読み

  • トランプマージャン

種別

  • ルール体系

別名

解説

麻雀牌の代わりにトランプを使った麻雀ゲームで、トランプを2組使うのが特徴である。本Wiki管理人ミハイルがふと思いついたので以下にルールを書き起こす。

必要なもの

  • トランプ2組。背が同じ物を2セット使用する。
  • ポーカーチップ。点棒の代わりに使用する。点棒をそのまま使ってもよい。チップはいくつかの色を使用し、それぞれ価値を決めておくこと。
なお、割れ目ルールで遊びたいというのでもない限り、サイコロを使う必要はない。

ルール

基本的なルールは麻雀とほぼ同じである。トランプ2組を使うと104枚であり、三麻で使う牌の数108枚と近似している。
感覚としては三麻にやや近いかもしれない。

牌の種類

カードは次の種類にわかれる。
  • 数牌(plain cards、数札)……1〜9のカード。1ではなくAと書かれているデッキが殆どである。10は数牌に入らないことに注意せよ。
  • 字牌(honor cards、絵札)……10と絵札(J、Q、K)。
  • 花牌(Joker、ジョーカー)……トランプ2組で4枚使うが、使わなくてもよい。
これらのうちジョーカー以外は次の2つにわかれる。
  • 紅子(ホンツ)……ハートとダイヤのカード。
  • 黒子(ヘイツ)……スペードとクラブのカード。

面子

面子には、順子、刻子、槓子がある。
  • 順子は、同色の連番が3枚である。
    • 色が同じであれば、スートが混ざっていてもよい。例えば、スペードとクラブが混ざってもよいが、スペードとハートは混ざってはならない。
    • 但し、すべての構成カードが数札でなければならない。
    • また、10やAは9とは繋がらないし、9やKはAと繋がらない。
  • 刻子は、同色の同位札(数字の同じ札)が3枚である。
    • 同じスートの同位札は2枚しかないので、必然的にスペードとクラブ、あるいはハートとダイヤが混ざる。
    • 特に、鳴いて作ったものを明刻子、手の内で作ったものを暗刻子と呼ぶ。
  • 槓子は、同色の同位札が4枚である。

役は次のとおり、通常の麻雀からの類推で定めることができる。但し、一部違う場合があるので注意せよ。
  • 門前清自摸和……1翻。鳴くと成立しない。
    • 捨て札を鳴かず、なおかつツモアガリすると付く役。
  • 断幺九……1翻。
    • 数札の2〜8のみで和了形を構成する。鳴いても成立するかどうかは、事前に話しあって決めること。
  • 平和……1翻。鳴くと成立しない。
    • 通常のマージャンと同じだが、字牌は10のみが認められ(それも雀頭のみに)、J、Q、Kはあってはならない。
  • 一盃口……1翻。鳴くと成立しない。
    • 同色で数字が同じ順子が2組ある。同色であればスートは違ってもかまわない。
  • 翻牌……1翻。
    • キングの刻子または槓子が1つあれば1翻、2つあれば2翻の役になる。
  • 立直……1翻。鳴くと成立しない。
    • 聴牌時に、立直と宣言してから和了する。立直する場合、1000点分のポーカーチップを供託しなければならない。一度立直をしてしまったら、手を変えることができない。
  • 海底撈月河底撈魚……1翻。
    • 山札の最後の札で和了すれば海底撈月、最後の札が引かれた後にロンすれば河底撈魚。
  • 嶺上開花……1翻。
    • 槓または花牌の補充牌で和了。
  • 搶槓……1翻。
    • 通常の麻雀と同じ。
  • 一気通貫……2翻。鳴くと1翻。
    • 同色の123-456-789の3組の順子を揃える。
  • 対々和……2翻。
    • 刻子または槓子のみで和了する。
  • 三暗刻……2翻。
    • 上がった時の手に、暗刻子または暗槓子があわせて3つある。
  • 立直即……2翻。鳴くと成立しない。
    • 立直したあと鳴きが入らず、一巡以内に和了出来れば、この役に昇格する。
  • ダブル立直……2翻。鳴くと成立しない。
    • 誰も鳴いていない一巡目の立直は、この役に昇格する。
  • 混一色……3翻。鳴くと2翻。
    • 紅子または黒子のどちらか片方のみで和了し、字牌を含むもの。字牌の色も揃えなければならない分、通常の麻雀より難しい。
  • 二盃口……3翻。鳴くと2翻。
    • 一盃口になっている部分が2つある。
  • ダブル立直即……3翻。鳴くと成立しない。
    • ダブル立直と立直即の両方の条件を満たした場合はあわせて3翻になる。
  • 混老頭……4翻。
    • 1、9、10、J、Q、Kのみで和了形を構成する。対々和は既に含まれているので加算しない。
  • 小三喜、小三元……4翻。
    • 同色のJ、Q、Kのうち2つを刻子または槓子にし、残り1つを雀頭にする。黒子なら小三喜、紅子なら小三元と呼ばれる。翻牌は既に含まれているので加算しない。
  • 清一色……6翻。鳴くと5翻。
    • 紅子または黒子のどちらか片方のみで和了し、字牌を含まないもの。
  • 大三喜、大三元……6翻。
    • 同色のJ、Q、Kをすべて刻子または槓子にする。黒子なら大三喜、紅子なら大三元と呼ばれる。翻牌は既に含まれているので加算しない。
  • 四暗刻……8翻。鳴きはあり得ない。
    • 暗刻子または暗槓子のみで和了する。但し、双ポン待ちの場合はツモアガリに限る。対々和は加算されない。
  • 小四喜、小四元……役満。
    • 同色の10、J、Q、Kのうち3つを刻子または槓子にし、残り1つを雀頭にする。黒子なら小四喜、紅子なら小四元と呼ばれる。
  • 字一色……役満。
    • 色を問わず、J、Q、Kのみで和了する。10は使えないことに注意。
  • 清老頭……役満。
    • 色を問わず、1、9、10のみで和了する。
  • 三槓子……役満。
    • 槓子が3つある和了形。明槓、暗槓を問わない。
  • 天和地和……役満。鳴きはあり得ない。
    • 配牌(第一ツモ)が和了形になっている。親であれば天和、子であれば地和と呼ばれる。
  • 大四喜、大四元……大役満。
    • 同色の10、J、Q、Kをすべて刻子または槓子にする。黒子なら大四喜、紅子なら大四元と呼ばれる。
  • 九蓮宝燈……大役満。鳴くと成立しない。
    • 通常の麻雀と同じ。
  • 四槓子……大役満。
    • 槓子が4つある和了形。明槓、暗槓を問わない。

その他

成分分析

  • トランプ麻雀の59%は祝福で出来ています。
  • トランプ麻雀の11%は努力で出来ています。
  • トランプ麻雀の11%は度胸で出来ています。
  • トランプ麻雀の8%は鉛で出来ています。
  • トランプ麻雀の5%は利益で出来ています。
  • トランプ麻雀の4%は濃硫酸で出来ています。
  • トランプ麻雀の2%は苦労で出来ています。

採用状況

参照

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最終更新:2012年01月13日 16:19