2009-08-04 合同ワークショップin京都


日時

2009年8月4日(火)10:00~20:00

場所

京都高度技術研究所10階フロア

参加者

  • クジラ飛行机さん
  • EZNAVI.netさん
  • はやしま(mr)さん
  • しらたまさん(一瞬だけ)
  • 粗茶

内容

「オープンソースと日本語プログラミングは
社会イノベーションを起こせるか?」

 情報コミュニケーション学会が主催する合同ワークショップを京都で開催します。
 真夏の京都に,イノベーションの研究者,オープンソースの実践者,日本語プログラミング言語の開発者(作者)が集って,社会イノベーションへの道を議論します。
 今回は,イノベーション・ダイアグラムの発案者である山口栄一氏(同志社大学大学院)やプログラミング言語「Ruby」の開発者のまつもとゆきひろ氏にも,ご講演とパネルディスカッションへのご参画をいただくことになりました。ご期待ください。

というわけで、行ってきました!

 まず、丹波口までの電車が無いです!
 予定の電車に乗り遅れたものの、京都駅からひと駅だから、すぐに次の電車が来るだろうと思っていたら、30分も待つことになってしまいました。
 結局、開場前に準備しようとしていたことが全然出来ないまま、開会ギリギリに到着です。そして会場の狭さにビックリ!!

 Rubyのまつもとさんが来られるのだから、ものすごい多くの人が来ているだろうと思ったのですが、参加者は32名でしたよ。
 会場はクーラーがフル稼働していまして、極寒の中ブルブルと震えながらお話しを聞いていました。

 最初に「イノベーション」についてありがたいご講義があり、とても難しかったのですが、私なりに理解したのは、既存の知識・技術の延長(進歩)には限界があり、破壊的なイノベーション(発展)を起こすためには、物事の原点まで遡って考えなければならないということらしいです。

 昼食は、喫茶店のサンドイッチのようなものが並び、幕の内弁当を予想していた粗茶は落胆しました。まあ、おいしかったですけどね。

 午後からは、オープンソースについて、まつもとさんのお話しです。
 とても楽しかったのですが、やはり成功される方というのは、いろんな本を読んでおられるんだなあと感じました。つまり、プログラミング関係だけでなく、経済や哲学など人生を豊かにするものを身につけておかなければならないのですね。

 続いてクジラさんたち日本語プログラミング組が発表されました。
 「なでしこ」のクジラ飛行机さん、「プロデル」のゆうとさん、「ことだま」の岡田さんの順番でした。
 日本語プログラミング言語は、目指すところが同じであるためか、どうしても似たものになっています。それぞれの特徴があるものの、突出した違いというものが見あたらず、現在は「なでしこ」がシェアNo.1ですが、いつか他の言語に追いつかれてしまうかもしれません。
 特に、「プロデル」は大学の研究室で開発されていますので、ヒト・カネのパワーがあります。うらやましいです。ちくしょー!です。

 最後に、パネルディスカッションがあったのですが・・・

1時間20分のパネルディスカッションで、クジラさんの発言がたったの30秒!?

ひどすぎます・・・・うぅ(涙)

 終了後、全員で懇親会でした。
 料理はオードブルで立食です。変わった料理でした。おいしいです。
 はやしまさんは、Rubyのまつもとさんに、サインをしてもらったり、写真を撮ってもらったりしてました。
 もっとRuby信者が来られるのかなと思っていましたが、全然おられませんでした。何故?


参考

最終更新:2009年09月03日 15:33