような戦いになるのかなんて、私には分からない。
しかし、第四次大戦なら分かる。石と棒で戦うだろう
 ―― アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein, 1879 - 1955)...物理学者

Neuroshima RPG というTRPGの世界観を使ったゲームで、核戦争後の荒廃した世界が舞台です。
ゲーム自体はレース フォー ザ ギャラクシーみたいな建築系のカードゲーム。
「何回かプレイすると分かってきて面白くなりそう」とのことで、かなり難易度が高いみたいです。



・「アーサー王 / Artus」 4人


朝は王様のように、昼は貴族のように、夜は貧者のように食べよ。
 ―― 西洋のことわざ

題材はアーサー王なのに、やっていることは晩餐のごちそうをめぐっての仁義なき椅子取りゲーム。
盤面と自分の手札(&デッキ)、他プレイヤーの手札に加えて後々のことも考えて手を打たねばならず、
シンプルながら悩ましいゲームになっています。



・「薮の中」 4人


いかなる犯罪の源泉も、若干の思慮分別の欠如、理性の錯誤、情熱の爆発的な力である。
 ―― トーマス・ホッブズ(Thomas Hobbes , 1588 - 1679)...イングランドの哲学者

ブラフ要素の入った推理ゲームと言うべきか、推理要素の入ったブラフゲームと言うべきか・・・
私の勝手な思い込みかもしれませんが、日本人はブラフゲーム好きな傾向があるような気がします。



・「コロレット / Coloretto」 4人


十人十色
 ―― 日本のことわざ

シンプルながらジレンマ全開のカードゲーム。
プレイ時間も短いし、重宝します。



・「ダイナマイト / Dynamite」 4人


私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。
私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする。
 ―― ”ダイナマイト王”アルフレッド・ノーベル(Alfred Bernhard Nobel , 1833 - 1896)...スウェーデンの化学者;実業家

時間調整に数回。
単純なカウントダウン系のカードゲームですが、だからこそ盛り上がります。



・「倉庫の街 / Speicherstadt, Die」 4人


商売はごまかしの学校だ。
 ―― マルク・ド・ヴォーヴナルグ(marquis de Vauvenargues , 1715 - 1747)...フランスのモラリスト

やたらと火事ばかりが起こる街で商社を経営します。
ルールは単純ながら程よいリソースマネジメントと分かり易い駆け引きが楽しめる好ゲーム。



・「サンダーストーン 精霊獣の怒り / Thunderstone - Wrath of the Elements」 3人


英雄のいない国が不幸なのではない。英雄を必要とする国が不幸なのだ。
 ―― ベルトルト・ブレヒト(Bertolt Brecht, 1898 - 1956)...ドイツの劇作家;詩人

プレイヤーを替えて2回目。この手のゲームはプレイヤーの食いつきも良いです。
罠を避けるのが難しい環境の場合、民兵をデッキから取り除き過ぎないほうが良いのかもしれません。



以上、例会報告でした。

次回は7月10日(日)となります。皆様の参加をお待ちしております。


写真・文 : 池田@代表補佐見習い?
最終更新:2011年06月17日 21:16
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