Guwanana(詳細・ネタバレ編)


  • タルタル♀、2b(抹茶色)、ウィンダス水の区・鼻の院付近(イベント時)
  • かつて「闇百合の魔女」として恐れられた伝説の魔女の一人。


  鼻の院の前の橋を中心に、歌を歌いながら水辺を歩く人影。よくよくみれば、その身体は半透明に透けていた。ここ数年は、(現実世界の)10月辺りになると、ちょっぴり悲しげに歌う彼女の姿が見られる。

闇百合の乙女・グワナナ

  「闇百合の魔女」イベントに関連するグワナナであるが、サンドリア組のMarysePoseaulloieとは違い、公式の読み物には登場していない。その代わり、彼女のセリフから20年前のウィンダスの実情が見えてくる……かもしれない。なお、タルタルと言う理由からか、他の「闇百合の魔女」達と比べると幼い印象を受ける。

  • キラキラ……キラリ……♪キラ……キラ……キラリン……♪
  • おさかなさん……♪キラキラ……♪どこにいる~……?
  • おさかなさん……♪キラキラ……♪ここにいる~……?
  • きっと……生きてる~……♪きっと……隠れてる~……♪
  • あっちこっちに~……♪放った……おさかなさ~ん……♪フラッシュ……キラキラ……おさかなさん……♪
  • でも……でも……やっぱり……いないよ……?ワタシの……おさかなさん……
  • 前と……いっしょだ……どこにも……いない……どうしよう……どうしよう……
  • いや……待って……あれは……あの……キラキラは……鱗に染みた……「フラッシュ」の光……
  • キラキラキラキラ……おさかなさんが……いっぱい……いっぱい……みんな……生きて……よく……生きて……
  • キラキラキラキラ……おさかなさんが……たくさん……たくさん……みんな……泳いでる……楽しく……泳いでる……
  • そこのキミ……気が済んだ……?だったら……そ~っと……立ち去ってね……おさかなさん……びっくりしちゃうから。

  グワナナの独白から聞ける情報は非常に断片的で、実は彼女一人の台詞だと話が全て見えない仕掛けになっている。同じくウィンダスを彷徨う「山百合の魔女」の同志・Bikho Ronpottehの独白と併せて、初めて一つの物語として形を成す。
  まずはグワナナの独白から整理すると、彼女は生前この小さな池で「おさかなさん」をたくさん育てていたようだ。しかし、いつからか、おさかなさんたちは池から姿を消してしまったようだ。その犯人とは一体……?ヒントは、おそらく一時は逃げ延びたと思われるおさかなさんの鱗に染み付いた「フラッシュ」の輝き。それは、あの魔法の「フラッシュ」に他ならない。
  なお、彼女の独白の後半は一緒に楽しそうに泳いでいる魚達について歌ったり語っているが、これは姿を現さなくなった魚達が実は岩陰等に隠れているんじゃないかと淡い期待をしているからなのか、魚達が消えたショック(もしくは真相を知ってのショック)で幻覚として見えてしまうようになったのか、はたまた同じくこの世ならざるモノとなってしまった魚達が今は見えるのを暗示しているのか、判断しがたいところである。

最終更新:2008年10月21日 21:18