Nogelle (詳細・ネタバレ編)


  • エルヴァーン♀、2b(黒髪)、サンドリア港G-7
  • サンドリア港の酒場で働く女性。


看板娘としてお店で働くガッツ溢れる女性。

  元々は漁師だったオーナー&シェフThierride が営む酒場「錆びた錨亭」で元気に働いている彼女は、積極的に食材の仕入れ(クエスト)やテイクアウト販売(プレイヤー対象のアイテム売買)、注文の受け取りまで受け持つ。彼女の人当たりの良さが評判となっているようで、食材の仕入れ状況により売り切れも多い店ではあるが客足は途絶えない。

20年前に恋した味(「アルタナの神兵」)

  クエスト「漁師の錨」にて、冒険者は元漁師のThierrideの悩みを聞くことになる。元々は漁師である彼だが、戦争が始まり、漁に出るわけにもいかない。そこで人々の健康の為に、豆に目をつけた彼は、おいしく食べて兵士達にも元気をつけてもらいたいと語る。そのためにも「人をグイッと惹きつける味になるような調味料」を求める彼に、冒険者が現代からルフェ湖の塩を持ってくると、その輝きに感動をしたThierrideは早速豆の料理に取り掛かる。
  ルフェ湖の塩を使った豆のスープの香りに誘われてやってきたのは二人の子供。Thierrideの口調だと、何か料理をするたびに「嗅ぎ付けて」味見をさせてほしいとせがむらしい。

Nogelle : なになに、このイイ香り~。
Antreneau : なんだかいつもと違うとてもイイ香りがするよ?


右の少女がノジェルである。

Nogelle : んー、もうガマンできない。食べてもいい?

  子供達の反応に喜び、「アツイから気をつけろ」と言いながら豆のスープを振舞うThierride



  子供達の反応に自信をつけた彼は、冒険者に「持ってきた調味料の正体」を教えてもらい、その支給法を軍と相談した。その味も好評だったようで、支給の条件に「軍の兵士達にぜひ食べさせてやってくれ」と言われたようだ。漁師に戻るか食堂を開くか、将来はともかく、とにかく現在では兵士達の健康と喜ぶ顔の為にも、マメ料理をがんばって作りたいと張り切るのだった。
  この男性Thierrideこそが現在のサンドリア港で営まれている酒場『錆びた錨』亭の主人であり、少女は後に彼の元で働く事になるノジェルである。ちなみに少年のほうは「マメ料理は飽きた」とぼやく肉料理大好きな常連Antreneauである。この三人は、実は20年の付き合いである事が分かる。
  なお、幼少時代のノジェルがマメ料理を食べたときの感想「まるでビ-ンのおいしさが爆発してるみたい」というのは、現代の彼女が客にマメ料理を薦める時にも使っているキャッチフレーズになっている。そして今もこのマメ料理をスペシャル・メニューとしておすすめする彼女にとっては思い出の味であり、将来を決めた味ともいえる。20年の試作段階を味見した彼女、この料理の一番のファンであり、虜なのかもしれない。


ここから長い付き合いになるとは、誰も思ってなかったかもしれない。


最終更新:2008年03月19日 17:32