Areuhat(詳細・ネタバレ編)


  • エルヴァーン♀、独自フェイス、通常配置無し
  • 3/11/08 のアップデートで追加されたスカウトキャラクター。
  • 条件を満たすと自軍へゲストとして参加してもらえる可能性が上がる。


Areuhat :むふ……♪

  PC にも開放されているフェイスのNPC達は、/em によって多少表情の変化が見られる。基本的にミッション等で主軸のNPC以外はモーションで感情を表現し、フェイスの変化はあまりなかった印象がある。クエストの最後にアレヴァトが見せるこの笑顔は、とても珍しいといえる(某プリッシュよりもよく出来てr)。シーン自体の流れはさておき。


本来の竜の姿は、「神々しい」とも「禍々しい」とも言われる圧倒的なもの。ちなみに名前の発音は「オズマヌーク」。時には「邪龍」と言われる事もあるが、本人は竜の時の名前も含めて、畏怖を向けられるのは本位ではないようで、敬意を示さない人間には容赦しない。

竜神と噂される謎の女性

  古風な口調で、浮世離れした、異国の装束をまとった不思議な雰囲気の少女。そしてクリスタル大戦中に幾度と無く目撃されたとされるグロウベルグの黒い竜の姿。この「アレヴァト」こそがヴァナ・ディールで語り継がれる「竜神」である、と登場時から評判だった。
  また出典元となるアルメニアの伝承が日本ではあまり知られていない為、ゲーム内での「アレヴァト」と「オズマヌーク」は独自にアレンジしたものになっているようだ。
  もともとは人間に興味を抱いており、人の姿を取り里に降りて来るとされていた彼女(?)は、薬等の供物を献上するとその敬意を受け取り味方として力を貸してくれるときもあると言う。そしてひとたび戦場にその姿を現すと本来の竜の姿になり敵を薙ぎ倒していく。


初登場から、その独特なグラフィックから人気が一気に高まった「竜神様」。

カンパニエ要員としての台詞集
無所属時1:そこな人間よ。天晴じゃぞ。その調子で、この聖山より汚らわしきケダモノどもを駆逐するのじゃ。
無所属時2:……ん 少し、疲れただけじゃ。余に構うでない……。

薬トレード1:人間が龍を崇めのうなって久しいが、汝は違うようじゃ。龍の眷属に敬意を払う者を、余らも無下にはすまいぞ……。
薬トレード2:なんじゃ、これは? ……「薬」とかいうモノか? 人間にしては殊勝な心がけよ。もろうておこう。
クエスト終了後・某アイテムトレード:ヨロイ蟲ではないか!むふ……この地もまだまだ捨てたものではないようじゃ。もろうておこう。まこと愛いやつじゃ。<PC Name>よ、汝がなおもその篤信を示すなら、余も全霊で応えようぞ……

三国待機中:これが「街」というものか。人間とは、ずいぶん騒がしき所にひしめき合う住んどるものじゃな。

拠点待機中:人間よ。真龍が力その目にしかと焼き付けるがよいぞ。
戦闘・真の力開放:どれ……汝らに余が真の姿、見せてやろうかのう。

異国から来た竜の神様の伝説

  クリスタル大戦時、その姿をグロウベルグで目撃したという兵達が後を立たなかった為に、サンドリアの書生Nichaisがその伝説を改めて研究している所からクエスト「美女と野獣」が始まる。


  竜神について記している文献によると、もともとは近東に住まう、年経りた龍だった。その禍々しい姿から人間達はいつしかその竜神を「オズマヌーク」と呼び、畏怖と崇拝の対象としていた。しかし実際に竜神は人に強い興味を抱いており、時々人の姿に化け、人里に現れていたという。特に、高雅なエルヴァーンの乙女の姿になり、里の様子を見聞することを好んでいた。


  畏怖の対象として付けられた「オズマヌーク」の呼び名を好まなかったようで、自ら信徒たちに「アレヴァト」と呼ぶように指示していたという。しかし、成り行きは定かではないがこの「アレヴァト」は祖国から旅立ち、クォン大陸へと飛来してきた。そして、降り立ったのが現在でいう「グロウベルグ」にあたる山岳地帯だったという。


  そこで、グロウベルグに所領を構えていたサンドリアの武人・アンドゥリオンと出会ったアレヴァト。彼は即座に、この少女が「人ならざる者」であると感じ、その気高き御姿に敬意を表した。そしてアレヴァトは、その義の魂に心打たれ、アンドゥリオンとその末裔を守護するという盟約を交わすことになった。


  守護龍となったアレヴァトに武人の一族は、彼女のねぐらとなったグロウベルグの清浄を保つ誓いを立て、彼女が大変好んだ「ある品」を日々の供物として謙譲し、その忠誠心を示し続けた。それに応えるべくアレヴァトもこの地に留まり、武人の一族と、彼女を崇拝するようになった現地の村の者達を守護し続け、ヴァナ・ディールに伝承と言う形でその存在が語り継がれるようになった。
  しかしヴァナ・ディールは常に戦に彩られた世界でもあり、領主アンドゥリオンの死後、その権力は薄れ、次第に現地の信仰者もその恩恵を忘れていくことになる。アレヴァトもまた、その姿を人前に示す事も少なくなっていったようだ。


  そして時は流れクリスタル大戦。元々この地域はバストゥークとサンドリアの領土の境界線の近辺であり、砦としても重要な位置づけとなっていた。現在は人と獣人の激しい戦争で、この穏やかな山間の大地も血で彩られていくようになる。
  そんな最中、このグロウベルグでは、古の伝承に詳しい、異国の装束を身に纏い、美しいプラチナの髪をした少女が目撃されるようになり、その知識に興味を抱いた学者達も訪れるようになったといわれている。同様に、戦場では空を悠然と舞う黒い竜が度々目撃され、その姿はかつて伝説で語られていた「竜神」を髣髴させるものとしてアルタナ連合軍の兵士達の間で噂になっていた。

最終更新:2008年09月26日 18:26