Curilla(詳細・ネタバレ編)


  • エルヴァーン♀、独自フェイス、サンドリアドラギーユ城I-9
  • 家族構成:父(Rainemard)死去
  • フルネームは「クリルラ・V・メクリュ(Curilla V Mecru)。
  • サンドリア神殿騎士団の団長。司祭階級。25歳。


特記事項
サンドリアミッションでの焦点はドラギーユ家なので、頻繁に登場するも脇役的存在。
戦闘ではTrionが「騎士」ならクリルラは「剣士」的色づけがされている。

トリオンとクリルラ

武芸の才に恵まれた幼少時代のTrion王子。唯一対等に剣を交えられたのはクリルラだった。
剣術大会で準優勝した時、優勝したのがCクリルラだった。
しかしこの時Trionの剣が折れ、クリルラの目を負傷させた。
本人は名声と引き換えの出来事なので悔いは特にないらしい。
しかし以後Trionが負傷を気にしているのか、常に気遣うようになった。
ミッション等から、クリルラ自身は「好敵手」のようにTrionを思っている節がある。
ミッション10のBCへの突入も「決着はついていない」と激励。
ここまで見ると感情の流れはTrion→クリルラのが強く見える。
「ドラギーユ城の休日」ではTrionに呼ばれたと自室に向かう。
そこでTrionが冒険者の女性とデートに出掛ける所に居合わせる。
これはHalverの勘違いであり、Trionは「クリルラを呼んだ」記憶はない。
しかし「デート」という言葉に明らかに反応し、痛烈な嫌味を残して去っていく。
この後、神殿騎士と練習をする、と言い残しているが 明らかに八つ当たりである。
なお、この一連はPieujeが二人の関係に「刺激」を与える為に仕組んだ物だった。
真実を知ったとしてクリルラが上官に苦言できるのか不安が残るところである。


ある意味サンドリア最強のカップルかもしれない。

さまよえる魂よ、安らかに(赤魔道士AFクエスト)

クリルラがメインキャラクターとして据えられているのはこの一連のクエストである。サンドリア大聖堂が関連していると匂わせる、謎の死を遂げた父親Rainemardと、その事件を追う事によって彼と向き合い、改めてその死を受け止め、乗り越えていくクリルラが主軸に据えられている。なお、このクエストに関してはRainemard(詳細・ネタバレ編) にも物語の一部が書かれている。



「孤高の女騎士」「神殿騎士団長」じゃない、素顔の彼女が見れる貴重なクエスト。

レストラン『獅子の泉』で、客の話を立ち聞きしたとなん癖をつけられる冒険者。
ダボイでオーク達の保存食を取りに行く度胸があれば続きを聞かせる、と約束をする。
持ち帰り度胸を証明するとサンドリア聖堂に現れる赤魔道士の亡霊を冒険者が聞く。
夜に訪れると聖堂の地下でただならぬ雰囲気を感じられるらしい。
その客が言うには、「赤魔道士のRainemard」だったと言う。
そしてその娘の名前が「クリルラ」だった、と聞かされる。

直接クリルラに事実を確かめに行く冒険者。
父の噂としり、興味を示すクリルラ。しかしサンドリア聖堂は落ち着かないらしい。
代理で冒険者に確認を依頼する。その際に、父親の形見の動かない時計を貸す。
『獅子の泉』で聞いた通り、聖堂の地下で祈りをささげる冒険者。
すると背後から気配を感じた。半透明の赤魔道士の姿。

Ranimard : クリルラ……? クリルラなのか?

そこで修道院の僧に声を掛けられる。冒険者は急に苦しみだしたらしい。
教皇も現れ、冒険者が体験した出来事を話す。あからさまに否定する教皇
だが、冒険者の手には見知らぬ足防具があった。
足防具の代わりに、クリルラから預かった懐中時計がなくなっていた。
怒り去っていく教皇。修道僧も速やかに帰るように促す。


一連の出来事に驚くクリルラ。冒険者から足装備を借り履こうとするが、不可能のようだ。
そこでTrionがクリルラを呼びに入ってくる。事情を説明するクリルラ。
呪いかはともかく、この手の防具はクロウラーの巣まで清めに行く事があるとTrionが助言。
早速向かおうとするクリルラだが、頃サンドリア周辺の警備が甘いと教皇から苦情があった。
その策を練るために今から会議をするからTrionは呼びにきたらしい。
足装備は既に冒険者のものだからどうするかは自由だけど、もしクロウラーの巣に持っていくのなら、父の死の真実を知る鍵になりそうだから、結果をぜひ教えてほしい、と言い残してクリルラは会議に向かった。
足装備をクロウラーの巣に持っていったところ、やはりそれは赤魔道士のものだった。

Curilla : でもなぜ教会に?私に何かを伝えようとしているのかしら?何とか父さんのメッセージを聞きたい……。

更なる調査を引き受ける冒険者。『獅子の泉』に情報を求めて向かう。
装備が話題になり、Rainemardの死は、実は何かを知って殺されたという噂を聞く。
店主が「死人に会いたいならフェ・インの枯れた噴水に古のコインを入れてみろ」と茶化す。
迷信かも知れないが確認しにフェ・インに行くと、そこに現れたのはRainemardだった。


Rainemard : 暗い……。ここはとても暗い。息苦しくて、窮屈だ。誰かここから出してくれ……。この闇から私を救い出してくれ……。
Rainemard : 私には、あの子に伝えなければならぬことがあるのだ……。

戻った『獅子の泉』でガルレージュ要塞にある木箱だと釘抜きの話を聞く。
中身は不明だけどレストランのガルカが気になっているらしい。
そしてその箱こそがライマニードの亡骸が隠されたものだった。
開放されたライマニードは「何者かに殺された」という。
そしてここに隠されたから亡霊は盲目になりさまようしかなかった、と。
開放された今、ライマニードは伝えたいことがある、と消えていく。

北サンドリアに戻ると、赤魔道士の怨霊が大聖堂の人々を襲っていた。
駆けつけるTrionと兵士たち。父の姿に駆け寄るクリルラ。
しかし怨霊とに乗り移られてしまう。


Trionに剣を向けるクリルラ。

緊迫した空気が流れる中、Trionは構える騎士団を制し、自ら丸腰でクリルラの説得を図る。
辛うじて剣を振らないようにもがくクリルラを後ろから斬り付ける怨霊。


怨霊は、父親ではなかった。その呪縛から解き放たれ、力なく座り込むクリルラ。

助けたのは、魔法を放ったRainemardだった。


Rainemard : 真の戦士とは、いかにきれいに負けるかを知らねばならん。お前にそのことを教えられなかったことだけが、気がかりだった。でも、お前は大きな代償を払って、すでにそれを学んでいたようだな、クリルラ。大きくなったな、本当に……。


Rainemard : 王子、どうか娘をよろしくお願いします……。
Trion : ……ウム。

Rainemard : クリルラ、そのお前の成長した姿を見て、私は安心したよ……。もうお前に会うことはないだろう。でもこれだけは覚えておいてくれ。お前は私の娘だ。そして私はいつもまでもお前の父であることを……。この懐中時計を返さねば、な。これからも私だと思って大切にしてくれ。
Rainemard : そろそろ行かねばならない。お前に会えて、よかった……。
Curilla : 父さん……!私も、いつまでも、父さんの娘……。


  Rainemardのこの世への未練とは、一人遺してしまった愛娘クリルラと、その騎士道だった。彼女が自力でたどり着いた「現在」に満足した父親。そして彼の愛情を再確認する娘。二人に本当の別れのときが訪れる。

ヒロインズ・コンバット
番外編のBCとして、参戦NPC達には独自のセリフが新たに作られている。

インビンシブル / シールドバッシュ / サークルブレード / ボーパルブレード / シェルIII / フラッシュ / プロテスIII

戦闘開始:我が神殿騎士団の名誉にかけて、いざ勝負!
中途参加:「鷲獅子は兎を狩るのにも全力を尽くす」とは、あの方の座右の銘……。その言葉を胸に、全力を以ってお相手しよう!
NPC勝利:あの時の試合に比べれば……この戦い、騎士団の朝練にも程遠い。
NPC敗北:……不覚!次に相まみえる時には、必ずや!

「我が鎧に達する刃なし!」(インビンシブル)
「咲き乱れよ、紅白の薔薇のように!」(連携時)
「我が間合いに入る者あらば、大地もろとも斬り裂くまで!」(サークルブレード)
「この剣撃を受けてなお、立ち上がれるか?」(ボーパルブレード)
「歯を食いしばれ、気合いを入れろ!」(シールドバッシュ)


最終更新:2008年03月27日 09:10