佃 陽子 プロフィール

略歴
 名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科卒業、San Francisco State University, Ethnic StudiesにてM.A.を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻(北米)博士課程。

研究テーマ
 日本人のアメリカへの国際移動を事例として、アメリカ社会において「移民」というカテゴリーがどのようにして構築されてきたかを、文化地理学の理論を応用して分析。フィールドとしては特にテキサス郊外およびロサンゼルス郊外のトーランス。修士論文では、サンフランシスコの日本町における日系コミュニティで、英語を第一言語とする三世(English-speaking Nikkei)などの日系アメリカ人と、日本語を第一言語とする戦後の日本人移民や長期滞在者(Japanese-speaking Nikkei)がどのように交流しているかを、サンフランシスコの桜祭り委員会での参与観察に基づいて研究。

留学
 San Francisco State University, Ethnic Studies (2000-2004)
フィールドワーク
 サンフランシスコ日本町 2000年-2004年
 Torrance (CA) 2006年9月 

主な研究業績
学術論文
  • 「日系コミュニティの将来 ―日本人と日系人の交流を通して―」『移民研究年報』11号, 2005年3月, pp. 81-98.
  • “Communities Created through the Production of Scale: Controversy over the Renaming of ‘Jap Road’ in Texas,” 49th Parallel 19 [online], 2006年11月. full text

分担執筆

一般誌

学会発表

最終更新:2007年11月26日 16:06