Yasmeel(詳細・ネタバレ編)


  • ヒューム♀、8a(茶髪)、通常配置無し
  • ツァヤ自警軍の出で、サラヒム傭兵士官学校に士官候補生として入学。
  • 鬼軍曹ロンジェルツから「委員長」と呼ばれる


昇格試験
昇格試験・少尉&中尉編で登場。サラヒム傭兵士官学校に士官候補生として入学。 詳しくはFalzum(詳細・ネタバレ編)、BCG演目での展開はSilver Kettle (詳細・ネタバレ編)Arcuhbah (詳細・ネタバレ編)を参照願いたい。

明るく気さくな印象で最初登場するヤスミール。ロンジェルツ軍曹に「秘密(下記参照)」を勘付かれるも、基本的に隠して皆を励ます優等生を演じる。実際資質もずば抜けていて冒険者と共に数々の教科をクリアしていく。

最初は冒険者とFalzumの励ましあいを見て感化されただけかもしれない。でも彼女も彼らを応援するうちに他の仕官候補生をも動かし、最終的には皆が団結し、友情を芽生えるまでに至る。


ツァヤ出身と年齢以外は最後まで明かされず、最後も本当かどうかはぐらかされてしまう。しかしこの仕官学校で過ごした時間、築いた絆は彼女にとっては偽りのない物。そして全員をまとめ卒業に導いたのも彼女の優しさが大きく影響されたのも事実である。卒業の際にもそれに触れられる。

Rongelouts : 次、ヤスミール!
Yasmeel : はい!
Rongelouts : 本校の卒業を認める。以下、同文。
Rongelouts : 貴様には特に言うことはない。が、その優しさ。時に戦場では仇となろう。気をつけろ。
Yasmeel : はい!ありがとうございます!

卒業後、白門の港で卒業生一同、上がる花火を眺めていた。この後、傭兵中尉としてヤスミールはオラジリア大陸に異動となるのが決定した。皆で集うのは最後かもしれない、花火のような一瞬。その際に彼女は彼女がここに訪れ傭兵をしていた理由をほのめかす。あまりの内容にそれ自体は冗談だとはぐらかすが、現在は新たな目標が出来たという。



Falzum : え? え?そんな、いきなりツァヤ語なんて!?あ……いや、聞き覚えが……実習の暗号だ!
Falzum : えーと……ワーミは……そう「わたし」だ。で、アーカは……「チャイ」?……ラキーノは……「好き」だったような……。
Falzum : ということは……「わたし……チャイ……好き」
Falzum : そっか、ヤスミールさんチャイが飲みたくなっちゃったんですね。もう、せっかちなんだからぁ~。
Falzum : そうだ!ねえ、これから、みんなでシャララトにチャイを飲みに行きましょうよ!

ヤスミールの暗号に察知し、遠慮する一同。そしてミスラ達に急かされて、シャラトト方面へ消えたヤスミールを追うFalzum


ちなみに彼女のの暗号の意味は、勿論……。

ヤスミールの実態

ツァヤ自警軍の出身と明かしてる彼女は本当の目的は別にある、と度々漏らしている。他に試験中にも、過酷な訓練をしてきた形跡等も見られる。ここでは他のヤスミールへの疑問と共に、彼女の本性について語る。


Rongeloutsは彼女が何かしら組織と関わっているのをほのめかす発言もする。

レッドローズの謎
中尉試験(仕官学校後期)の第一試験・キキルン当ての際にファルズンへのアドバイスで以下の会話がある:

Yasmeel : ねぇ、ファルズン。それは目で見てるでしょ。この試験では視覚に惑わされちゃダメなの。…そうだ、ファルズン!あたしの方を見て……。

ファルズンはヤスミールをじっと見つめた……!

Yasmeel : ううんそうじゃなくて、あたしを心で感じてみて……。どう?あたしの色が見えてこない?
Falzum : え?……え?色……色…………あっ……レッドローズ?みたいな色が……見えた……気が……。
Yasmeel : そう、それよ!その感覚で、傭兵さんたちを見てみて。キキルンはじっとしているのが苦手だからイライラして赤い色がにじんで見えるはずよ……。
Falzum : あ……ああ!見える……僕にもキキルンが見えるよ!

一見ほほえましい場面だが、ここでは「イライラして赤い色がにじんで見える」と明記されて、Falzumはヤスミールから赤い色が見えている。これはヤスミールがイライラしてるということなのだろうか。言動が元気いっぱいで積極的に聞こえるだけに逆に色々勘繰る場面ではないだろうか。

知っているファルズンの過去

緊迫したBCG実演の時、ヤスミールは自ら立候補して先鋒として出ると言い出す。この際に、Falzumを何故ボムと戦わせたくないのか、ポロリと言ってしまう。

Yasmeel :……いいえ。この勝負では、見かけはあてにならない。ここは、ルールを知っているあたしが先に行くわ。
Yasmeel : その代わり……ファルズンを総大将にしてあげて。
Yasmeel : ファルズン、あたし、知ってるの。あなたが子供の頃、家が火事になってしまって少し臆病な性格になってしまったこと……。
Yasmeel : だから、あなたがボムと対峙する必要なんてないわ。いいこと、みんな。全員で卒業しましょう!

Falzum本人は上記の発言に反応していないが、彼女が彼の過去とトラウマを知っている口調は見逃すには不自然かもしれない。

彼女が明かす真実から
最後に、卒業式の後の花火を全員で見上げながら、彼女は皆の前でこのように発言している:


Neosaliat : そういえば、ヤスミール。君はツァヤの自警軍にいたって言ってたね。そこから、スカウトされて辞めてきたのかい?
Yasmeel : ううん……正確には、ちょっと違う。
Yasmeel : あたしは、ある極秘任務を帯びてこの学校のキャッチにわざとスカウトされたの。
Falzum : 極秘任務?なんだか、格好いいですね!
Yasmeel : 格好よくなんかないわ。傭兵として名を挙げ、ある裏切り者の皇国将軍に近づき、折を見て暗殺しようとしてたんですもの。
Neosaliat : !!
Yasmeel : な~んてね。冗談よ、冗談!

ツァヤ出身の将軍と明記されているのは現段階では一名のみで、彼女の過去・関連事件等を考えると「裏切り者の皇国将軍」と言われてもおかしくない立場なのである。
更にヤスミール本人の戦闘能力、判断力等を総合してみても自警軍には収まらない力量とも思えるし、ツァヤ自由軍という組織も存在する。この一連を結びつけると、ヤスミールの本来の任務が見えてくるかもしれない。



最終更新:2008年05月10日 13:00