Ryaaf(詳細・ネタバレ編)


  • ヒューム♂、4A(茶髪)、通常配置無し
  • 家族構成:父(皇国軍人)、姉(Najelith)、母死去
  • 風蛇将(Najelith)の弟で二等兵。
  • 「いのししライアーフ」の呼び名(というより蔑称)を持つ。


  アサルトで救出作戦が出るという異例なキャラクターといえる兵士・ライアーフ。その姉は現在ではアルザビを日夜その身をもって守り続ける五蛇将の一人だった。仲が良いと評判の姉弟だが、過去にはやはり色々あったようだ。

いのししのライアーフ(クエスト「風纏う弓」)

  姉・Najelithの過去を描いたクエストが元であるが、中枢には弟ライアーフとの関係がある。ここにはライアーフの動向のみを記す。

  防衛隊一のトラブルメーカー「いのししライアーフ」と呼ばれ、特に女子隊員に反感を買っているのか、うわさに頻繁に上る。それでも軍人の父を持ち、天才といわれる姉の影を常に感じながらも彼はがんばっていた、のかもしれない。そんなある日、肩を負傷した姉Najelithが同じ任地である皇都に赴任してきた。
  Najelithは大喜びの様子だった。幼い時に母を失った姉弟、Najelithは母親の代わりに弟を育ててきた。その弟・ライアーフと今共に働ける。弟の話を思い出し、誕生日にと彼がほしがっていた帽子を作ろうと張り切っていた。しかしライアーフにとっては優秀な姉が側にいる、というのは比較対象にされる、ということでもあった。姉に反発するかのように「これ以上かまうな」と言い放つ。
  そんな時、情報屋から有力な情報を得た。アルザビを頻繁に襲うトロール軍が使う秘密の抜け道だった。早く認めて貰いたい…そんな思いからかライアーフはこの情報に食らいつく。単身、抜け道に潜伏してトロール軍を襲い、名声を得ようと計画した。
  しかしこの計画には大きな誤算があった。ライアーフが潜伏して襲ったトロール軍、それはトロールの中でも過激派として知られた「金色のゾーホーズー」の、アルザビを奇襲する精鋭部隊だった。突然の蹴撃に怒り狂うゾーホーズーとトロール軍。ライアーフ1人ではとても相手に出来る状況ではなく、逃げ惑うしかなかった。時を同じく、Najelithもまたワジャームの森に紛れてゾーホーズーを狙撃する為に潜伏しているとも知らずに。ライアーフは、結局そのまま敵を誘導する形で皇都アルザビまで逃げ帰ってしまい、結果街を戦場にしてしまった。
  自らの、そして姉の任務まで失敗させ、街の民に被害を出す結果になってしまった。噂の対象は、作戦を失敗した姉Najelithになっていた。ライアーフは必死で姉に弁解した。しかしNajelithはただじっとそれを聞き、彼の頬を叩いた。


  そして、彼女はある決意を胸に上申書を提出した。これだけの事態である、当然ライアーフ自身も、皇軍に尋問された。ライアーフは全てを正直に話していた。そして、この報告が姉Najelithの処罰に強く影響するのだった。後に姉は五蛇将となる。

Saving Private Ryaaf (アサルト「ライアーフ捜索作戦」)

  ペリキア/ドゥブッカ島監視哨で行われる上等傭兵アサルト。内容は

  海猫党の隠れ家を探していた、我が軍の調査隊との交信が途絶えた。アサルト要員は現地をくまなく捜索し、調査隊の消息を追え。特に隊員のひとりライアーフは、風蛇将の弟、唯一の肉親である。発見に努めよ。

  と、いうものである。内容は、作戦領域の各所にいる3人のNPCを解放することが目的。なおその3人の中に作戦名にもなっているRyaafもいるわけだが、最初にRyaafを解放しても残り2人も開放しないとクリアにはならない。そして、NPC配置の可能性は5ヵ所ある、つまり3人のNPCの場合は当たりであり、ハズレの場合はフォモルが襲い掛かってくる。この3人を全員救出するとクリアになる。
  クエスト「風纏う弓」でのライアーフの実態を考慮すると、おそらくは彼が原因で捕まったのだろうが、クリア時の彼の台詞から、姉とは和解してるのが分かる。なお、ライアーフは当時も今も二等兵との事。(しかもこれは上等傭兵用アサルトなので、プレイヤーにも階級を抜かれている)



それでも現在はこんな子。

最終更新:2008年10月22日 17:15