Tips ENTERで次の部品に移動する

 フォーム上にあるいくつもの入力欄にデータを入力しようとすると、入力する項目ごとにエディタをマウスでクリックしなければなりません。
 入力のミスを減らすためには、その方がよいのですが、慣れてくるとこのマウス操作が面倒になってきます。
 そこで、ひとつのエディタにデータを入力してENTERキーを押した時に、次の入力項目のエディタにカーソルが移動するようにすれば、いちいちマウスでクリックしなくても済みます。


'***** サンプル *****
エディタAとはエディタ
エディタAについて
  キータイピング時は~フォーカス移動処理。
  ポケットは「エディタB」  #<---- 1
エディタBとはエディタ
エディタBについて
  キータイピング時は~フォーカス移動処理。  #<---- 2
  ポケットは「エディタC」
エディタCとはエディタ
エディタCについて
  キータイピング時は~フォーカス移動処理。
  ポケットは「エディタA」
●フォーカス移動処理
  次エディタはイベント部品ポケット  #<---- 3
  もし、イベント部品押されたキーがCHR(13)ならば  #<---- 4
    イベント部品押されたキーは空。
    「{次エディタ}に注目」をナデシコする。  #<---- 5
'***** ここまで *****
※なでしこサンプルの「ENTERでフォーカス移動.nako」を改変して引用。


1.各エディタ部品のポケットには、ENTERを押した後に注目したい部品を設定します。
2.各エディタ部品でキー入力されるたびに、関数を呼び出します。
3.イベント部品にはキー入力したエディタ部品が設定されます。
4.入力されたキーがENTERか判定します。
5.ポケットに入っていた部品に注目する命令を作成して、実行します。

最終更新:2008年10月28日 12:19
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