グラップラー
概要
第一世界ラース=フェリアのシーカークラス。
「鍛えあげた肉体を用いて戦う格闘家」である事を表す。
データ傾向
クラス解説では、「武器を用いず」とか書かれていたりするのだが
データ的には、「種別:武器(格)」の使用を前提としたクラスである。
……とはいえ基本ルールブック時点では
素手か
アイアンクローの二択となり、武器に恵まれない。
『ELN』を導入するとグラップラー用の武器が複数追加されるので、グラップラーPCを作成するなら検討しておこう。
唯一、《
グラップルバスター》だけは
「種別:武器(格)」ではなく、
素手の使用が条件となっている事に注意が必要だ。
使用するならば、
ミスリルグラブ等の「素手として扱われる」武器が選択肢に入る。
《
点穴殺》による[気絶]付加が強烈で、エネミー1体を問答無用で行動不能に出来る他
エネミーを強制移動させたり[狼狽]や[放心]を付加出来たりと、搦め手が多い。
全体的にリソース消耗は激しく、特に火力を出すにはMPかカウントを大量消費する。
クラス修正
命中 |
回避 |
攻撃 |
防御 |
魔導 |
抵抗 |
魔攻 |
魔防 |
耐久力 |
魔法力 |
行動値 |
3 |
2 |
3 |
3 |
- |
- |
- |
- |
6 |
1 |
2 |
クラス解説では、「魔法に対しても高い抵抗力を持っている」とか書かれていたりするのだが
実際の所、【抵抗】【魔防】には修正が無い。SMAで追加された《
不動身》を使おう。
戦士系クラスとしては、バランスの良い修正値をしている。
LvUPによる成長はHP>MP。
クラス特殊能力一覧
スタイル相性
アタッカー
《
烈風拳》による強制移動 + 《
タックルブレイク》による[狼狽]付加が、地味ながらシナジーを形成しており
エネミーを味方から引き剥がしつつ[移動]を禁止出来る為、射程0sqの攻撃手段しか持っていない相手なら一方的にハメる事が可能。
(《
苦痛耐性》等のバッドステータス解除や、マイナーアクション以外の移動手段を持っている相手には通用しないが)
火力が欲しい場合、《
震脚》か《
ツープラトン》のSLを上げていく事になるのだが
多用するには、どちらもMP消費が激しい。
《
代償軽減:特殊能力》があると、継戦能力が改善されるだろう。
《
得意奥義》の対象に《
奥義》を指定したりすると、
《
究極奥義》も交えて1手番で大火力のロマンはある。シナリオ1回だが。
キャスター
グラップラーの特殊能力は、基本的に物理攻撃を行う事が大前提となっている為
キャスターとして役立つ手札は、極めて限られている。
魔法に対する自衛能力を《
不動身》で賄う事によって、《
マジックルーラー》の使用回数を節約したり
《
ファイトスタイル》で【行動値】を稼ぐ事は可能だ。
ディフェンダー
《
ダウン回避》によって、[狼狽]を回数無制限で解除可能な点が特徴と言える。
《
硬身》は、効果量自体は大きいのだが
代償MPも大きい為、MPのやり繰りに悩まされるディフェンダーにはあまり向かない。
こちらもやはり、《
不動身》で《
スペリオルシールド》の使用回数を節約していく事になるだろう。
ヒーラー
ヒーラーとしての支援能力は、スタイルクラスと発動魔法で確保しつつ
キャスターの場合と同様、《
不動身》等の小技を取得していく事になる。
《
ハメ技》を使えば、《
点穴殺》を命中させるのも難しくは無い。
メモ
最終更新:2019年06月15日 04:55